ぷら

書きたくなったら書く。

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最近の記事

それぞれに、なんとか

親しい友人は希死念慮をもつことがよくあるそう。私はないなあ、と言ったら驚いている。 わたしは孤独感や不安感をよく感じるが彼女はないと言うので、へぇそうなのね〜と相槌をうつ。 ここ1、2年はストレスを感じると耳が遠くなるので、話しづらくて困っている。 彼女の通っている診療内科を教えてもらったので、その気になったら行ってみようかと思います。来月から週7日働くつもりの人が心療内科なんて行っていいものかとも思うが、心がぎゅうっと苦しくなーんにも楽しくなくなることがあるもんだから、こ

    • 「いま」を半永久的に保存すること

      『森、道、市場』の1日券、日曜の。今朝、そろそろチケット取らんとなーと思い、通勤の道中でスマホをさわる。ほんのちょっと前の公式SNSのお知らせで、「定数に達し〜販売を終了」の文字。それは想定外だわよ。けっこう、というか、かなりショック。なんとかどうにか、当日までにチケット手に入れるつもりではあるけれど、「もうない」と言われると、気づいていなかった価値に気づいてしまうわけ。 仕事中も、少しの暇をここぞとばかりに活用し、検索•検索•検索。今年は、完売が例年に比べても早かった模様。

      • 早朝、エアコン(ドライ)の部屋で雨をかんじる

        感じたことを言語化(文章化)するのは得意な方です。自分という器のなかから心の機微を掬い出し、自分の持つ語彙のなかから、丁寧にことばを選りすぐって、「すとん」と自分の中に入ってくるものを探しだす。 しかし、ひとつひとつの語彙に抱くイメージや感覚は、厳密にはひとりひとり違うわけで。自分がやっとこさ探しだした「すとん」は、厳密であればあるほど他者には伝わりにくいのかもしれない…などと考える。 ぐるぐるまわる、午前5時。 よく眠れずに、カーテン越しの窓の外は、いつの間にかうっすらと明

        • 「型にはまらない」を多用しすぎてその本質をとりそこなっていた。「型にはまらない」をできていると思い上がっていたわたしは、無意識に型にはまらなければと意識していた自分に気付けずに、自分で自分の首を絞めていたんだね。ちょっと変わっているけどまわりに溶け込めてるわたし、でいたかった。

        それぞれに、なんとか

        • 「いま」を半永久的に保存すること

        • 早朝、エアコン(ドライ)の部屋で雨をかんじる

        • 「型にはまらない」を多用しすぎてその本質をとりそこなっていた。「型にはまらない」をできていると思い上がっていたわたしは、無意識に型にはまらなければと意識していた自分に気付けずに、自分で自分の首を絞めていたんだね。ちょっと変わっているけどまわりに溶け込めてるわたし、でいたかった。

          冷たいシャワーをあびたり、温かい毛布にくるまれたり

          新しい学校に入った。 みんな輝いていてみんな可愛かった。 みんなわたしより明るい世界にいるように見るのは、隣の芝は青い、という現象かしら? 勉強を頑張って、良い点数を取ることで いい気分になろうとしていた。 それで満足できる人間ではないことを見落としていたんだね。 わたしは貪欲で、単純でいて複雑で、 だからこそ美しい人間 半年たつと人柄がみえてくる。 表っ面とは違うところがわかってくる。 少し近づいたようで、まだ分からない。 ひとりが楽だと思う日もある。 じぶんの上面(う

          冷たいシャワーをあびたり、温かい毛布にくるまれたり

          さいごは

          少し高いカーディガン着てバスに揺られている。お洒落でかわいい彼女だ、と出かけ際に彼に言われた。マイナーだけれど知る人ぞ知る音楽を聴いている。この間初めてライブをみて、言葉通りぶっとんだ。聴きながら、というよりバックサウンドとして流しながら読みかけの文庫本を開いている。バスに揺られている。ネパールカレーを食べに行く。 歳をとって死が近くなって色々なことがどうでもよくなるときがくるのではないか、とそんな気がしないでもない。世間の出来事とか世論とか、そんなものとは無縁に自分の時間だ

          さいごは

          自分の無能と向き合うのが嫌なので書こうと思えない!

          自分の無能と向き合うのが嫌なので書こうと思えない!

          人間やるのむずかしいね

          昨日は大切な友人と会いました。もともとカラオケに行こうと言っていたのでカラオケ2軒はしごして(フリータイムいっぱいだったので3時間ずつとった)持ち込み可のとこだったので昼から缶チューハイ飲みながら歌っていた。1軒目はいい感じに酔っぱらって、もともとあまり喋らない2人だけれどそこそこ盛り上がって、私が2ヶ月前に迎えていた誕生日のプレゼントをサプライズでもらった。誕生日プレゼントをあげ合うくらいに仲が良くて、でも私って今年の彼女の誕生日に何あげたっけ?と、考えても思い出せない。そ

          人間やるのむずかしいね

          彼らと、彼女のこと

          なにが本物か、なんて考えてても答えは出なかった。彼らが教えてくれた本物の大切さが今夜、やっと分かって、私は彼らを大切にしなければとおもう。素直に生きようとしている人、すぐそこに在る出逢いが奇跡だった。そんなこと書く人を信用しきれなかった。それでも私は今ここに在る出逢いを奇跡のように想い、大切にしたいと思えた。そんな私を信用したい。そんな私を褒めちぎりたい。あなたは皆んなから大切にされているよ。自分を許せない彼女の涙は私を泣かせて、彼女を肯定する私を私は汚い人間だと思った。けど

          彼らと、彼女のこと

          出会ってくれてありがとう、ありがとう。 それが口癖のバンドメンバーの誕生日。その人の為だけのバースデイソングをドラマーがつくってきてくれたのでサプライズでみんなで演奏する。いい詩なんだよ、泣いちゃいそうだよ。君はとっても愛されているよ。

          出会ってくれてありがとう、ありがとう。 それが口癖のバンドメンバーの誕生日。その人の為だけのバースデイソングをドラマーがつくってきてくれたのでサプライズでみんなで演奏する。いい詩なんだよ、泣いちゃいそうだよ。君はとっても愛されているよ。

          ひとり帰路についた夕方に。

          二人暮らしがひとり暮らしになった。彼が社宅に引っ越したのだ。寂しいかと言われれば寂しいし、以前の方がよかったかと問われるとそうとも言い切れない。ひとりにはひとりのよさがある。家具を新しくした。ベッドと本棚、机とソファ。本はそんなに読む方ではないけれど、段ボール箱に詰め込まれていたそれらを在るべき場所に並べて見るとなんだか満たされたような気持ちになった。 □ 帰路、電車にゆられる。大人になってから三半規管が弱くなった。それとは別に、実家を出るときから物理的に気持ちが悪かった

          ひとり帰路についた夕方に。

          雨の日に人の少ないバスに乗るのは心地の良いものです。タイヤが濡れた道路を走る音がすきです。窓に無数の雨粒があったりそれらが窓をつたってゆくのがすきです。そんな車内でイヤホンをつけて好きなバンドを聴くのもいい。誰もわたしに関心がない場所でわたしの時間をつくれることが心地良いです。

          雨の日に人の少ないバスに乗るのは心地の良いものです。タイヤが濡れた道路を走る音がすきです。窓に無数の雨粒があったりそれらが窓をつたってゆくのがすきです。そんな車内でイヤホンをつけて好きなバンドを聴くのもいい。誰もわたしに関心がない場所でわたしの時間をつくれることが心地良いです。

          生きてることに意味なんてないから、生きることについて別の捉え方を探すの

          生きてることに意味なんてないから、生きることについて別の捉え方を探すの

          ビールと檸檬サワーと昔の話

          父親とケンカしたのは1年前のことだ。私は一人暮らしをしているのでもともとお盆と正月しか親に会っていなかったのだが、ケンカしてから余計に実家に帰らなくなっていた。今年の正月は初めて家族以外の人と過ごし、3月になって妹に「そろそろ帰ってあげないと‥」と言われてしまった。だから、いよいよ帰らなければということで重い腰を上げて先日実家に帰省してきたのだ。 ◀︎ 私が小さな頃の父は頭の柔らかい人だった。子供の遊びに対してもっと面白く遊べるアイデアを提案してきたり、体操教室のボールつ

          ビールと檸檬サワーと昔の話

          ローファイ・ヒップホップ

          どうしても寂しい夜は引き出しの奥にしまってあるiQOSに手を伸ばしてしまう。それが煙草ではなくiQOSだというところが、丁寧な生活に憧れる粗雑な人間の悪足掻きのようで見苦しい。月が細い。空気が冷たく影が暗い。今日は一日中誰からも見放されているような気がしていて、だから私は駄目なんだと何処からか声がする。自分一人で自分を満足させられる人間になってみろよ、と。そんなのはどうしたって無理だろう、人間一人じゃ生きられないって今までそこらかしこで言われてきたじゃあないか。そういうことじ

          ローファイ・ヒップホップ

          死にたい朝もある

          悪い夢をみたというだけで朝起きた時からずっしり重たい気持ちで、まるで鉛の中を歩いている気分。夢のなかみは思い出せない。遅刻せずに済むぎりぎりの時間まで布団で愚図愚図させていた身体をだましだまし、洗面台までゆらりゆらりと向かう。起き抜けの間抜けで汚い自分の顔など見てもどうしようもないものだから鏡は見たくはないのだけれど、支度をしなければならないから毎朝のごとく鏡を前に顔を洗い、抜けた髪の毛の絡まった安いブラシで髪を梳かし、申し分程度に化粧をする。悪い夢でさえこんな気分にさせてく

          死にたい朝もある