人間やるのむずかしいね
昨日は大切な友人と会いました。もともとカラオケに行こうと言っていたのでカラオケ2軒はしごして(フリータイムいっぱいだったので3時間ずつとった)持ち込み可のとこだったので昼から缶チューハイ飲みながら歌っていた。1軒目はいい感じに酔っぱらって、もともとあまり喋らない2人だけれどそこそこ盛り上がって、私が2ヶ月前に迎えていた誕生日のプレゼントをサプライズでもらった。誕生日プレゼントをあげ合うくらいに仲が良くて、でも私って今年の彼女の誕生日に何あげたっけ?と、考えても思い出せない。それとは別に、彼女がくれたのは前回二人で会った時に私が可愛いと言っていたぬいぐるみ猫ちゃん型の巾着だったので単純にとっても嬉しかった。めちゃくちゃ喜んで、ありがとうねえ!と言って、それで、いい調子になって「2軒目行くかあ」ってなって、2人で飲みかけの缶チューハイ片手にすぐ近くの別のカラオケに行ったのだけれど、私はなんだか酔いが回りすぎたのかすんごく眠たくなってしまう。ほかにも人がいればいいのだけれど、人と二人でいるときに眠くなってしまうのはあまり良くないことですね。さっきまでのテンションはどこへやら、歌うのもなんだか疲れてしまってハリのない声で惰性で歌っているようなかんじになってしまう。相手は気を遣ってかそうでないのか「疲れちゃったねえ」といつものふわふわした声でえへへと笑って、私も「そうねえ、いっぱい歌ったねえ」とへへへと笑う。こうなってくるともうだめで、お酒の力を借りて調子を上げているのにお酒のおかげで調子が狂ってしまったら、もうもうどうしようもないのです。
カラオケを出て少し買い物をして、でもなんだか終始気まずくってしょうがない。頭はアルコールでぼーっとするし、一緒にいるのに相手の考えていることが分からなくってどうして二人で会っているのか。二人で話したいことは沢山あった気がするのにどうにもこうにも切り出せず、よし、と思って話を切り出しても会話はすぐにしゅんと終わってしまう。それは私だけなのか、彼女も同じように思っているのか、帰りたがっているのか楽しんでいるのか、もうなんにも分からなくなって、そんな私も嫌になって、夜ご飯に行った回転寿司を20分くらいで出てきて彼女がもう帰らなきゃと言うので駅まで一緒に歩いていき見送った。
なんだかとっても悲しい気持ちで涙がすぐそこまでじわじわきているのを感じながら駅の前で腕をさする。急に冬の気配がすぐそこまでやってきたの、今年の寒い匂いはなんだか寂しくなるからあまり好きではありません。そのあと彼氏に車で迎えに来て貰ったのだけれど、車の中でもこころがひゅーと苦しくて涙がぽろぽろと溢れて溢れて。もう今日のことも彼の車に乗ってることも仕事のこともバンドのことこれから先の私の人生も私自身のこともすべてのことがなにもかも嫌になって嫌になって嫌になって。心がどうしようもなくなって嗚咽して泣いた。車が事故に遭って私なんて死ねばいいと思ったけどいざ事故に遭ったら生きたいと思うのかもしれないと思ってそれも心底嫌になった。
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それで今。仕事から帰ってベースを弾いて、YouTubeに好きなバンドのライブ映像がアップされて、なんだかなんでもやれる気持ちになって気づけばnoteを書いている。貯金もしたい、専門学校にも行きたい、脱毛もして筋トレもやりたいなあ、なんて。笑っちゃうぜほんとに、人間ってくだらなくって悲しくなる。でも、とりあえず今日は明日まで生きれそうだから生き延びます。どうしようもなくどうしようもない醜い私を晒すことで一時の私を救いたい、という思いで書きました。と言いつつ、ほんとはもっともっと醜い私を極めて薄めて晒しただけの結局のところ他人を気にする自己中心的な記録と人生。
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