ぷかぷか

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君のかお

君のかお、思い出す。 とっても優しい、その瞳。 きっといろんなものを見てきたんだね。 君の声、私のどこに届いているのか、わからなくなってしまうね。 悲しいかな、…

ぷかぷか
1年前
5

lean on...

寄りかかって、私は重力に勝てなくなったのかな。 愚痴ばっか、つまらない。 私は自分がないなって思うことがよくある でも、自分があっていいね、って言われることもよ…

ぷかぷか
1年前
1

こころが、うごく。

こころが動くってなんだろう。 私がここに文字を並べる時、私がどこにいるかわからない。 ことばは私の中から出てきたはずなのに 私は君を見たことがない。 会いたくて…

ぷかぷか
1年前
2

とおくてちかい

とおくにいるってどういう感覚だろう 考えるだけで目の前がぼやけてくる 体育の時間、ぼやーっと、視界がわからなくなる 遠い人が近くに見えたり、近い人が遠くに見えた…

ぷかぷか
1年前
3

どろどろほねっこ

ほねってとても綺麗なのに、無機質なはずなのにあったかい。 ほねって感じだと骨っぽいのに、ひらがなだとほねっぽい。 硬い骨と、柔らかく曲線のあるほね。 隈研吾の建…

ぷかぷか
1年前

好きじゃないけど、

好きじゃないけどそこにいる 気づいたらいつもそこにいる いなくなろうとする時も 変わらず話せばそこにいる なんでかな なんでだろう 不思議だな 不思議だね 相互…

ぷかぷか
1年前
5

からからころりん

殻にこもって、からからころりん そとの世界はきれいだよって、誰かが言ってた そとの世界にいるあの人は、寂しそうな顔をしている そんなことわかってる。でも、じゃあ…

ぷかぷか
1年前
2

君と僕の音

僕からこんな言葉が出てくるなんて 君に出会うまでの僕は知らなかった この声は本当に私の声? 私はいつだってこんな音を出して鳴かない 「からん ころん」 僕のどこ…

ぷかぷか
1年前
1

これを恋と呼ぶのなら

刹那なる愛を恋と呼ぶなら、 これは恋なんだと思う。 赤い花がたくさんあるように、愛もいろんな形があるね。 愛なんて言葉で片づけないでと言うのなら、 私は花言葉を…

ぷかぷか
1年前

お母さんの献立

懐かしいあの味 君はもうあの味を作らなくなったの 大好きな優しい味 君はあの味を作ってた日々を忘れてしまったのかな 大好きな、あの文章 ずっと食べてないけど、忘…

ぷかぷか
1年前
2

ロボット戦争

誰かがまた言ってたよ ロボットと僕らは戦う時が来るんだって 嘘だよね、ロボットを生み出したのは僕達だよ お母さんに殺される子どもの話が始まるの? 自分が何者かわ…

ぷかぷか
1年前

くれくれなみだ

想像してしまう悲しさ あれはなんだろう いつそんなものを知ったのだろう なぜ人は想像するのだろう 想像する理由がないのなら、これをどう受け入れればいいのか、その…

ぷかぷか
1年前
1

ここにいる理由

なぜここに場があるのか、そんな問いかけを持つ人がいた。 その場に誰が集まって、どうなっていくか。 旅人はそんなことを僕に問いかけた。 僕は答えた。 「そんなこと…

ぷかぷか
1年前

にょきにょき菌糸

伸びすぎちゃった菌糸 あーあ、ここまでくる気持ちじゃなかったのにな 微生物には環境が大切。自分じゃ何も動けない。 そんなことがわかるような、あったかい場所 あっ…

ぷかぷか
1年前
1

卒業文集

私の言葉はここからできたのかもしれない 読書感想文、卒業文集 初めての長い文章を書く機会 私の卒業文章は、主人公のあくびから始まる 「ふぁぁ、、、おはよー、、」…

ぷかぷか
1年前
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まどろむうたたね

好きな人のことを考えた まどろむあのこの世界と夢の中の間の世界 どっちでもないここは、せかいでもない、なにもない 君を想う私が在るだけ 寂しいけど、ここには君も…

ぷかぷか
1年前
君のかお

君のかお

君のかお、思い出す。

とっても優しい、その瞳。

きっといろんなものを見てきたんだね。

君の声、私のどこに届いているのか、わからなくなってしまうね。

悲しいかな、憂いてもしょうがないけど、

時間をかけて作られるものは、嘘がつけない。

表情も、筋肉も、言葉も、神経も。

物語はタブーや文脈から生まれるかもしれない。

嘘がない、物理的なもののはずなのに、

表情が表すのは僕らの日常。

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lean on...

lean on...

寄りかかって、私は重力に勝てなくなったのかな。

愚痴ばっか、つまらない。

私は自分がないなって思うことがよくある

でも、自分があっていいね、って言われることもよくある

人生なんて、どうだっていいなとか、思ってるところもあるし

かがみの孤城に出てくる、スバル君の気持ち、痛いほどわかるんだ。

いろんなことが同時に起きて、もうどうしようもない気持ちになって、押しつぶされて

でも、そんなの全

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こころが、うごく。

こころが、うごく。

こころが動くってなんだろう。

私がここに文字を並べる時、私がどこにいるかわからない。

ことばは私の中から出てきたはずなのに

私は君を見たことがない。

会いたくても会えない

でも、時々ひょっこり現れる。

今日は会えたね、どこにいたの?

楽しそうだね、かわいいね。

君はどこから生まれたの?

とおくてちかい

とおくてちかい

とおくにいるってどういう感覚だろう

考えるだけで目の前がぼやけてくる

体育の時間、ぼやーっと、視界がわからなくなる

遠い人が近くに見えたり、近い人が遠くに見えたりする。

家庭教師をしていた時に、教え子が同じことが起きてると教えてくれた。

どうやら、これは私たちだけに起きている、特別なことみたいだ。

そんなことがいつも起こる

近いとか、遠いとか、距離なんてものは実は存在しないのかもしれ

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どろどろほねっこ

どろどろほねっこ

ほねってとても綺麗なのに、無機質なはずなのにあったかい。

ほねって感じだと骨っぽいのに、ひらがなだとほねっぽい。

硬い骨と、柔らかく曲線のあるほね。

隈研吾の建築がもつ柔らかさみたいなものを感じてしまう。

そうこうしてると、ほねのことが知りたくなる。

あぁ、なんて素敵なんだろう、ってなってしまう。

でもね、そんなきれいなほねを知るためには、どろどろしたところを通らないと行けないの。

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好きじゃないけど、

好きじゃないけど、

好きじゃないけどそこにいる

気づいたらいつもそこにいる

いなくなろうとする時も

変わらず話せばそこにいる

なんでかな

なんでだろう

不思議だな

不思議だね

相互に何かがある健康的な関係もいいけど

ただ君がいて僕がいるだけのこの場所も素敵だね

健康でも、不健康でもない。

好きじゃないけど、嫌いじゃない。

ただ、ここにいるだけ。

それだけで、

ときどき、目が合うんだ。

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からからころりん

からからころりん

殻にこもって、からからころりん

そとの世界はきれいだよって、誰かが言ってた

そとの世界にいるあの人は、寂しそうな顔をしている

そんなことわかってる。でも、じゃあなんで、

今そんなことを言うの?

私にはできない、できないよ。

理不尽な感情だとか、そんなのわかってるよ。

でも、そんな大人にはなれないんだ。

あったかい、この殻の中。

からから、聞こえる

からからしてたら、そのままあの

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君と僕の音

君と僕の音

僕からこんな言葉が出てくるなんて

君に出会うまでの僕は知らなかった

この声は本当に私の声?

私はいつだってこんな音を出して鳴かない

「からん ころん」

僕のどこにこんなものが入っていたのだろう

「ちりん ぱりん」

私はいつから君の声を聞いていたのだろう

かぷん ぽららん

この声は 僕の / 私の 中にいた、

君?

これを恋と呼ぶのなら

これを恋と呼ぶのなら

刹那なる愛を恋と呼ぶなら、

これは恋なんだと思う。

赤い花がたくさんあるように、愛もいろんな形があるね。

愛なんて言葉で片づけないでと言うのなら、

私は花言葉を添えて、いつでも君に届けるよ。

私のこころはシュークリームの生地みたい

トーストで焼かれて焦がされていく。

白い泡は、さとうの色に惑わされながら、

七色に光っている。

ほんとは真っ赤な想いを、赤から作った7色で彩ろう。

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お母さんの献立

お母さんの献立

懐かしいあの味

君はもうあの味を作らなくなったの

大好きな優しい味

君はあの味を作ってた日々を忘れてしまったのかな

大好きな、あの文章

ずっと食べてないけど、忘れない

「これじゃない、あの味」

どうして君はあの作品を作らなくなってしまったの

また食べたい、舌に残る、香り

ロボット戦争

ロボット戦争

誰かがまた言ってたよ

ロボットと僕らは戦う時が来るんだって

嘘だよね、ロボットを生み出したのは僕達だよ

お母さんに殺される子どもの話が始まるの?

自分が何者かわからなくて、子どもがそれを明らかにするのが怖いのかな

人間らしくて、人間くさいね

感情があるから物語ができるんだよ

僕にも心をちょうだい

そんな絵本がありそうだ

クリスマス、サンタさん、お願い、そんな絵本をちょうだい

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くれくれなみだ

くれくれなみだ

想像してしまう悲しさ

あれはなんだろう

いつそんなものを知ったのだろう

なぜ人は想像するのだろう

想像する理由がないのなら、これをどう受け入れればいいのか、そのまま受け入れればいいのか

わからない

くれくれモードになってないかな

カオナシがとれとれっていうのをとっちゃうのかな

でもそんなものには惑わされない自分もいる

獲得したものへの損失は大きく感じてしまう

そんなのわかってる

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ここにいる理由

ここにいる理由

なぜここに場があるのか、そんな問いかけを持つ人がいた。

その場に誰が集まって、どうなっていくか。

旅人はそんなことを僕に問いかけた。

僕は答えた。

「そんなことはいいんだよ、君がどう感じたかだよ。」

無責任な言葉、だけど、真実でもあった。

何かを知ろうとすることと、僕がここにあることは全く別のことだった。

一緒に暮らしたい人と人生を共に過ごしたい。

君は誰と時間を、空間を暮らしたい

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にょきにょき菌糸

にょきにょき菌糸

伸びすぎちゃった菌糸

あーあ、ここまでくる気持ちじゃなかったのにな

微生物には環境が大切。自分じゃ何も動けない。

そんなことがわかるような、あったかい場所

あったかくないと何も育たないね

ぬるい、ぬるま湯ってなんだろう

なんであの温度を私たちはぬるいと感じるんだろう

やわらかさと同じくらい、不思議な感じ

お母さんのお腹の中はやわらかさとぬるさからできているのかな

ぬるま湯の中で、

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卒業文集

卒業文集

私の言葉はここからできたのかもしれない

読書感想文、卒業文集

初めての長い文章を書く機会

私の卒業文章は、主人公のあくびから始まる

「ふぁぁ、、、おはよー、、」

主人公がそのまま出勤先の幼稚園に行く

この投げかけはどうやって始まるんだろう

もしかしたら、人々の一言一言には物語があるのかもしれない

ここに書くのは私の卒業文集なのかも

みんな、単位くれるかな

「みんなの顔が見える、

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まどろむうたたね

まどろむうたたね

好きな人のことを考えた

まどろむあのこの世界と夢の中の間の世界

どっちでもないここは、せかいでもない、なにもない

君を想う私が在るだけ

寂しいけど、ここには君もいない

そんなことわからないままただよう

ゆらゆらうとうと

私があるだけ

好きだよ、っておもうたび、

最後の言葉がどこに行ったかわからない

ゆらゆらうたたた

まどろむ君の顔

うとうとまどろみ

君の笑顔があったかい