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#家族
「幸せだけど、たのしくない」? 夫婦のかたちを考える
「このままじゃ、パートナーとして好きって気持ちを失っちゃう」
夫にそう伝えたのは天皇誕生日の夜、みんながそわそわするクリスマスイブイブ。ふたりでストーブにあたりながら赤ワインをあけているときだった。
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2018年は、てんやわんやな一年だった。
まず、赤ちゃんから幼児へ猛スピードで変化する娘との生活は、はちゃめちゃに幸せだった。
腰がすわった、笑った、食べた、歯がはえた、
シングルマザーになったとき、見えたものと見えなかったものの話
ちょうど14年前の今ごろ、23歳の冬に妊娠が発覚した。
その日からとにかく考えた。こどもを産むということ、こどもを育てるということ、親になるということ。
寝ても覚めても考えた。人にも会わず、ごはんもろくに食べず、音楽もテレビも遮断して、一生分のあたまを使い果たすつもりで考えた。
まだ独身で、想定外の妊娠だったし、それまでこどもを産んでお母さんになりたいという気持ちになったことがなかったので、完