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才の祭小説(中くらいの箱)

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才の祭応募の小説を集めました。楽しんでください!!
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#短編小説

蓋が、ひらく【小説/才の祭企画参加】

本日の記事は、企画提出用の小説となります。(小説などご興味の無い方はスミマセン💦) 参加…

おとや
2年前
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【短編/#才の祭】姉のセーターは着れたもんじゃない。

 私の姉は彼氏へのクリスマスプレゼントにセーターを編む。  いつの時代のプレゼントですか…

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【才の祭】てぶくろ Side.B【ショートショート】

Side.Aからどうぞ↓ Side.B 手編みの手袋をプレゼントしたのが二人の馴れ初め。 中三のバレ…

かっちー
2年前
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【短編/#才の祭】サンタを襲った暴君

 ドン・キホーテに寄ってサンタのコスチュームを買ってきた愛美が風呂場で着替え終わって出て…

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【才の祭】クリスマスプレゼント(300字)

母は悩んでいた。 一度もクリスマスプレゼントをもらった事がない。 今まであげてきたのだか…

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10年たったら…【才の祭参加】

冷たい霧のような雨が降っている。 真美はターミナル駅の駅前広場に立っていた。 広場には大…

短編小説_プレゼントはいりません。

 朝起きると、ベッドサイドに見覚えのある箱があった。  サンタクロースかな、と考えて自分の歳を思い出す。29歳の私の靴下にさえプレゼントが放り込まれるなら、サンタさんもいよいよ2、3年以内に破産することだろう。  手触りの良い黒いベルベット張りの小さな箱をそっと手に取る。振ったり揺すったりなどしなくてもわかる。中身は光り物だ。しかも、おそらく誰かさんの給料三ヶ月分の。  私はベッドから起きだし、軽く体をほぐしてからリビングへ出た。パンの焼ける香ばしい匂いがふわりと鼻孔を

【創作短編小説】不器用な先輩と、不器用な後輩。

秋から冬への移り変わり。だんだん肌寒くなっていくこの季節が、うちの会社は1番忙しい。今日…

Tukki-
2年前
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【小説】クリスマスのせい

「共感覚」を頭に、空白の後、「つ」。 すると「辛い」や「疲れる」と出てくる。 やっぱりな、…

えぴさん
2年前
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ありがとう だいすき【短編小説】2500文字

今年のクリスマスが一緒に過ごす最後になるかもしれないだなんて。 東京の大学を目指している…

イツキ 彩
2年前
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【小説】偽ツリー

「「かんぱーい!」」 カチン!と背伸びしたグラスを合わせて少しだけ口に。ユウも私もお酒は…

えぴさん
2年前
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いつでも心は晴天で。【#才の祭】

「おひさまの下に出られないの」 夏なのに長袖の服。その手には、しっかりと日傘の柄が握られ…

xu
2年前
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入院生活23日目〜才の祭への応募小説を書いて見た〜必ずオチはある。

こんにちは!!☺️ 今回は下記の才の祭という企画に参加してみました。 何度も考えて編集し…

【小説】涙のプレゼント

うーむ、どうしようか。サンタは困りました。 毎年、色々な事情でプレゼントを貰えない子ども1人を くじ引きで選び、当選した子どもの元には プロのサンタが訪れることになっています。 今年選ばれたのは小学2年生の優太。 優太は幼い頃から両親の仲が悪く、 人の顔色を読むことは得意でしたが、 その代わり自分の心にはとても鈍感な子でした。 なので自分が本当は傷付いているのだと気付いたのは 両親が離婚をし、2ヶ月前に引き取り手の城一の元に 落ち着いてからのこと。 しかし、気付いた