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『エビデンス・ストレッチ計画編・後編』最大限の長期効果を引き出すために/《セット数・継続期間》
皆さんこんにちは、理学療法士のシータです^ ^
閲覧いただきありがとうございます🙇♂️🙇♂️
まだ2つ目のnoteということもあり、簡単な自己紹介からさせていただきます(^^)
はじめましてでない方は飛ばしていただいて、【セット数のエビデンス集約】からご覧下さい。
私は現在、病院勤務でリハビリテーションを行っております。
ですが、日々の治療に本当に効果があるのか?と徐々に考える様になり、そこからは国内論文や英論文を読解し、臨床に汎化させ、情報提供もしております。
その一つとして、twitterでは読解した論文を紹介しています。⤵︎ ⤵︎ ⤵︎ ⤵︎ ⤵︎
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— 理学療法士シータ@論文集約×臨床応用 (@shiita93781732) October 15, 2019
臨床で活躍する片脚ブリッジの体幹筋群の活動について
評価に繋がりますね🌤
結果
①下肢挙上側の内腹斜筋、腹横筋の筋厚が有意に増加し、特に内腹斜筋が増加した。
②支持脚は、上記の2筋が安静時よりも筋厚が低下した☂️
方法のポイントは、下肢体幹が一直線で骨盤が床面と並行になる事☝️ pic.twitter.com/FMxPiQG5Uz
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— 理学療法士シータ@論文集約×臨床応用 (@shiita93781732) October 10, 2019
大腿四頭筋に対する
スタティックストレッチSS
vs
ダイナミックストレッチDS
結果
①膝関節屈曲ROMは同程度改善した
②膝関節伸展筋力はスタティックストレッチ群のみ有意に低下した
なるほど。可動域と筋力面を考慮すると、即時的な変化目的ならDSの選択が望ましいかもですね(^^) pic.twitter.com/EVf6ItOEYM
こんな感じですねー^ ^
自己紹介はこの辺で^ ^
では、前回noteの部分から少し復習ということで
ストレッチの話に入っていきますね。
ストレッチで長期効果をもたらすとは?
私はストレッチに対して、批判的な吟味もしていますが、ここでストロングポイントのみを列挙してみます。
などなど…。
共感できる項目はありましたか?
では、タイトルにもしてある
【長期効果を出すためのストレッチ】
を出すためにはどの様なストレッチを立案するのか?
それは簡単です。
筋肉の機械的性質自体を変えてしまうこと。
これに尽きると思います。
※短い時間でのストレッチで起こる心理的な慣れや疼痛適応、神経的な筋の抑制は短期効果であり、筋肉自体の柔軟性が改善したわけではありません。
実際、関節可動域は改善しているが、筋肉自体の柔軟性は変化がないとの研究は本当に多くあります。
なので、
真の長期効果=筋の機械的性質の変化
と簡単に考えていただければ。
では、その
(長期効果をもたらす、筋の機械的性質の変化)を起こすためには、
どの様な方法でストレッチをすればいいのか?
となりますよね。では本題に入ります。
長期効果を引き出すためには、
大きく分けて4つの要素が重要になります。
ストレッチの4大要素
前回のnoteでは、この内の
【伸張強度・伸張時間】をお伝えしました。
そして、今回は【セット数・期間】をお伝えするのですが、これら4つをご理解いただくと、
図の様な計画を立案し、長期効果をもたらすストレッチングが可能となります^ ^
これを機会に、意見が交錯しているストレッチについて、推論をまとめてみましょう^_^
では、エビデンスの説明に移ります。
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