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『エビデンス・ストレッチ計画編・後編』最大限の長期効果を引き出すために/《セット数・継続期間》

皆さんこんにちは、理学療法士のシータです^ ^
閲覧いただきありがとうございます🙇‍♂️🙇‍♂️

まだ2つ目のnoteということもあり、簡単な自己紹介からさせていただきます(^^)

はじめましてでない方は飛ばしていただいて、【セット数のエビデンス集約】からご覧下さい。


私は現在、病院勤務でリハビリテーションを行っております。


ですが、日々の治療に本当に効果があるのか?と徐々に考える様になり、そこからは国内論文や英論文を読解し、臨床に汎化させ、情報提供もしております。

その一つとして、twitterでは読解した論文を紹介しています。⤵︎       ⤵︎        ⤵︎       ⤵︎       ⤵︎

こんな感じですねー^ ^

自己紹介はこの辺で^ ^



では、前回noteの部分から少し復習ということで

ストレッチの話に入っていきますね。


ストレッチで長期効果をもたらすとは?


私はストレッチに対して、批判的な吟味もしていますが、ここでストロングポイントのみを列挙してみます。

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などなど…。

共感できる項目はありましたか?

では、タイトルにもしてある

長期効果を出すためのストレッチ】

を出すためにはどの様なストレッチを立案するのか?


それは簡単です。

筋肉の機械的性質自体を変えてしまうこと。

これに尽きると思います。

※短い時間でのストレッチで起こる心理的な慣れや疼痛適応、神経的な筋の抑制は短期効果であり、筋肉自体の柔軟性が改善したわけではありません。

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実際、関節可動域は改善しているが、筋肉自体の柔軟性は変化がないとの研究は本当に多くあります。

なので、


真の長期効果=筋の機械的性質の変化

と簡単に考えていただければ。

では、その

(長期効果をもたらす、筋の機械的性質の変化)を起こすためには、
どの様な方法でストレッチをすればいいのか?

となりますよね。では本題に入ります。


長期効果を引き出すためには、
大きく分けて4つの要素が重要になります。

ストレッチの4大要素

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前回のnoteでは、この内の
【伸張強度・伸張時間】をお伝えしました。


そして、今回は【セット数・期間】をお伝えするのですが、これら4つをご理解いただくと、

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図の様な計画を立案し、長期効果をもたらすストレッチングが可能となります^ ^
これを機会に、意見が交錯しているストレッチについて、推論をまとめてみましょう^_^


では、エビデンスの説明に移ります。


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