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アンガーマネージメントをしたい方へー質問に答えて自分をコントロールできる方法を紹介


いつも、他人にイライラをするけれど、自分では上手に怒りのコントロールをすることができない。そんなことはありませんか?

ここで紹介する怒りのコントロールをする方法を行うと、イライラすることが減ります。なぜなら、多くの人は、自分の感情に支配されることにより感情の抑制が効かなくなります

そこで、自分で感情を支配できるようになるとその問題は解決します。



①怒りで損する3つのこと

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1-1 体調を崩しやすい
すぐにイライラしている人は常にストレスを抱えています。ストレスを抱えていると、心身ともに大きな負担をかけます。

最初のうちは体調に変化がなかったとしても、ストレスを感じると自律神経が乱れてきます。

自律神経が乱れてくるとどうなるのか?例えばこんなことが起こります。

・肩こり
・頭痛
・吐き気
・目眩
・情緒不安定になる
・胃腸の調子が悪くなる
・眠りにくくなる

この怒りによるストレスを感じる→
ホルモンバランスが乱れる→
体調不良を引き起こす→
ストレスが溜まる→
更にイライラする→
体調の悪化

という悪循環に入ります。こうなると、最悪のケースはうつ病や不眠症などの睡眠薬や精神安定剤を服用せざる終えなくなります。

怒りというものは、私たちが思っている以上に心身に大きなダメージを及ぼします。


1-2 判断力が鈍る
怒りに身を任せることは非常に危険です。カッとなると周囲のことが見えなくなり、制御不能の状態になります。

ついつい余計な一言を発言したり、大切なものを破壊したりすることもあります。本当は大切にしたい人間関係も、一回の判断ミスで全てが崩れることもあります。

例えば仕事で
「あなたの発言が先方の迷惑につながった」と注意をされたとします。

しかし、あなたは自分の中で「正しいことをした」と信じているとします。

その結果、沸騰をしたお湯のようにキーっと熱くなり「私は何も悪いことはしていません!!もう2度と一緒に仕事をしませんから」
と言ったり「なんで私が責められないといけないんですか!!」と逆ギレをしたり・・・


そしてその怒りのままsnsで関係のない第三者を誹謗中傷したり。

この流れを客観的に見てどう思いますか?賢明な判断だとは思いませんよね。

でもどうしてこのように判断が鈍ってしまうのでしょうか。
それは、「自己防衛本能」が働くからです。

感情的になっているとき、「自分を敵から守らなければいけない」という気持ちが真っ先に走ります。その一心で周りが見えなくなります。
このように怒りの感情を上手にコントロールをしないと、取り返しのつかないことが起こります。


1-3 現実を受け入れられない
先ほども少し書きましたが、誰もが「自分は間違っていると思いたくない」という心理があります。

心の奥で「自分は正しい」と思いたいのです。
いや、私はそんなことはない。と思ったかもしれませんが、時には怒ることはありますよね?自分は正しい。

相手が間違っていると思うから怒りの感情が湧いてきます。相手が悪い。自分が間違っている。と思えば、怒りの感情は湧き出てきません。

心理学の観点から見ると、いつも自分が正しいと思っている基準で物事を見ています。そしてその物事から「それは受け入れられない!」と感じた時点で「怒り」の感情が湧き出てきます。

心が拒否をすると怒りに変わるということです。この心が拒否をするということは、現実を拒否していることにつながります。

自分の中で見たことが世の中の全てでしょうか?

実際はそうではありません。自分の中にある問題点を直視せずに、常に相手が悪いと思っているだけでは、現状は好転しません。

例えば、いじめられているAさんがいるとします。

Aさんは人の話を聞くこともなければ、一言余分な発言をして人を傷つけています。

その結果、Aさんはいじめを受けてしまいました。

Aさんの心境。私は何もしていないのに、なぜいじめを受けなければいけないんだ!いじめてくる人が常に悪いのだから私には全く問題がない!
と思っているとします。

実際のところ、Aさんにも問題があります。しかし、Aさんは自分に問題があることを直視せずに過ごしているとします。

そうすると、自分の現実問題を直視せずに過ごすので何度も同じことが繰り返されるでしょう。

このように怒りの感情に合わせて現実を拒否していると、後で全て自分に返ってきます。

②怒っている人を見ている周囲の人の気持ち

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周囲のひとは、怒っている人を見ているとどのように感じているのでしょうか?
怒りの気持ちが湧いてきた時にふと第三者の気持ちになり自分のことを周囲の人がどう思っているのかを気にすることで冷静になれます。

その前に、あなたは下記のような人を見たらどのような気持ちになりますか?

怒りに任せて「馬鹿野郎」「クズ」「お前」「犯罪者め!」と冷静な相手に対して、罵倒をしている人を見てどう思うのでしょうか。

今感じたことを覚えておいてください。怒りに任せて、言葉は違えどあなたも同じことをしているかもしれません。
さて、もう少し周囲の人の気持ちを紐解いていきます。


2-1  可哀想な人だと思っている
怒りの感情をコントロールできない人の姿はまるで「子供」です。いい年齢をしているのに、自分の感情の管理すらできないのはかわいそうなひとだと多くの人は感じることでしょう。


2-2 関わりたくないと思っている
すぐにイラッとしたりキレる人はヒステリーだと思われます。

そうすると、自分と一緒にいても何かのトラブルに巻き込まれそうだと感じるでしょう。

まともな人なら第三者の厄介ごとは避けたいとことですよね。

2-3 迷惑な人だと思っている
感情の赴くままに騒ぎ出す人は周囲の迷惑などお構いなしです。カフェでも映画館でも道端でも、sns上でも「迷惑だ」と感じます。

心穏やかに過ごしていたいのに、ひときは騒ぎ出す。もしも、自分が静かに過ごしたい時に騒がしい人がいたらどう思いますか?


③あなたはイライラしやすい人?心理テストに答えてみよう

〜自分の幼稚性がわかる心理テスト〜

さて、ここまでイライラしやすい人の特徴をお伝えしてきました。
これから質問する項目にYESかNOで答えてください。

質問に答えることであなたの幼稚性がわかります。
誰かに見せるわけではないので、自分の心に素直になって回答をしてください。

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