「褒める・叱る」ではなく、「肯定する」ことの大切さと…
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2021/04/10
こんにちは。HACOです。
育成を考えるときに「自己肯定感」はキーワードのひとつだと思います。
「主体性」「楽しむ力」や「考える力」を育む環境をつくること、そのための関わり方というは大切なことです。
「肯定すること」⇒「肯定されていると感じられること」を生み出すためにどのように関わることがよいのか。なかなか難しいことです。
「褒めること」「叱ること」が善し悪しが問われることがあると思います。しかしながら、それは手段の話しで、目的は「肯定すること」にあると思います。目的と手段を混同してしまうことはよくよくあることなので注意ですね。まずは、目的(肯定感を育むこと)と、手段(褒め・叱る など)がごっちゃにならないようにすることから。目的が明確なら褒める・叱るだけでなく、手段はいろいろ増えてくると思います。
それでは、「肯定されていると感じられる」ために何が必要か?
「想像力」と「忍耐力」をもって関わること。
抽象的な言い方になりますが、育成に大切な要素だと思います。「ビジョンを持つ・描く」ということも同じようなことかなと思います。
具体的なことについては、「主体性」「楽しむ力」の育成についてのいろいろですね。これまでの記事や今後でも、思いついたときに言語化していきます。
そんな「自己肯定感」を考えたり、感じるのにこの作品を。
「ぼくらの七日間戦争」1988年作品。原作は宗田理(角川文庫版)。
主題歌:TM NETWORK「SEVEN DAYS WAR」
「主体性」「楽しむ力」を意識するようになった原点のような作品なのかもしれません。反体制的な思考なども(笑)。大切なことを教えてくれる、思い出させてくれる作品です。
最近?のアニメ版の「ぼくらの七日間戦争」は観ていないので、こんどみてみようかな?
「ジャイアントキリング」ツジトモ著 サッカーの監督視点のマンガです。マネジメントやチームビルディングだけでなく、個の育成についても、多くの気づきが得られます。この監督なら「みていてくれる」と思える信頼感・安心感、、、、そして、厳しい現実まで。ちょうど57巻では、それを深く考えさせられます。「伝える力」⇒「伝わる力」も大事なポイント。
また、4巻だったかな「解任まであと何連敗できる?」といった監督のセリフは、フロントの「忍耐力」が試される場面といえます。育成する、勝てるチームをつくるための時間や失敗の積み重ねの大切さ。それを組織全体でつくっていく、見守っていく、そんな環境について。どのくらいの時間とお金を費やすことができるのか。いつまで、どこまで信じることができるのか?
そして、そこにサポーターや記者など多様な人々が関わりあいながらサッカークラブが存続していくことが描かれる中から、多くのことを学ぶことができます。
そんなこんなで、成長することを信じるというのは、忍耐力がいることなのかもしれません。
結局は、自分のことは自分で責任をもつしかない。最終的に困るのは誰なのか?アドラー心理学的には「課題の分離」というところにもつながってきたり。だからこそ、「自分がどうしたいか」という主体性にもどってきたり。
いろいろなキーワードが自由連想的に出てきて、収拾がつかなくなってきたのでこの辺りで。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
今日もよい一日を。
それでは、また。
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