見出し画像

情報を何で与えてる?

こんにちは。STUDIO RのKeikoです
エクササイズをどんな風に伝えているかって
個性あって面白いんです

リハ部でちょっと触れましたが
お客様の潜在学習にヒットする情報と
顕在学習として与える情報と
どうやって情報を与えるか
刺激をどう与えるか
ここはインストラクターとして巧みな技がいります

言葉
触れて修正、調整する
小道具(ボールやバンド、サークルなど)を使う

使い方やそのメリットなどは養成コースなどで
学べるんですけど、実際に伝える時はちょっと
工夫が要りますね

「言葉」
表現は色んなものが選べます
専門用語、イメージできそうな言葉、数値で
それらをお客様の
右耳から入るようにする?左耳から入るようにする?

聴覚から言語を理解するまでの脳の仕組みや
言語を身体で表現するまでの処理時間
言語を知ってる脳内ファイルから探す時間とか
そういう時間を待つことや、早く処理できるように
してあげることもできます

「触れて修正、調整」
基本的にはインストラクターの手で触れて調整する
ことが多いですが、
それは指先? 手のひら全体? 圧はどれぐらい?
その深さは? トントンと叩く?

皮膚の下には何層も組織が重なってできてます
その層の中に様々な感覚器が存在します
どれに向かって触れているのか
どんな反応が欲しいのか
本当に反応しているのか
ちょっとこだわりが必要ですが、合っていれば
ものすごく反応が変わります

「小道具」を使う
小さなアイテムは私もお気に入りでよく使用します
それらをお客様に与えるとき
どうやって持ってもらう? どちらから挟む?
どの方向に引っ張る? どのぐらいの量で押す?

インストラクターの手で触れて行うものと似ていますが
例えばグループクラスとなると
全員に触れてあげる時間がなかったり、
またコロナ禍で触れないでくださいのような事が
あった場合に小道具が利用できる環境であれば
積極的に取り入れたくなります

感覚器の反応の中には関節の位置を知るものもあります
重さ、方向、角度を察知できるように道具の使い方
持ち方、その量を伝えたりできます

細かいことだけど 刺激って強ければいいって
ものでもなく、弱くでも反応できない
こだわれば、こだわるほど
奥深い情報を与えることができるんです
それをただの説明ではなく
インストラクターの自然なスタイルとして
確立できるといいですね~