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父親の”素直”になれという教え

今でも鮮明に覚えている出来事。

“素直さ”の話。

“素直”の意味は違うけど、
ボクの心には父親の言葉が響いた。

ので文字にしてみた。

確かあれはボクが小学校2年生の頃。

その時のボクは野球少年だった。

ボクの世代には
めちゃくちゃ上手な子がいて。

彼は、小学2年生ながら
上級生の試合にも出るくらいの選手だった。

ある日、低学年の試合にボクは出場。

ボクは1回もバットを
振ることが出来ずに三振。

これを野球では“見逃し三振”という。

その1打席で交代。

悔しくてボクは泣きベソをかいていた。

そんな時コーチをしていた
父親がボクを呼び

「お前とあいつの違いが分かるか?」「人に教えてもらったことをしっかりと聞き、実行する」「お前は聞きもしない」「素直さが足りない」

小学2年生のボクには
全くもって理解が出来なかった。

この出来事はボクの
成長過程で良く頭をよぎる。

がただ、よぎるだけ。

その出来事から10数年がたった今。

父親が言っていた
言葉の意味が心に響いた。

人と関るとき、関った後。

「こういう風に言えば伝えれば良かった」

と思うことが多い。

それが父親が言った“素直さ”にだった。

何かを成し遂げたいのであれば、

人の教えを取り入れる
ということと一緒で
人と関るのにも“素直さ”が必要だと。

主観と客観の見え方が違うように

自分はこう見られたいと

自分自身の心が感じていることは必ずしも一致しない。

その一致しない部分がモヤモヤを産み出している。

人に教えてもらうといった
相手から何かを頂くことも。

自分が人に何かを伝える
といった自らが動くことも。

“素直さ”が大切なんだよね。

上辺の関わりではなく、
ボクと目の前の人との心と心での関わり。

これが、父親からの教訓。

ボクは素直な振りを
していただけなのかもしれない。

これからどれだけ
“素直”に人と関れるかボク自身楽しみだ。

日常生活や人と関る時の
モヤモヤを少しずつ晴らしていこう。

今回もお読み頂き
ありがとうございました。

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