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保育園の効用〜稼ぐお金が保育料に消えたとしても〜#子ども側のメリット編

こんにちは。キャリアカウンセラー✖️日本語教師として「パラレルキャリア」実験中の転勤族妻です。

2023年3月、長女は2年通った小規模保育園を卒園しました。はじめての子育てでいかに保育園に助けられたのか、駆け出し期のフリーランスの視点で振り返ります。

長文のため2編に。この記事は子ども側のメリット編。

この記事はこんな方にオススメ
・専業主婦でこれから保育園に預けて働いてみようかなと考え中のママ
・幼稚園の予定だけど保育園も気になっているママ
・育休中で子どもの保育園生活がどうなるのか気になっているママ


結論(持論)!=保育料と稼ぐ金額がトントンだとしても、お金以上に価値がある保育園生活

育休明け、時短で働くママからよく聞くことば「給料が保育料で消えて、働く意味がわからない!」。

時短で復帰すると産前より給与が減ってしまうため、保育料に給与が消えてほとんど手取りが残らないという現象のことです。

さらに、通勤の苦労やマミートラックにはまるような業務にあたっていたとしたら、確かにやる気を失ってしまいますよね。

私の場合は、育休明けのママではありません。保育園に預ける理由は、専業主婦から在宅ワーク個人事業主へのチャレンジでした。

開業予定で入園を申請。「求職中の扱い」と同じで最低ポイントにもかかわらず、コロナによる保育園控えの影響もあってか、運良く首都圏のベッドタウンの園に入園。

収入の見込みゼロからのスタートで、保育料を賄うどころか赤字を数ヶ月も垂れ流した私からのメッセージです。

1〜2歳児の保育園生活は子どもにとっても大人にとっても、お金以上の価値がある!

どんな価値があったのか本編は子ども側の視点で伝えます。

子ども側のメリット

1.生活リズムの獲得(起床→登園→保育園活動→降園→家で過ごす→就寝)

1才4か月のあんよが慣れてきた頃に入園した我が家の長女。0才時は、コロナ生活の2020年で、マイペースに起床から就寝まで過ごしていた娘と私。

しかし、集団生活に入ることで生活リズムができ、夜泣きも自然となくなっていきました。夜泣きからの解放は本当に救われましたね。

Eテレを観ながら朝の支度をして、この番組ということはもう出かける時間だねと本人もわかっていたと思います。

一般的な保育園での1日
7:00~8:00代 登園
9:00               おやつ→お散歩などの活動
11:00             食事
12:00~15:00 午睡→おやつ
16:00〜   活動→順次降園

参考にとある園の動画を貼っておきます。

2.免疫獲得

保育園の洗礼」とも言われますが、免疫がない乳児は保育園からさまざまな風邪をもらってきます。

我が子もしかり、小規模保育園で1学年10名の定員でしたが風邪をもらってきました。しかし、毎月の不調が、季節の変わり目だけになり、徐々に減っていった気がします。

娘は小規模保育園卒業後、幼稚園に通っています。幼稚園から3年保育が始まった子に比べて、体は強いなという感覚があります。保育園での免疫獲得のおかげかな。

復職後の親にとって辛いのはまちがいないのですが、育児は長期戦。体が大きくなった我が子が重症の感染症になるより、小さいうちに多くの免疫をつけておいてもらう方が人生においては得だと思います。

また、病児保育を積極的に利用することもおすすめです。首都圏で有名な病児保育サービスの例:フローレンスポピンズシッターマザーネット

人生の中でも一番大変であろう、子どもが小さい時期の病児保育料は高くても未来への投資だと考えています。

私もポピンズさんとマザーネットを利用しています。

3.管理栄養士のつくる給食&食育

なんといっても、栄養の整った食事をいただけるのはありがたい!

2才になる前はバクバクとなんでも食べていた娘。おそらく満腹中枢が発達していなかったと思われます。

しかし、家では甘えられるという感覚なのか私の作ったごはんを食べてくれなくなりました。

一方で保育園の給食は毎日完食、おかわり……!? ほんとうに子どもって不思議……。「少なくとも1食は保育園で栄養を摂っている」と私の心を支えてくれました。

さらに園で栽培した野菜を収穫して食べるなどの食育もしてくれていた保育園。野菜がどうやってできるのか、自分で育て収穫することで自信にもつながっていたようです。

4.交友関係・社会性が身につく

一緒に過ごすお友達、先生方と育む社会性は、ママと子だけでは築けなかった世界。1才児はまだまだ個で遊ぶ時期ですが、2才児になると同級生の仲間に加えて後輩もできて交友関係が広がっていったなと感じます。

おはなしが上手になってからは「今日は何していたの?」と質問をして、本人からの報告を聞く時間を大切にしていました。

先生の報告からも娘の様子を知り、園の写真販売で笑顔で過ごしていることを確認していました。

5.発達が促される(園指導のトイトレは助かった〜〜!!)

保育園からの指導でいろいろな発達が促された2年間だったと感じます。特にトイトレ!!2才児クラスの夏頃から先生のすすめによりトイトレが開始。おかげで家でのトイトレもスムーズに始められました。

先生方はトイレの座り方、おしっこの出し方、拭き方など一連の手順の訓練に根気よく付き合ってくださったなぁとしみじみ思います(感謝)。

娘に「お友達はここまでできているんだって」と伝えると、「私もやってみる!」とやる気を出していたので、仲間から刺激をもらえたのも良かったです。

1才児の時は、うまく水分が飲めずに毎回食事の際にむせていた娘。先生からの本人への声かけや家での食事の工夫のコツを教えてもらって対処したことも一つ山を乗り越えられた記憶です。また、洋服の着替え方、靴の履き方、口うがいもしかり。

何もできなかったところから訓練で身の回りの習慣を身につけることができました。

まとめ

子育ては1人ではできません!核家族で両親からの支えも身近にない場合、保育園のサポートは、非常に大きな支えになります。

我が家も転勤族で夫は激務、両家両親とは微妙に遠距離で気軽に助けてと言えないワンオペ育児の環境なので、先生方やママ友の存在は大きかったです。

まだ人間ではなく、モンスターと言っても過言ではない乳児期(笑)にママ1人で子と向き合って生活するのは大変ですよね。

私は、専業主婦で幼稚園まで家庭保育のママさんのことをすごく尊敬しています。子育ての天才だと思います(保育士も天才)。

保育園を選ぶか幼稚園を選ぶかは、家庭それぞれの価値観の違い。私の場合は、ワンオペが基本の家庭環境、自分の働きたい気持ちが強いこと、子供につきっきりの生活が向いていないと感じていたことで保育園を選びました。

保育園を選んだ方は、保育料が高いと感じると思いますが、園で得られる経験は子にとってプライスレスと考えてみるとどうでしょうか?未来への投資だと思いませんか?


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