ララバイララバイ想定内
こんにちは。
株式会社プロタゴワークスあかねです。
「“想定していなかった事が起きる”という状況に、段々と免疫がついてきたのかもしれないなあ」なんて思わずにはいられません。
会社を起ち上げてからそろそろ2年半が経過しようとしていますが、ここのところ“想定していなかった事”が立て続けに起きています。
全く想像も出来なかったし、全く予期する事が出来なかったような人達から連絡をもらってそこから仕事が広がったりという事が何度かあったりしましたし、自分達が「これ、やってます」とは一度も言った事も無いし、そもそも「そういう仕事の需要が存在している」なんて考えて事も無かったような仕事の依頼をいただいたりというのが続いたり、ツテを頼りに“それ”を出来る人を紹介してもらった途端に仕事が広がったり。
そんな風に、ちょっと前の自分達の中には全く存在していなかった角度からの仕事に携わる事に、いつの間にやらなっているのが最近の状況です。
もしかすると、これは一般的には“人との出会い”というモノで括られてしまうのかもしれませんが、僕からすると“想定していなかった出来事”であり、これを“想定して起こそうとする”のは不可能な事くらいはわかります。
であれば、せっかくのこの“出会い”という“想定していなかった出来事”を「何らかの形で、関わる多くの人達にとって“役に立つモノ”にしたい」という「三方よし」に持っていく道筋を画策するのは必然なんだろうなと思っています。
こんな“想定していなかった出来事”で出会った人達は、僕たちの会社や事業内容や考え方について「概ね、理解を示してく、共感してくれている(はず)」と思っているんですが、それが本当にありがたいなと感じています。
会社を起ち上げてから今までに、「組織開発やってます」と言ってもなかなか理解をしてもらえず、事業内容についてダメ出しを喰らった事が多々ありました。
例えば、「何やってるかわかりづらい」とか、「そんな難しい言葉使って偉そう」とか、「別の言い方にしないと企業には受け入れてもらえないよ」とか、「コンサルは嫌いなんだよね」などなど、特に営業をしたわけでも無い方々にこんな感じで言われた事が、これまでに何度もありました。
もちろん、とても悲しかったですし、思い出すと今でもまあまあ暗い気持ちになる事もあります。「ああ、分かってくれとは言わないがそんなに俺が悪いのか」的なギザギザハート(byチェッカーズ)状態です。
“そんな言葉の数々を受ける”というのも、当時は“想定していなかった出来事”と言えばその通りではありました。「まさか、こんな風に言われてしまうとは思いもよらなかった」というのが本音でした。
だけど、最近の“想定していなかった出来事”で出会った方々からは、こういう事は言われないどころか、「そういう仕事必要ですよね」とか「これからの時代、大事になってきますよ」なんて事を言ってもらえたりして、仕事の依頼を頂いたりしているような状況です。
そんな状況の変化に、正直、戸惑っているのも事実です。
なぜなら、ウチの会社の理念も方針も言っている事もやっている事も本質は何も変わっていないし、それをやり続けているだけだから、です。
ここまで書いた内容を読んだだけでは、「続けている事で認知度が上がったのでは?」なんて可能性も考えられそうですが、実際のところはウチの会社の認知度は上がっていないのは間違いありません。なぜなら、そんな“出会い”は、ウチが発信しているSNSとは関係ないところで発生していますし、これまでに手掛けたウチの仕事についてはご存じ無い方ばかりでした(一応SNS発信もしている身としては、これはこれで悲しいのですが、まあ結果オーライという事で)。
だから、恐らく、単なる“偶然”。
きっと、多分、その時の“気まぐれ”。
それが、結局、僕らの“幸運”。
そういう類の、狙って掴み取る事が出来る訳では無いような類の事なのかもしれません。
なので、再現性なんて無いんでしょうし、「更に」を期待する事だって出来ないでしょう。
でも、きっかけが何であれ、真実がどうであれ、共感してもらえているのも仕事をいただけているのも協力してもらえているのも、全ては事実で、現実に起きている事です。
であれば、きっと、これで良いんでしょう。
起きている事は、現に起きているわけで、やるべき事は目の前に出現しているわけで。
という事は、僕たちに出来る事は一つしかないわけで。
目の前に現れた“それ”に、全身全霊で取り組むしかないわけで。
必要だったり、不足していれば、補うために学べばいいわけで。
そして、それでも届かないところは、誰かに力を貸してもらえばいいわけで。
そうやって、“仕事を依頼してくれた人”と“そのお客さん”と“この仕事に協力してくれる人”と“この仕事を手掛ける僕たち”と“直接この仕事に関わるわけではないけど、この関係者の周囲にいる人達”にとって、「役に立つ」事をやれば、それで良いんでしょうし、それしか僕たちに出来る事は無いし、そもそもそれが僕たちのやるべき事であり、やりたい事でもあるわけで。
「“想定していなかった事”に相対していたら、いつの間にか、“当初から考えていた状況”に段々と近づいてきた」という、そんな不思議な事にちょくちょく遭遇しています。
そりゃあまあ、免疫だってついてくるってもんかもしれません。
あかね
株式会社プロタゴワークス
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