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あの頃は良かったってホントかな


こんにちは。
株式会社プロタゴワークスあかねです。

甘い物が好きです。

あんこたっぷりの和菓子も好きですし、クリームたっぷりの洋菓子も好きです。

だけど、普段はあまり食べません。
あまり食べる事が無いので、時々「甘い物が好きじゃない人」と思われている事があるようなんですが、大きな誤解が生じています。

じゃあなぜあまり食べないのかといえば、特に甘い物を我慢をしているわけでも節制しているわけでもなく、ごはんを3食きっちり食べ、且つ、合間にプロテインを飲んだりしていると、甘い物を食べられるような余裕がお腹に生まれず、なかなか食べる事が出来ないだけなんです。そして、食べる事が出来ないから、甘い物を買っておく習慣が無く、食べる機会があまり無いんです。

でも、たまに無性に甘い物が食べたくなる事があります。

きっかけは大抵、「“それ”を見たから」です。

甘い物を目にしたら、急にたべたくなる事がよくあります。
だけど、物理的には「お腹の隙間に余裕は無い状態」である事は変わりません。なので、見る事で食べたくなる甘い物のほとんどは、固形物では無い場合がほとんどです。

例えば、プリンとかゼリーとかああいう類の甘い物です。

そんな液体に近い形状の甘い物の中で僕が一番好きなモノがあります。

それは、“パンナコッタ”です。

これを生まれて初めて食べた時の衝撃は本当に凄いモノでした。
今思えば、あれこそが、「食ってみな、飛ぶぞ」という感覚だったんだろうなと思っています。それくらいに「美味い」と感じました。

それからしばらくは、“パンナコッタ”なる物をコンビニやスーパーで見かける度に買って食るくらい嵌まっていました。

あれから何年も経って、しばらく食べていない日々が続いていましたが、今日は仲間が外出した帰りに、あの頃よく食べていた『栗原さんちのおすそわけ ミルク大好きパンナコッタ』を買ってきてくれたので、ありがたく頂きました。

久々に食べた『栗原さんちの~パンナコッタ』は、あの頃とは少し味わいが違った感じがしましたが本当に美味しかったです。

ただ、以前よく食べていたこのシリーズは別添えのソースがあったような気がしていたんですが無くなったのかな?なんて思い、食べ終えてから検索してみたら、こんな記事が見つかりました。どうやら、今年の3月に製品がリニューアルしてから別添えソースは無くなり、一口めから“完成度の高い味わい”を楽しめるように工夫がされたとの事でした。

なるほど、確かに味わいが変わり、言われてみれば完成度の高い味わいになったような気がしないでもありません。何しろ、とても美味しかったので。

その昔、感動を覚えた滑らかな舌触りとか柔らかい甘さとかその中に混じってくる洋酒のとがった味わいとか、そんなモノが全部同時に味わえるこのパンナコッタというヤツは、相変わらず僕の中での“液体状の甘い物ランキング”では不動の1位に輝き続けていました。

ただ、製品がリニューアルされたというのを聞くと、「もうあのころの別添えソース付きのヤツは食べられないんだなあ」と少しだけ寂しい気持ちになるのも事実です。

あの頃の製品は、ソースが別添えだったので、パンナコッタ本体を一口あじわってからソースをかけたり、半分そのまま半分ソースまみれとか、ソース無しとか、その時の気分によって色んな楽しみ方ができたのがとても良かったなあと懐かしく思い出します。

とは言え、今は亡き“過去の姿”を思い出しているだけなので、これはもしかすると「昔の想い出を美化している」だけなのかもしれません。

思い出の中のパンナコッタと、今現在のパンナコッタ。

そのどちらも僕にとっては、最高の美味しさである事は間違いありません。

きっと、あの頃のパンナコッタと今のパンナコッタを同時に食べ比べできるとなったら、こんな風に過去の姿に想いを馳せる事も無くなるんじゃないかなととも思うんですが、こうやって“今”と“過去”に想いを馳せると、自分の中にある「思い出補正」という、過去を美化してしまうバイアスが結構強めにかかっているんだなあと、客観的に見えて来たりして、面白くもありつつ、若干の恐怖も感じています。

「あの頃は良かったなあ」って、マジで言ってんのか?

オイオイオイ!

過去に生きるな!今を生きるんだよ!

そう自分に言い聞かせつつ、またすぐに“今の”パンナコッタを美味しくいただこうと思います。


あかね

株式会社プロタゴワークス

https://www.protagoworks.com/


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