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求めてやまない三種の神器
こんにちは。
株式会社プロタゴワークスあかねです。
変えることのできるものを変える“勇気”。
変えることのできないものを受け入れる“冷静さ”。
変えられることのできるものとできないものを識別する“知恵”。
ラインホールド・ニーバーの『祈りの言葉』にあるこれらの3つを、自分自身の中にいつでもしっかりり持っておきたい。そう考えるタイミングが、最近たくさんあるんです。
ニーバーの言う通り、勇気と冷静さと知恵が無いと、なかなかこの3つを実行する事はできません。
自分にしか変えることのできないモノというのが、この世界にはたくさんあります。当然ですが、“それ”を変えるには、自分自身の行動が必要です。
自分以外の誰かに任せたとしても、自分以外の誰かに期待したとしても、自分以外の誰かに失望したとしても、自分以外の誰かに文句を言ったとしても、自分にしか変えることのできない事は自分にしか変えることができません。
自分には絶対に変えることのできないモノもこの世界にはたくさんありますし、自分が何をどれだけ行動に移したとしても“それ”は自分には絶対に変えられません。それを変えたくて変えたくて仕方なかったとしても、そのために何をどれだけ費やしたとしても、“それ”は自分には絶対に変える事ができません。
そして、大抵の事について“それ”が自分に変えられるのか変えられないのかよくわからなくなっている。そんな事が、本当によくよくあるんです。そんな事が、本当によくよくあるからこそ、「自分には変えることのできないモノ」に多くの時間や労力を費やしてしまったり、「自分にしか変えることのできないモノ」について、ただただ待ってみたりする。傍から見ると、矛盾としか言えないような事をやらかしてしまう事があるわけです。
ここまで、当たり前すぎるくらい当たり前のことを書いていますが、そんな当たり前を行動に移せていない事や、見極められていない事や、判断できていない事がたくさんある自分に気付くタイミングがしょっちゅうやってきます。
その度に、誰になのかもわかりませんし、そもそも「祈る」なんて今までしたことも無かったはずなのに、ラインホールド・ニーバーの『祈りの言葉』というものを知ってからというもの、本当にちょういちょい祈りたい気持ちになってきます。
これはきっと、自分自身に対してなんじゃないのかなと思う事もあるんです。
自分自身に対して、「頼むから、祈るから、勇気と冷静さと知恵を身に付けて発揮してくれ」と言っているような気もしています。
「また、勇気が出せなかった」「また、冷静になれなかった」「まだ、知恵が足りなかった」
そう何度も何度も思い続けてここまでやってきて、その度に、「前よりはちょっと勇気出せたし、冷静になれたし、知恵ついたよね」と思うタイミングが来ては、またその直後に、「また~」と思ったりの繰り返しな気がしています。
それでもやっぱりまだ諦める気にはならないので、やっぱりこの言葉をすぐに思い出して、自分自身に対して祈ります。
僕は、無神論者なので冒頭の「神よ」は省略してしまいますが。
変えることのできるものについて、
それを変えるだけの勇気をわれらに与えたまえ。
変えることのできないものについては、
それを受けいれるだけの冷静さを与えたまえ。
そして、
変えることのできるものと、変えることのできないものとを、
識別する知恵を与えたまえ。
明日は、今日よりもほんの少しだけ、勇気と冷静さと知恵が自分の中から絞り出せますように。
あかね
株式会社プロタゴワークス
https://www.protagoworks.com/
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