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反芻して咀嚼しなおすと吸収度が変わるのかも

こんにちは。
株式会社プロタゴワークスあかねです。

先日、経営者が集まる勉強会に参加した際に数人のグループに分かれて議論をする機会がありました。

議論のテーマは「自社が成長するために大切にしていることは?また、そのために取り組んでいることは?」というものでした。

テーマを聞いた時に、「自分は何を大切にして、何に取り組んでいるんだろう?」と考えていると、グループリーダーから「まずは一人ずつどんなことを考えているのか話をしてみてください」と投げかけられて、グループ内で一番最初に話をするよう指名されました。

テーマに対して全然考えもまとまっていないし何の結論めいたものも無いままでしたが、「とりあえずいつものように話し出してみれば考えもまとまってくるだろう」とお気楽に考えて頭の中に浮かんでいるモノをつらつらと話し始めてみました。

そうして話した内容と言えば大体こんな感じのことでした。

ウチの会社は“他社のサポート”が事業なので、関わらせてもらう他社(および他者)が「今よりもより良くなっていく」ことを目指していて、「より良くなっていく」ということが「成長する」ということだと捉えています。
なので、「他社(他者)が成長すること」が自社の成長にも繋がるので、そのためには「自分たち自身の成長」が必須です。自分達が成長しないことには「他社(他者)のサポート」なんてやりたくてもできませんから。
そのために大切にしていることは「自分と仲間との対話」です。それは単なる“行為”としての“対話”ではなくて、ルールに則った“対話”を実践することです。
そのために取り組んでいることは「アイデアや気付きや違和感などは、どんなに些細なことであっても“全て”言葉にする」ということに取り組んでいます。
「自分達は“エスパー”ではない」というのがウチの大前提なので「言葉にしないことはわからない」という前提で会社をやっていますし仕事をしています。
だから、「どんなに些細なことであっても“全て”言葉にする」ということに日頃から取り組んでいます。
「これを言ったら相手がどう思うんだろう?」とか「これを言ったら関係性が悪くなったりするのかなぁ」なんていうことを最重要視してしまうと会社や仕事にとって“とても大事なこと”をスルーしてしまい後々になって「ああ、やっぱりあの時のアレが原因だったか…」と後悔をした経験が過去に何度もありました。
だから、一番大事にしなければいけないのが「自分の中のアイデアや気付きや違和感を発信し社内で共有してみんなで“それ”について検討する」ということに一番時間を使っています。
これがウチで言うところの“対話”です。
この“対話”に時間をかけるようになってから、仕事はスピーディーに進むようになりましたし、サービスのクオリティも段違いに上がりましたし、対応できる案件の幅も増えて仕事も(徐々にではありますが)増えてきています。

というような内容を伝えたかったなぁ、と議論が終わったから思ったので、実際にはここまでの内容を伝えることができませんでした。ここに書いた内容よりも、もっとずっと手前の表面的な内容の話しかできなかったのが今になって悔やまれます。

いつかどこかでの議論のテーマについて、その場の議論が終わった後にこうやって思い出すなんてことが今までにあったかどうかはちょっと記憶が定かではありませんが、でもこうやってあらためて考えて、発話じゃなくて文字にして書いてみるというのも、自分自身にとって考えが整理されてそこから更に思考が進んでいくという体験ができたので、今後も時間を置いてからあらためて“文字化する”という「自分自身との対話」を繰り広げるのも案外といい感じです。

公の場で人と話すのも、社内で仲間と対話するのも、文字化して自分と対話するのも、どれもそれぞれの“良さ”みたいなモノがあるんだなぁと実感できた体験でした。



あかね

株式会社プロタゴワークス

https://www.protagoworks.com/

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