理由なんてそのくらいでいいんだよ
こんにちは。
株式会社プロタゴワークスあかねです。
今日は、とある所へ行って打ち合わせをしてきました。
もしかしたら今後、一緒に仕事をする事になるかもしれない方々との顔合わせと、その仕事の内容について詳しく話を聞かせてもらえるとの事だったので、じっくり聞かせてもらって、そのうえで、ウチがその仕事を引き受ける事が出来るのかどうかについて判断をするという意味合いもありました。
そうして赴いたのは、群馬県の中枢部にそびえ立つめちゃくちゃ立派な建物の中のとある階。
同席してくれた担当者の上司の方とは初対面でしたが、この件の担当者の方とは以前から顔見知りで、何度も話をした事も意見交換をした事もありました。だけど、これまでに一緒に仕事をした事は無く、今回の顔合わせと打合せが「一緒に仕事をする」初めての機会でした。
打ち合わせはスムーズに進みました。こういう時、僕の仲間はとても心強いと感じます。
なぜなら、僕は“雑談”が苦手です。本題以外の話が全然と言って良い程できません。仮に、雑談をしたとしても、その雑談から本題に入るタイミングを見失ってしまい、内心あわあわしながら「さて、そろそろ…」とか言いながら無理矢理本題に入る。なんて事をしがちです。でも、仲間はこういうのがとてもスムーズで、いつの間にやら本題に入っているので、いつも「スゲーなあ」なんて思いつつ、一緒にこういう場に臨む時にはすっかりお任せしています。反省はしていません。
そうして、もらった資料に目を通しながら、その仕事の内容について一通り説明を受けました。もちろん、疑問が残る部分については質問をして確認をしながらではありますが。
そうすると、徐々に徐々にその仕事の全貌が明らかになって来て、どうやらその仕事の目的とするところであれば、ウチでも力になれそうだというのがまあまあ明確に見えてきました。
そうして、仲間の意志もその場で確認をしつつ、その仕事を引き受ける意志を伝えました。
それに対して、先方からは感謝の言葉を伝えられたので、僕たちからも「思い出して声をかけてもらえてとても嬉しいです」という旨を伝えさせてもらいました。
すると、思いがけない言葉をもらったんです。
その場で初めてお会いした上司の方から、「担当者が、ずっとお二人(僕と仲間のことです)を推してたんですよ。あの二人は熱があるから良いんじゃないかって言って」という言葉をかけてもらいました。そして、その担当の方からも全く同じ話を聞かせてもらいました。
僕も、もういい歳の大人です。こういう話が“お世辞”であることくらいは当然ながら分かっています。このくらいの言葉はかるく聞き流すのは当然です。
いや、当然じゃないです。
聞き流せません。
だって、とても嬉しかったから。
だから、これが“お世辞”だろうと何だろうと僕には関係ありません。
例えウソであったとしても、少なくとも今この場ではそう言ってくれたんですから。
今まさに目の前で起きた出来事を受け取らずに一体何を受け取ると言うのか。
だから、僕はその言葉をそのまま受け取る事にしたんです。
そもそも、この言葉を聞く前には、仕事の内容から引き受ける事を決めました。
そこに加えてこの言葉をかけてもらったんです。
全く、お世辞を真に受けるし、単純で単細胞だし、直情型。
端的に言えば、バカ。
僕を表現する際に、これらは全て正解かもしれません。
そうだとしても、個人的にはそれでよいと思っています。
「馴染みの人から、アイツに頼みてえって言われたらやるしかねーよなあ」
その程度の理由があれば、引き受けた仕事に対して燃え上ってのめり込める。
そんな単純さも、我ながらまあまあ気に入っています。
とは言え、毎度のことながら、僕一人ではどうにも出来ないのでもちろん仲間の力に頼る事になるのは間違いありません。
そして、もしかしたら、僕たちだけの力でもまだまだ及ばない部分が出てくる可能性が見えているので、そこについても、今は色々画策しています。
もちろん、あらたな学びを起動させる必要が当然あるのも織り込み済みです。
さて、新しい仕事に向けて、やらなきゃいけない事が更に山積みになってきたようです。
そろそろ夏の終わりが見えてきた時期ですが、僕の心は、これから今まで以上に燃え盛っていきそうです。
あかね
株式会社プロタゴワークス
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