「うどん」と聞くと「御殿手」が思い浮かんでしまいます
こんにちは。
株式会社プロタゴワークスあかねです。
「世の中が変化していく速度には、なかなかついていくのが難しいなぁ」
そう感じることがよくあります。
ほんの少し前にようやくスマホを手にするようになったと思いきや、SNSをつかいこなすのが当たり前の世の中になっていたり、若者の間ではInstagramを様々な“検索ツール”として使いこなしていたりなど、そんな情報を追うだけで精いっぱいで全くついていけていないところにジェネレーションギャップを感じますし、そういうことが増えて来るにしたがって“今の時代の若者文化”というものをやっと知れているような状態です。
SNSだけでもこうなので、当然ながら他の部分でも“今の時代”に追いつけていない部分はたくさんあります。
例えば、生活する中で必要になる“道具”についても“今の時代”の当たり前を全然知らずに生活していたりするわけです。
音楽で言えば、サブスクで大抵の音楽を聴けてしまう『spotify』なんかは最近知って、自分で使ってみて衝撃を受けたところです。「なんて便利で素晴らしいサービスを自分は知らずにきてしまったのか」と感じ強烈なカルチャーショックを受けました。
ここ最近で、それと同等なショックを受けた物が他にもありました。
それは、『冷凍うどんをレンチンで食べられる器』です。
もしかしたら色んなところで売っているのかもしれませんが、僕は100均で売っていたという物を使っています。
樹脂製の広くて深めの器と、側面に細い切り込みのような空間のある樹脂製の蓋がセットになっている器です。
深めの更に少しの水と冷凍うどんを入れて、その上に蓋を載せてしばらくレンジでチンするだけで、冷凍うどんがしっかり解凍されて食べられる状態になるんです。
この器のおかげで、ここ最近は社内で小腹が空いた時に、うどんを食べる頻度が上がっています。
更に、社内でよく食べている“冷凍うどん”がとても美味しくて、これにも“今の時代”の恩恵を感じています。
正直に言うと、僕は“冷凍食品”という物に対して、あまり良いイメージを抱いたことがありませんでした。
僕が子どもだった時代は「“冷凍食品”が出回り始めた頃」みたいなイメージがありましたし、実際には子どもの頃に“冷凍食品”をあまり食べた記憶がありません。
何しろ、自分の親が購入してくれませんでしたし、「手作りの食べ物が最強である」みたいな考え方を強烈に持っていたので、“冷凍食品”も“インスタント食品”も家庭ではほとんど出てきたことが無かったように記憶しています(だけど、テレビCMでよく見かける“冷凍食品”や“インスタント食品”を食べたいと思っていた記憶も強く残っています)。
そんな風に育ってきたので、大人になってからも“冷凍食品”を好んで購入したりすることはあまりありませんでした。そのまま歳をとって、今や40代後半に突入したわけですが、“冷凍食品”を購入する時に自分の心の中にかかる無意識のブレーキみたいなもの存在を認識したのは本当に最近です。
そのきっかけは、とても仲良くしていただいている経営者の方が最近販売を始めた“冷凍うどん”を購入したことでした。
それより以前に、「近々、冷凍自販機で自前のブランドのうどんを“冷凍”で販売しようと考えている」という話を聞かせてもらったことがありました。
そのうどんは、以前にその経営者の方が本場の讃岐で修業を積んできて運営していたうどん店で提供していたうどんだということでした。僕も実際に、そのお店でうどんを食べさせてもらった事がありましたが、これが本当に美味しいうどんでした。
「あのうどんを冷凍で再現できるんですか?」
こんな質問をしたような記憶があります。
何しろ、僕の中で“冷凍食品”と言えば、ほとんど食べた事も無いくせに「あまり再現度の高くない“やっつけ”みたいな食べ物」的なイメージがあったからです。
そうして返ってきたのは、“現代の冷凍技術の凄さ”と“導入を考えている冷凍自販機”の凄さについて話を聞かせてもらいました。
それからしばらくして、実際にその“冷凍うどん”の販売を開始したということで、購入させてもらって、家で茹でて食べてみたんです。
その時に感じた衝撃はなかなか凄まじかったです。
この時の感想は、事あるごとに色んなところで色んな人に言っている本当の話なんですが、
僕の中では、「あの“某○亀うどん”よりも遥かに美味しかった」という感じています。しかもこの感想は、何度食べても変わりません(もちろん、あくまでも個人の感想です)。
これは言えば言う程“お世辞”のように聞こえるようですが、僕は“お世辞”はほとんど言う事がありません(何しろ、言ったところで“目の前にある事実”は何も変化しないので言ったところで意味は無いと思っていますので)。
家で茹でて食べた時も、社内のレンジでチンして食べた時も、相変わらず素晴らしい歯ごたえと喉越しを感じることができて、この“冷凍うどん”の出来の良さにただただ感心していますし、このクオリティで“あのうどん”を食べられるように尽力してくれた方々に感謝しています。
もちろん、レンチンで冷凍うどんが食べられるようにしてくれたこの器の製造開発をしてくれた人たちにも感謝しています。
こうやって、自分は携わっていないどころか、自分では絶対に出来ない分野の仕事についても常に最先端に触れていくことは、自分の生活にとっても大きな恩恵がありますし、なによりもこうやって「他者の仕事について、常にアイデアを生み出し、それを具現化する弛まぬ努力をし続ける姿勢を知る」ことで、自分自身の仕事についても「こんなもんじゃ足りないだろう」という、“現状に満足してしまわずより良くしていくこと”に取り組むための気持ちの持続に繋がります。
「そのためにも、やっぱり“学び”を続けないといけないんだなぁ」
そんなことを、社内で“冷凍うどん”をレンチンしながら、美味しいうどんを食べながら、最近よく考えています。
なんて書いていたら、てきめんに小腹が減ってきたので、本日二つ目の“冷凍うどん”を食べてしまおうかどうしようか悩んでいます。
あかね
株式会社プロタゴワークス
https://www.protagoworks.com/
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