本番前のいつものバタバタ
こんにちは。
株式会社プロタゴワークスあかねです。
「結局、また直前まで手を加えちゃうことになるんですよね」
いつもと同じようなことを言いつつ、いつもと同じように、前日の夜になって、一旦の区切りをすることになるわけです。
今回のセミナーづくりのような“資料作成”が必要になったりすると、なぜだかいつも同じような状態になるのが僕と仲間の常ですが、相変わらず今回も同じ状態になりました。
「次回こそはこうならないように」
そう強く思うのも毎度のことですし、以前と比べれば随分と早めに着手もするようになっているし、全体像もかなり早い段階で出来ているし、「これでほとんど完成だ」という状態にも結構早い段階でなっていたはずだし、作業スピードにいたっては以前とは比較にならないくらいの速度になっているはずなのに、どうしていつも前日のこの時間まで食い込んでしまうのかは、もはやウチの7不思議の一つなのかもしれません。
あと6不思議はどんなモノなのかは今後考えていくとして、ひとまずは本当にあと少しだけ手を加えれば“本当の完成”がやってくるんだろうとは思いつつ、それでも当日の朝から本番を迎えるまでの間の時間で手直しを入れることになるんだろうと予想はしつつも、まずは一旦の区切りがついたのでホッとしました。
それにしても、「他者に伝えるためのモノを作る」という仕事をしていると、あらかじめ「今回の目的はこれで、伝える内容はここからここまで」と事前に考え抜いて骨子の部分は作っているんですが、いざ実際の資料づくりの仕上げに入った段階になると「この表現よりもこういう表現の方がいいんじゃないか」とか「ここはこうレイアウトした方がわかりやすいんじゃないか」なんて具合になっていってしまい、結局“ドツボにはまる”のはもう何度も何度も繰り返している毎回の恒例みたいになっているので、僕も仲間も半ば自分達に対して諦めている部分もあったりします。
正直に言えば、“コスト”という面で見た時には明らかに「見合っていない」と言えるくらいには手をかけている自覚はあります。つまり「利益を出す」という観点で言えば全くダメなので、経営者としてはNGなんだとということにも気がついてはいます。
もしかしたら、「利益を出すためにはこのくらいのクオリティでいいかな」とすればいいのかもしれません。
でも、僕たちの仕事は「モノを作って、形のあるモノを提供して対価をいただく」というようなビジネスモデルではありません。結局は“他者の変容”が成果と直結しています。
であれば、予算がどうとか時間がどうとかよりも、「それをやると“そもそもの目的”に叶うかどうか?」が重要なんじゃないかと考えています。
とは言え、それにも限度はあります。
もちろん「際限なくどこまでも時間をかけて作りこむ」ということだってやろうと思えばできなくは無いですが、他にも様々な仕事はありますし、当然ながら他の仕事も対価をいただいて成果を挙げることが求められている以上は、どれか一つの仕事にだけ時間を費やしていられるわけでもありません。
だから僕たちは決めています。
「全ての仕事に対して“それ”に注げる範囲内での全てのリソースを注ぐ」ということを。
だから、大抵の仕事については冒頭のように「結局、また直前まで手を加えちゃうことになるんですよね」てことになってしまいます。
そしてやっぱり“資料作成”が必要な内容であれば、それを実施する直前までは見直したいし、ギリギリで「これも必要だ」と浮かんできたモノがあればその中に盛り込むか、話として伝えるかのどちらかにしています。
そうして大抵の場合は、直前までしっかり準備して臨んでいるにもかかわらず、準備したモノの枠を超えていく内容になってしまうことになるわけです。
このnoteを書いているのが、今日のセミナーを実施するよりも前の時間なので今の段階ではどんな内容になったのかは知りようもありませんが、きっとここに書いたような「準備した内容を超えていくモノ」になってしまうんだろうと思います。
今日は仲間が講師をしてくれるので、僕は会場でサポート役に徹しながら、準備していった内容をどのくらい超えていくのかを楽しみにしていようと思います。
あかね
株式会社プロタゴワークス
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?