共愛学園前橋国際大学『2023年度企業人オムニバス講座』最終回が終わりました
こんにちは。
株式会社プロタゴワークスあかねです。
ここ数か月間ずっと関わらせてもらってきた仕事に、今日、一旦の区切りがつきました。
その仕事というのは、群馬県前橋市にある共愛学園前橋国際大学での『企業人オムニバス講座』という大学の後期授業です。
この『企業人オムニバス講座』は、ウチの会社も所属している群馬中小企業家同友会の共同求人委員会の提供講座としてここ数年間実施している大学の授業であり、もちろん履修して出席してレポートを提出することで単位取得が可能な授業です。
この授業は例年、後期授業で実施していて後期が始まる9月下旬の段階で「どの授業を履修するのか」を決めるためのシラバス授業からスタートして1月の下旬に終了する全15回の授業です。
その最終回あたる今日の講座を、色々が重なって企業側としては僕だけが参加することになってしまいました。そうなれば、当然、僕が最終回の進行も務めることになるわけです。
当初からこの講座作りに関わってきたリーダー的な方や主要メンバーの方が参加できないことがわかった段階で「やるしかないよな」とは思っていましたが、その辺りは僕の持ち前の“あがり症”が発揮されてしまって、それほど暑いわけでも無かった大学の広い教室の中であっても上着の内側は汗でびっしょりになったのはいうまでもありません。
そんな状態になっていた僕はと言えば“進行役”と言っても、今日は本当に少しだけ促しをかけるのと、あとは授業の最後にほんの少しだけ“最後の言葉”を学生さんたちにかける程度の役割だけなので、実際にあの場に居た人がこのnoteの内容を読んでいたら「ほとんど何もしていないのに、あれだけで汗びっしょりになるなんて・・・」と驚愕するかもしれません。
90分の授業の大半は、講座を受講してくれていた全学生たち一人ひとりによる“行動宣言”で進んで行きました。
最終回前までの14回の講座を振り返ってきてもらいつつ、今後の自分が「どういう大人になっていきたいのか？」そして「そのために、やめること＆はじめること」を考えてまとめてくるという宿題からの「自分にコミットした内容を、全受講生に向けて“行動宣言”をしてもらう」という内容です。
一応目安としての一人辺りの持ち時間は設定してありましたが、思いが迸る学生さんもいつつ、コンパクトに話す内容をまとめていた学生さんもいつつで、うまいこと時間内に収まったのもあって、最後に少しだけの時間にはなりましたが、この後期授業の間だけ同じグループとして幾つかの課題に取り組んできた様々な学年の仲間達との“最後のグループワーク”も実施できました。
一人ずつの発表を聴いていて感じたのは、どの学生さんもそれぞれが本当に真剣に「自分の人生」について向きあって考える時間が持てたに違いないぞという確信でした。
全学生さんの発表を全受講生と一緒に聴かせてもらったわけですが、「この時間を適当にやりすごそう」とか「めんどくさいからそれっぽいこと書いて喋っておけばいいや」という学生さんが誰一人としていなかったことがハッキリとわかりました。
これは、この講座を実施するに当たって他のメンバーの方々と一緒にこの講座のねらいや目的から構成について考えてきた僕にとっては何とも嬉しいことでした。
今日の最終回に出席できたのは企業側としては僕だけになってしまったわけですが、他のメンバーがこの「自分にコミット」で受講生のみなさんが一人ずつ話をしてくれた内容を聞くことができたとしたら、きっと僕と同じような感想を持つんじゃないかなと思っています。
これまでもこの講座に関わらせてもらって学生さんたちの反応を目にして耳にする機会があるたびに「ああ、やっててよかった」と思うことがたくさんありましたが、今日の最終回には一層その思いが強まりました。
「めちゃくちゃに忙しい中でも“この授業の意義”とか“これからの社会に対する責務”として、この授業づくりに関わらせてもらっていて本当に良かった」
そう強く思わせてもらえた、とても素晴らしい“行動宣言”を受講してくれていた学生さんの数だけ聴くことができて、本当に役得でした。
2023年度の『企業人オムニバス講座』はこれにて終了です。
でも、この講座を受講してくれた学生さんたちの“学び”はこれからもずっと続いていきます。
これからの人生の中で、もしも「“学ぶ”なんて大変だし何も変わらないしコスパ悪いし結局意味ないじゃん」なんて思うタイミングがやってきた時には、是非ともこの『オムニバス講座』を思い出してみて下さい。
この講座を「受けようかなどうしようかな」と思っていた履修前の自分と、この講座を全15回受講した後の自分自身との間に起きた“変化”を思い出して下さい。
“学ぶ”と必ず自分に変化が起きます。
変化が起きたらそれを“行動”に活かして下さい。
そうすれば、「あなたにだけ“変えられるモノ”」を変えることが可能です。
今日宣言してくれた大学生のあなたが「こんな大人になりたい」と言っていたコトを思い出してください。
今日宣言してくれた「やめること＆はじめること」を思い出して下さい。
大学生だったあなたが「なりたい」と言っていた大人になれるように、“学ぶ”を続けて“変化”をし続けていくことを思い出して下さい。
これからも、希望に溢れた学び多き人生を送っていってください。
ほんの少しだけですが、みなさんに関わらせてもらった“人生の先輩”として、勝手ながらそんなことを願っています。
学びを続けて更なる変化をしているであろう皆さんに、いつかどこかでお会いできることを勝手ながら楽しみにしています。
あかね
株式会社プロタゴワークス
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