最終的に必要になるのはいつだって
こんにちは。
株式会社プロタゴワークスあかねです。
「相手に“とって欲しい行動”をとってもらうためには何が必要か?」
これをひたすら考えることに全力を注いだ一日が、先日ありました。
「こうしたらどうだろう?でも、そしたらこういう可能性もあるよな…じゃあ、こういう感じでどうだろう?これだとこんな解釈が発生する可能性もあるか…だったら、ここをこうやってこんな感じにしたらいいんじゃないか!」
そんな、文字通りに試行錯誤して仮説を立ててはシミュレーションをしてまた考え直す、なんてことをしていたらいつの間にやら夜中になってしまっていました。
ただ、その甲斐あって「これなら間違いなく、相手に“とってほしい行動”をとってもらうための説明として、ヌケモレのない一意のモノが出来たんじゃないか」という手応えのあるモノが出来上がりました。
とは言え、当然ながら“当日”を迎えるまではその成否についてはわかりません。
今の僕の中にある“手応え”はあくまでも仮説とシミュレーションの中での検証を繰り返して手に入れただけのモノであって、いってみれば「未だ実践経験の無い新兵器」とでも言えるような状態です。
本当に狙った通りの効果を発揮してくれるのかどうなのか。それは、どれだけの回数と時間を費やして仮説と(シミュレーションでの)検証をしたところで全くわかりませんし、恐らく“想定外”の要素によって「狙った通りの成果」とはズレていってしまうこともあるんじゃないかと常々思っていますし、現実に実践投入してみると、やっぱり想定通りに「“想定外”のことが起きて狙った通りの成果とはズレが生じる」のはいつものことです。
だから、一旦はどこかのタイミングで「ここまで」と線引きをして「あとは実践で」と区切りをつけないとならないタイミングがやってきます。
その時に重要な役割を果たすのが“目的”です。
「それは、なんのためにやるのか?」
この“問い”に答えてくれるのが“目的”であり、この“問い”と答えのセットこそが、冒頭の“問い”に対しての答えの“軸”になってくると考えています。
「それは、なんのためにやるのか?」
「〇〇のため」
「〇〇を実現するために必要な、相手に“とって欲しい行動”とはどういうものか?」
「◇◇◇の行動」
「相手に“とって欲しい行動”である◇◇◇の行動をとってもらうためには何が必要か?」
こんな風に考えてみることで、“軸”に重心をおいた「役に立つこと」になっている“手応え”が生まれてくるのをいつも感じています。
「だからきっと今回も」
そう祈るような気持ちでいつつ、リアルな現場で起きる想定通りの“想定外”には、「いつなんどきどんなことにでも対処できるような状態で臨む」ところまでがセットだと思っているので、今回もそんな“猪木イズム”を胸に秘めて臨めるように今から調整していこうと思っています。
あかね
株式会社プロタゴワークス
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