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バタフライエフェクトってこんな感じかな

こんにちは。
株式会社プロタゴワークスあかねです。

こういう事がある度にいつも思うんですけど、「対話の力ってホントに凄いな」と。

こういう事っていうのは、組織開発の案件でパートナー企業の方と一緒に「会社の今後について」対話を重ねている時の事なんですけど。

何が凄いって、その人達自身の内面にずっと存在し続けていたけど、当人達すらも気が付いたことの無かった様な、これまでに言語を伴って顕在化した事の無かったイメージが、対話によって、まるで「今初めて発見した」ような感じだけど、実はずっと前から内面に在ったという事はわかっていたモノが、対話をきっかけにしてブワーーーーっ表出する瞬間に立ち会うその瞬間。これが、ホントに凄いんです。

恐らく「対話の力」を体感した事がある方であれば、これについての感覚とかクオリアのようなモノは共有できると思うんですが、そうでなければ何を言ってるのかよくわからないって感じなのかなあとは思うんです。でも、今の僕にはこんな表現で伝える方法しか無いんです。

そういえば、先日、ウチの会社で高校生のインターンシップを受け入れたんです。で、その高校生には、インターンシッププログラムの一環でウチが主催したオンライン哲学対話を体験してもらったうえで、自分達で“高校生限定オンライン哲学対話”を企画して集客してイベント実施するというのをやってもらいました。で、その感想の中で、こんな話をしてくれました。
「初めて参加した哲学対話がとても楽しかったしとても良かった。でも、友達にどうやって説明していいかわからなくて、とにかく伝えようと説明したけど結局『体験すればわかるから、とにかく参加して!』って言うことしかできなかった」
というような内容の話でした。

この学生達の話からも、「対話の力」って体感した事があると共有ができるけど、そうでなければ、どれだけ身を置く環境や境遇や価値観が近かったりしても、絶対に共有する事ができない感覚なんだなというのがよくわかりました。

なので、今日ご一緒したパートナー企業の方々も、きっと「対話の力」を体感してくれたんじゃないかなあと思っています。
いやホント、対話の力の凄さをあらためて実感しましたし、対話によって内面化していたモノを具現化したその人達の持っている力には、本当に感服しました。

でもって、いつも社内の仲間内で話すのは「僕たちって、ただの“きっかけ”なだけなんだよね」って事だけです。

そんな、2020年の仕事納めでした。


あかね

株式会社プロタゴワークス

https://www.protagoworks.com/


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