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ことの軽重を傾聴してみる

こんにちは。
株式会社プロタゴワークスあかねです。

今日は一日中よくお腹の空く日でした。

朝起きたら、起きた瞬間からとてもお腹が空いていたので、朝ごはんのお米の量をいつもの1.5倍程度食べました。

お昼はいつもかなり控え目にしているんですが、今日はたまたま出かけていたのもあって、出先でご飯を食べる事にしたんですが、お腹が空いていたのでついピラフの大盛りを頼んだらこれが珍しくちょうどよくお腹がいっぱいになる位の量でした。

そして、夜にもお腹が空いたのでつい今しがたパスタを食べてしまいました。

こうやって見てみると、炭水化物多めの一日でした。

「最近、ここまでお腹が空いた日なんて無かったよなあ。今日はなんでこんなにお腹が空くんだろう?」と、考えていたら思い当たる事が一つだけありました。

昨日の日曜日、久しぶりに思いっきり体を動かした、というのだけがこれまでの日常と違ったところです。

今まで「ジム通いが~」なんて書いていた事も多かったと思うんですが、実はここ1ヵ月程ジム通いをサボっていました。ジムに行かないなら、自重でのトレーニングくらいしておけばいいんだとは思うんですが、ジムに行きたくても行けない日々が続いていた事ですっかり不貞腐れてしまって、ただただ純粋なサボりでした。

ジムに行かない間に、せっかく落とした体脂肪が徐々に増えて来ている事を家族に指摘されて、恐れ慄いたのが土曜日の夜の話です。

そんなに脂肪まみれになっている自覚もあまり無かったのでまあまあショックを受けたことで、ここ数か月間の間、すっかり足が遠のいてしまっていたブラジリアン柔術道場に久々に練習に行ってみる事にしたんです。

とは言え、1ヵ月ほどジムもサボっていたのもあって、すっかり“運動”というモノ自体から遠ざかっているので実際に道場に行くまでにはかなりの葛藤がありました。

「ああ、またもやあのキツイ思いをするのかなぁ…」

散々運動をサボってから久々に運動をするのは本当にキツイと感じるんですが、これまでにそのキツさを何度も何度も味わってきました(つまり、それだけ何度も何度もサボってきているという事でもあります)。それに加えて、そのブランク明けのキツさは、年齢を重ねるごとに段々と厳しくなっているのを感じます。

準備運動の時点から息切れをして、マット運動をしている途中から息が上がり始め、スパーリングをしている時にはほとんど酸欠状態になるくらいどんでも無い状態に陥ります。

その苦しさを思い出すと、「よし、練習に行こう!」と決意をしたにもかかわらず、時間の経過とともに決意はどんどん弛んでいきます。

そんな葛藤を抱えたまま久々に道場へ行き、久々に先生に挨拶をして練習に参加してきました。

何か月も行っていなかったので、練習に参加していた多くの方が初めて会う方ばかりでしたが、そこは先生や道場の皆さんのおかげでアウェイ感も感じずに練習させてもらう事が出来ました。

久々だったのもあり、スパーリングも軽めにやらせてもらう事が出来たので、全部で5本を動く事が出来ました。

練習に行く前に想像していたよりも、随分とダメージの少ない状態で練習を終える事が出来てホッとしながら家路についたんですが、これが不思議と、家に着いてシャワーを浴びて着替えをしたら、なんとも言えず体中をダメージが覆います。特に、背中と腰のダメージが一際大きくて、その後で何度もストレッチをしつつ体中のダメージにうなりを上げていました。

そうして、いつもだったら日曜日の夜に放送している『真犯人フラグ』を楽しみに観ようと思うはずなのに、昨日はそんな気を起こす余裕も無く、大河ドラマ『青天を衝け』の途中で襲ってきた強烈な眠気をこらえつつ何とか最後まで見て、即布団に向かいました。

トイレに行きたくて目が覚めたのは早朝4時頃でした。その時には、かなりハッキリ目が覚めていたので意識もかなりハッキリしていたはずなんですが、背中と言わず腰と言わずハムストリングスと言わず、とにかく体の背面側が全部筋肉痛になっていましたし、もちろん、肩や二頭筋や腹筋や大腿四頭筋と言った体の前面も筋肉痛です。そして、これからもう一度寝ようと思っているにもかかわらず、お腹が猛烈な音を立てて「空腹です」というサインを送ってよこします。

これは困ったと思いつつ、とにかくもう一度寝ようとして布団に潜り込んで目を閉じますが、意識がハッキリしているくらいよく寝てしまった後なのでほとんど寝付けないまま起床の時間を迎えました。

そうして朝ごはんを迎えるわけですが、こうやって振り返ってみると、今日一日が炭水化物デイになったのも何となくわかるような気がしてきました。

恐らく、昨日やった久々の運動であり、久々にやった柔術の練習によって、全身の筋肉が大きな物も小さな物もくまなく、そして、極度に使われた事で、グリコーゲンが枯渇するくらいに使われていたんじゃないかなと思うんです。それを補うために、今日は一日中、体が“糖質”の補給を求めていたんじゃないのかなと。

それを補強するのが、昨日も今日もサプリメントを摂取していないという事が挙げられます。トレーニングを継続していた時期は忘れる事の無かったサプリメントも、ここ1ヵ月くらいは、トレーニングをしていなかった事もあってすっかりサプリメント摂取の習慣が無くなりつつありました。

そんな風に考えると、ここ最近では起こっていなかったこれだけの空腹の理由がしっくりくるなあと思っています。

自分自身の体に起きた出来事について“違和感”を感じたことで、その原因を考えてみることで、自分の体の特徴のようなものが見えて来るのかもしれません。

とは言え、今までに体験してきた「長期間のブランクからの久々の運動」後に、こんなにお腹が空いたと感じる事が今までは無かったように記憶しているんです。だけど、今回以上に疲労はしていました。

という事は、それまでも今回同様にグリコーゲンの枯渇は起きていたはずですが、それ以上のダメージによって“空腹感”すらも感じられなくなってしまう程の疲労に見舞われていたという事だったのかもしれません。

もしそうだとしたら、これまでは、これ以上の疲労とグリコーゲンの枯渇を起こしていたにもかかわらず「お腹が空かないから食べなくてもいいかな」なんて思って、炭水化物の補給をせずに、更なるダメージを自分の体に与えていたということだったのかもしれません。


「自分の体の事は、自分が一番よくわかってるよ」

なんて事がよく言われがちですし、僕自身もそう思っていましたが、実際には自分の健康状態は自分が一番見誤っている可能性が高いんじゃないかなと今は思っています。

何しろ、僕も含めた医学的知識が皆無のど素人には、一般的には「健康を推し量る指標である」とされている“健康診断の結果”なんていうモノすらも、実は、あまりよくわからない数値や記号で記されているというのが実情なわけです。

例えば、体重ひとつとってみても「身長が○○㎝だったら、体重は△△㎏が適正値」なんて一般的には言われていますが、あれはあくまでも“たんなる目安”以外の何ものでも無いというのは周知の事実のはずですが、思いのほか、この「身長と体重の適正値“神話”」に囚われている人が多いのも周知の事実です。BMI値なんて“たんなる目安”の最たるモノで、体脂肪量や筋肉量は一切考慮されていないので、見るからに“マッチョ”な鍛えまくっている人は、筋肉量が多くて体重が重いのでムキムキなのに“肥満”になってたりする事がよくあります。もちろんこれはただの一例です。

これよりももっと「自分の体の事をわかっていない例」とすると、例えば、様々な数値に異常が出ていて「要再検査」という結果が出ても病院へ行かない人が一定数いるというのは健康診断後のよくある風景だったりするわけですし、明らかに日常的に「お酒の飲みすぎ」と言われるくらいお酒を飲んでいる人が、健康診断の数値上は正常値だったりすると、お酒の飲み方を改めないまま飲み過ぎを継続して日々泥酔しているなんて事もよくある風景です。

そんな風に考えると、「自分の体のことなんて、実際は、自分が一番よくわかっていない」というのが、僕も含めた多くの人に共通している事実なんじゃないかなと思うんです。

にもかかわらず、「何らかの指標とされているけれども、実際にはあまりよく知らないしよくわからないモノ」に判断を任せて、自分自身の体の声にあまり耳を傾けないでいてしまってる。なんてことになっているのかもしれません。

今後は、そんな事にならないように、自分の体から発信される様々な信号によくよく耳を傾けて、体の声を傾聴しつつ、体との対話をする練習をしていこうと思っています。


などと言いつつ、明日以降もまた「猛烈な食欲」が続いていたとしたら、それはきっとタガが外れただけなのかもしれないので、そこら辺はよくよく傾聴していきたいと思います。



あかね

株式会社プロタゴワークス

https://www.protagoworks.com/


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