結局やってみなくちゃわからんね
こんにちは。
株式会社プロタゴワークスあかねです。
「準備万端、ぬかりなし!」
今の時点で持てる力を総動員して、練りに練って考えに考え抜いて作りこんだモノが、ようやくタイムリミットのギリギリのところで出来上がり、最後の確認まで終わらせた時、冒頭のように感じます。
もうこれ以上良いモノは、今日の時点の自分には出来ないだろうと思うからこう感じるのかもしれません。
「ああ、ようやく出来たなぁ」と、それまで取り掛かっていたモノがしっかりとしかるべき場所に保存されたのを確認して、これに掛かりっきりになっていたことで進められなかったことに取り掛かり始めます。
そうしてしばらく新しい作業をしていると、ふとさっきまでやっていて「もうこれ以上は修正する箇所もないだろう」と思っていたハズのモノに対して、「そういえば、あの部分ってもうちょっとこうした方がいいのかもしれない」なんてことが頭をよぎります。
もうそうなると新しい作業に身が入らなくなってしまうのは言うまでもありません。
「とりあえず一回確認しておかないとだな。今のタイミングしか確認する時間ないし、もしも後でやっぱり直しておけばよかたってなったら最悪だからなぁ」
そんなことを考えてしまって、新しい作業もそこそこに、ほんの少し前に「準備万端、ぬかりなし!」と思えるくらい確認したモノについて「ぬかり、あったかもしれないぞ」と疑念を抱きながら、あらためて確認をすることにしました。
そうしてついさっきぶりに確認したばかりのモノをもう一度隅から隅まで見直してみて「やっぱりこのままで大丈夫だな」と一人で納得しながら、またもや同じことを思うわけです。
「準備万端、ぬかりなし!今度こそ」
その後もまた何度か「ああ、やっぱりあの辺をもう少しこうした方が」なんてことを思うわけですが、「いや、もう散々確認したし、これ以上はキリがないから確認はしないぞ」と強い意志を持って、本当に“作業終了”にすることに決めました。
そうでもしないと、いつまでも「ああどうしよう、まだ心配だ」となるのは目に見えているのでどこかで線引きをしなければ、実際の本番が始まるまでこれがずっと続いてしまうのを、これまで何度も身をもって経験してきました。
往生際が悪いというのか何というのか、とにかく“本番”が始まるまでずっと「ああ、もうすぐ本番だ」と気になってしまうんですが、これが不思議なものでこれだけ“気にしい”なのにもかかわらず、「いざ、本番」となってスタートすると「ああどうしよう」と思うことは一切なくなるのが我ながら不思議です。
開始前がそんな感じなので、始まってからも緊張をしていることはしていますが、それよりも「とにかく、当初の目的を果たすためにどうするか」や、目の前にいる人達に向けて「自分は何ができるのか」なんてことばかりを考えているような感覚だけがいつもあるのを感じます(と言っても、これらは終わった後に気づくんですが)。
今回もまた、いつものようにスタートまでは「ああ、もうすぐ本番だ」と思いつつも「あれだけ万端に準備してきたんだから大丈夫だろ」とも思いつつ、それでも緊張はしてしまいつつ、いざスタートした瞬間からはノンストップで全力全開で駆け抜けるだけしかできません。
いつもの如く、なりふり構わず“目的”に向かって出し切って、すべてが終わった後に、じっくり振り返って自画自賛をすることになるのか深海よりも深く反省をすることになるのかそれとも全然違う状態になっているのか。そんなことを楽しみにして“本番”に臨もうと思います。
さあ、バッチコイ!
あかね
株式会社プロタゴワークス
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