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誰も自分の面倒を見てはくれないからせめて自分でケアしてあげないとね

こんにちは。
株式会社プロタゴワークスあかねです。

先日、スマホの買い替えをして以来、これまでに使っていなかった新しいアプリを幾つか入れて使っています。

そのうちの一つが、『リズムケア』というアプリです(僕はアンドロイドユーザーなんですが、App Storeでも同じアプリがあるようです)。

アプリの正式名称は、『超じぶん管理「リズムケア」』というんですが、これを実際に使ってみると、その名の通りまさに「自分で自分を管理する」という事に超絶特化していて素晴らしいアプリだなあと感じています。

例えば、日々の中で「やりたい事・やろうと思っている事・やるべき事」なんかが山積しているけど、実際にはそのほとんどがなかなか実行できなくて、結局「忙しいからなあ」なんていう自分に対する言い訳で正当化してしまうような僕みたいな人間には、このアプリが、まるで「救いの神」のように感じる瞬間があります。

そんなダメ人間代表のような僕であっても、さすがに仕事に関する事柄であれば、「ToDoリスト」や「スケジューラー」を活用する事で、なんとかかんとかミスの無いようにやってはいるんですが、「狭義の意味での“仕事(取引相手がいて対価の発生する事柄)”」ではないけれども、自分にとっても、自分の仕事にとっても、会社にとっても、「今すぐではないけれど今後恐らく重要になってくる場面があるかもしれない広義の意味での“仕事(現状、依頼も受けていなければ対価も発生しない事柄)”に関連する事柄」に対してが、どうしても、やらないまま済ませてしまう状況が続いていました。

それに対応するために、ある時から「やったら○、やらなかったら×をつける」という手書きのリストで管理するようにしたら、「○をつける」が自分のインセンティブとして機能しはじめて、「○をつける為にやる」という結果が得られることが多くなってきました(「○をつける」の話はコチラ)。

そしたら、当たり前の話なんですが、段々と「○が増える」という結果に繋がり始めたので、モチベーションは更に高まり調子にのって続けていたんですが、そうなると他の事柄も「やれる」ケースが出て来るんじゃないかななんて、自分のポテンシャルに対する期待値が上がってきて、あれやこれやと始めて行ったり、今までやっていた事を細かく分解してもっと詳細に記録を取りたくなってきたりしたんです。

これは我ながら良い流れが出来てきたなあと思っていたんですが、そこである問題が生じてきました。

それは、「○つけるリストが増えすぎて、手帳の中のリスト用に使っていたページじゃ間に合わなくなった」んです。

「は?だったら、別のページ使えばいいんじゃないの?」と思う人がいるかもしれませんが、それだとかなり都合が悪くなるんです。

僕が使っている手書きの手帳には、余っているページはあるものの、このリストを自分で書くとなると、まあまあの時間が必要になってきます。どの位の幅の枠を取るのか設計をして、枠線を引いて、文字を記入して、さらに追加項目が増えた時にでも書き足せるように余白も作っておかないといけません。


これが苦も無くできる人も世の中にはいるんだと思うんですが、僕にはこの作業がとても苦痛です。これを「やらないといけない」と思っただけで、作業の手は止まり、そうなるとリストが存在しない事になるので、今まで「○をつける」で出来ていた事が一切出来なくなる恐れがありました。

「こんなしょうもない事で、これまでのグッドスパイラルを断ち切ってしまうわけにはいかない」

そう強く思った僕は、タイミングよく携帯を変えたのもあって、新しいアプリを必死に探しました。その時に、数多ある「自己管理ツール」達の中で、一際光り輝いて見えたのが『リズムケア』でした(実際には『リズムケア』がかなりメジャーなアプリのようだったのですぐに見つかりましたが)。

そんな経緯で、使い始め、今では様々な「やりたい事・やろうと思ってる事・やるべき事」を、「○をつける」だけではなくて、それ以外にも、「やった時間・やった回数・やった量」などをその事柄に合わせて設定して記録しています。他にも、オリジナルの指標を自分で設けて、自分なりに自分のコンディション管理にも活用しています。


これによって、その日の「コンディション」と「結果」を同時に確認できるので、自分がどんな状態であれば高いパフォーマンスを発揮できるのかの相関を、客観的なデータとして持っておく事ができます。そうすると、「ハイパフォーマンスの発揮」を偶然とか勘に頼らずに済むようになりますし、自分の生活の内容に対して反省点をもって改善をかけられるようになってきましたし、どれくらいのペースでストイックな生活を続けると疲労が溜まってくるのかなんていうのもなんとなく分かってきたような感じがします。もちろん、「以前に比べたら」がつきますが。

他にも、「やりたい事・やろうと思ってた事・やるべき事」を自分が日々(ほんの少しだけでも)実行したんだという“実感”が、「○をつける」行為の時に、手に入るというのは、今までには無かったモノなのでとても気分が良いんです(何しろ、今までは、「やりたい・やろう・やるべき」と思っていたのに出来ていなかった、と言うか、やらないと言う選択をしていたわけなので)。これによって、自分の精神状態が日々向上しているのも、記録を取っているからこそ見えてきました。

こんな風に、「自己理解」がこのアプリ以前とアプリ以後だと、だいぶ変わってきたという実感が持てています。

どうしても、「やらなかった」とか「やった」というのを記憶だけに頼っていると、その日が本当に忙しかったわけじゃないのに「忙しかったから」って自分に向けて言ってしまっていたし、逆に「やった」としても、それがほんの僅かな時間だとしたら実際にとても忙しい中で捻出した時間だとしても「ちょっとしかやらなかった」という後悔とか落ち込みに繋がる事が、これまでに何度もありました。

だけど、今は、記録を取る事で、「「やらなかった」が一体どこに起因しているのか?」を見直すきっかけになるし、本当に忙しく「やらなかった」なら、「そもそも、やろうとしている事が無理のある事なのか?それとも、この忙しさは、やり方次第でどうにかできるのか?」などを考える材料が手に入ります。
「やった」のであれば、それが例えどれだけ僅かな時間や僅かな量だとしても、それが時間によって積み重なっていく事で、膨大な時間や量になったり、仮に積み重ねたとしても多少の量だったとしても、「何もしなかった日々の積み重ね」によって手に入れる「何もしなかったという後悔と自責の念」よりも、「多少でも積み重なった体験」によって手に入るモノは、確実に自分自身の資産になるし、何しろ、気分が良い。
そんな、間違いの無い実感が、自分の記録とともに確実に手に入っています。

ここまで書いてみて、かなりポジティブな言葉が漂う内容になっていますが、実際のところは、「今まで、必要だったけれどやっていなかった事をやり始めた」という、かなりの遅れを取り戻そうと頑張り始めた周回遅れの男の懺悔と自分を鼓舞する内容になっております。

これを読んでくださっている皆様におかれましては、こんな周回遅れ人間のようにはなりませぬよう、日々励んでいらっしゃる事を願っています。



あかね

株式会社プロタゴワークス

https://www.protagoworks.com/


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