やればできるを体現すると
こんにちは。
株式会社プロタゴワークスあかねです。
先日、当社が講師を勤めさせていただいていた『人材採用に向けたPR動画作成セミナー(全4回)』の最終回を無事に終えることができました。
このセミナーは、群馬県中小企業団体中央会様が主催するセミナーで会員企業様向けに実施してきたものでした。
主旨としては「中小企業が、自社の採用活動を進めていくために、自社で動画作成が“気軽に・手軽に”できるようになるための基本的な内容を学んでもらう」という、セミナーの題名通りのものとして、一昨年からスタートして昨年と今年の合計で計5セット実施してきました。
セミナーの内容を作ってブラッシュアップしてきた当社としては、「こうやって思い返してみると、スタートした一昨年前とはうって変わって採用市場が劇的に変化してきたんだから、そりゃあ同じテーマのセミナーでも内容は変えざるを得なくなってくるし、それに対応してこの怒涛のような荒波を乗り越えていかなければならない中小企業は大変だよなぁ」というのが正直な今の感想です。
そして、一昨年から今回まで何十社もの中小企業の方々に受講していただきましたが、その皆さんに対してはこうも思っています。
「今まさに怒涛のようなうねりをしている採用市場にあっても、この講座で学んだことを思い出して復習して実践し続けてもらえれば、間違いなく“選ばれる企業”として生き残ることができるので、頑張って取り組み続けてもらえるますように」と祈るような気持ちで思っています。
セミナーの題名にもあるように「自社でPR動画を作成できるようになる」というのは、このセミナーにおいてはあくまでも“当たり前に辿り着くところ”というのをウチの会社としては設定してやってきました。
その狙い通りに、全4回のセミナーのスタート時には「動画作成なんて一切やったこともないし、そんなことが自分にできるとはあまりイメージしたこともない」という方々が受講者の大多数でしたが、最終回の“作品発表会”には全員が自分で撮影・編集をした“処女作”を引っ提げて、その動画の“テーマ”や“狙い”や“工夫したポイント”や“苦労話”などを全員に向けて話してくれるということが全員できるようになりました。
もちろん、このセミナーの設定通りに「基本的な部分について学ぶ」というモノなので、あまり高度な事柄はセミナーの中には入っていませんし、そもそも当社は“動画撮影・編集”などについては大した技術も知識もありませんし、そもそもそれは事業としては一切やっていませんし、僕も仲間も“動画”については趣味でも一切触れていません。
でも、テーマにあるように「人材採用に向けたPR」という部分についてはプロフェッショナルですし、「動画作成をするための最も肝要となる部分」については、“動画撮影・編集”の技術や知識とは一切関係がありません。
むしろ、「人材採用」と「PR」と「動画作成の肝」という“根幹の部分”を徹底的に築いて磨いていく内容に特化したセミナーとして作り上げて実施してきたことで、「受講した人が、自分の中にあるイメージを具現化して、自社の魅力をターゲット人材に届かせるための映像を、自分の手で創る」ということが誰でもできるようになったセミナーになりました。
とは言え、セミナーの回数がたったの4回だけなので、当然ながら“宿題”をたくさんやってきてもらうことになりました。
その“宿題”についての苦労話は毎回どの受講生の方からも出てくるわけですが、最終回の作品発表会では多くの方々が「宿題に取り組むことでその必要性がよくわかった」という声が、これまでも今回も多数あがってくるのは、このセミナーを作って実施してきた僕と仲間からすると「ああ、本当にこのセミナーをやってきてよかった」と思わせてもらえる瞬間です。
このセミナーの初回で必ずこんな話をしてきました。
「このセミナーの最終回には、必ず自分の作品が作れるようになっています」と。
そして、必ずそうなってきましたし、作り上げた方々は第一回目の時の自分自身と第四回目に参加している自分自身の“変化”に気付いて、その“変化”をもたらした途轍もない苦労をみんなで思い返しながら、驚いたり喜んだり達成感を味わったりしている様子が見受けられました。
当面のところは、今年に実施したこの回で『人材採用に向けたPR動画セミナー』は一旦の終了を迎える予定です。
このセミナーの依頼を受けた当初はとっても戸惑いました。
「なぜ、動画撮影なんてしていないウチに声をかけてもらったんだろう?」と。
でも、その理由や背景などを聞かせていただいた時に、「それだったら力になれるかもしれないなぁ」と思って、そこからこのセミナーを実施するために様々な準備を進めてきました。
これまでに通ってこなかった分野の勉強をして、自分達で実践して、上手くいったことや上手くいかなかったことをたくさん経験して、それらをセミナーの内容に盛り込むためにアイデアを練ってあーでもないこーでもないとやってきましたし、自分達だけではどうしても絶対にどうにもできない部分について協力してくれる方を探して協力してもらったり、当然ながら自分達の専門分野についてもどうやってわかりやすく解説しながらセミナーの趣旨と融合させるか、そして、どうやって「動画の“ど”の字も知らない“素人”」がたったの4回で「根幹部分を押さえた動画を作れる状態」になってもらうのか、などなど。
ここ2年間のそんな様々な思い出がブワーッと思い返されてきてなかなかの感慨深さをあらためて感じているところです。
こんな貴重な機会を与えてくださった、群馬県中小企業団体中央会様には本当に感謝しています。初代の担当者の方から今回の担当者の方まで、皆さんには本当にお世話になりました。
そして、これまでに『人材採用に向けたPR動画セミナー』に参加していただいた受講者の方々とその企業様、大変感謝しています。
沢山の皆さまのおかげで、僕も仲間もウチの会社もそれまでには考えもしなかったようなことを考えさせてもらう機会になりましたし、思いもよらなかったアナロジーを駆使することになったり、想像もしていなかったレベルアップをさせてもらうことができました。
このセミナーと同じく、これからも「他者・他社のサポートをする」という部分で、このセミナーで学ばせてもらったモノを駆使して今まで以上の“サポート”をしていこうと思っています。
関係者の皆様ならびにご参加いただいた皆様ご協力いただいた皆様、本当にありがとうございました。
そして、今後ともよろしくお願いいたします。
これからも、みんなで力を合わせて未来を創っていけるといいなと思っています。このセミナーでのように、お互いに“困ったこと”や“悩み”や“アイデア”などを気軽に相談し合って助け合いながら、みんなでスイミーのようにこの怒涛のようなうねりを乗り越えていけるといいなと思っています。
これからも頑張っていきましょう!
※このセミナーを受講された方々の作成動画のリンクです※
あかね
株式会社プロタゴワークス
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