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幸せのキラーパス

こんにちは。
株式会社プロタゴワークスあかねです。

今日はクリスマスイブということで、晩ご飯の後、デザートにクリマスケーキを食べました。

デコレーションケーキを食べたのが久しぶりだったからか、それともお店の人の腕前のお陰なのか、とても美味しく食べられました。

ケーキを食べるといつも「幸せを具現化したら出来上がる物の内の一つはケーキで間違いない」と思います。甘くて、フワフワして、飽きるまでずっと食べていたくなる、気持ちがグワーっと高揚する食べ物。これ考えた人も、進化させてきた人達も、みんな天才なんだろうなと思っています。

子どもの頃からそうだったんですが、切り分けてもらった自分の目の前にあったケーキを食べ終わった瞬間から「もっと食べたい」という気持ちが今でも湧いてくるんですが、でも実際にはクリームの脂質によって僕の体は「もう充分!」という信号を送っているようで、ほんの少し時間を置くと「やっぱりもう充分に満足したな」と、自分がケーキを食べて満たされて幸せな気持ちを感じているのがわかるようになった辺りに、自分が大人になったと言うか、歳を取ったんだなと実感します。

このケーキという幸せを具現化した食べ物を作れる人って、恐らく僕と同じように「幸せな気持ち」になる人を、例えば今日のクリスマスイブ一日だけでも、何十人何百人と、この世界に生み出してるんだと考えると、本当に凄いなあと感心してしまいます。
これだけ美味しくて子どもも大人も満足できるケーキを作れるようになるには、料理をしない僕にはわからないけど、かなり大変な訓練とか試行錯誤があったんだろうなと、だいぶ浅い想像にはなっちゃいますが、そんな事を考えたりします。
だけど、自分の腕一つで、例えばクリスマスイブのたった一晩で、そのケーキを買って帰った人達全員プラスその人と一緒にケーキを食べる人達までいっぺんに幸せな気持ちにするんだって想像しただけで、「ケーキを作る」っていう仕事の一端だけしか見えていないにもかかわらず、物凄く魅力を持った仕事なんだなあとあらためて思いました。

そう言えば、小学生の頃、周りに「将来はケーキ屋さんになりたい」って言う女の子が少なからずいたよなあというのを、書いてて思い出しました。
あの頃、僕は「将来なりたいと思うモノなんて何も無い」と思っていたので、定番の「将来の夢」的な作文とかそういう類いの質問には「なんて答えようかな?」といつも困っていました。なので、「ケーキ屋さんになりたい」とか「お花屋さんになりたい」とか「プロ野球選手になりたい」って言える子達を羨ましく思っていた記憶があります。
その羨ましく思う気持ちは、「どうして○○になりたいって思う事ができるんだろう?」という、何かに憧れるとか、何かを目指そうと思うとか、そういう気持ちを持てる子達の感性がとても羨ましいっていう部分が物凄く大きかったんだろうなと、今になって思います。

あれから何十年も経って、かなりのいい歳になった今、ようやく「ケーキ屋さんになりたい」って言ってた子達の気持ちがわかった気がします。
もちろん、わかり方は小学生のわかり方とは違っているんだろうけど、それでもホントはそんなに大きくは違わないんじゃないかなあとも思ってます。

きっと、自分を「幸せな気持ち」にさせてくれた、あの「幸せが具現化した物」を自分の手で作ることで、自分が感じたあの気持ちを、自分以外の誰かにも感じてほしいっていう気持ちだったんじゃないかなと、今は想像しています。

誰かから自分が受け取った幸せな気持ちを、他の誰かにもパスして幸せな気持ちになって欲しい。
そんな「贈与の気持ち」の化身が、年に一度来てくれるサンタクロースなのかもしれません。


さあ、クリスマスイブってことでキレイにまとまりましたよっと。


あかね

株式会社プロタゴワークス

https://www.protagoworks.com/


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