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今日のところは燃やし切ったに違いない

こんにちは。

株式会社プロタゴワークスあかねです。

今日まで時間をかけて準備をしてきたセミナーが、さっき終わりました。

「伝えたい」と思っていた事は、しっかり伝わった実感を得られるような反応があったので、ひとまず良かったなぁと感じています。

終わって、片付けをしつつ、明日の準備をしながら、「よし、終わったぞ」そう思って、ホッと一息つけるんじゃないかなと考えたんですが、これが全然甘かったようで。

まだまだ何も終わってはいませんし、何ならここから始まるところだったんじゃないかと思えるくらいに、カレンダーに入っている予定と、新たに書き込まれた予定によって、ホッと一息つけるタイミングはもう少し先だったという事がわかってきました。

「まあ、そういうことなら仕方ないよね」と思いつつも、とりあえずどっと疲れを感じたので、ウダウダしていたらもうこんな時間になってしまい、慌ててnoteを書いているところです。

「疲れたなぁ」と感じていながら、一方では、「何でこんなに疲れたとかんじているんだろう?」という疑問も感じつつ、これを題材にnoteを書きながら、あらためてこの「疲れ」について考えてみているんですが、それはきっとこのセミナーに全力で臨んだからなんだろうなという事しか頭に浮かんできません。

何と言うか、とりあえず今日のセミナーで、一旦空っぽになりました。

そんな感想しか出てこない感じです。

空っぽになったと感じているのは、今は何の感想も出てこないということも大いに関係しているんじゃないかと思っています。

今までだと、終えた直後に「ああでもない、こうでもない」と自分自身についてとか、参加者の方の反応についてとか、色々と感じるところがあって、それらを振り返る事に忙しかったりするのが通常なんですが、今日はそれすらも自分の中では起きていなくて、とにかく「ああ、終わった」という感覚だけがあるような状態です。

だから、今はこのセミナーについて振り返る事が出来ません。

思っていたより良かったのか、そうではなかったのか、それすらも今の自分ではよく分からないというのが本音のところですが、今の段階では(よくわからないにもかかわらず)自分の中に「後悔する気持ち」や「自責の念」というのは見当たりません。

かと言って、「バッチリだった」とか「完璧だった」という思いも見当たりません。

とにかく、「最後までやりきった」とか「やろうと思っていた事はできた」という「終わった感」があるのみです。

言うなれば、「自分自身がやろうと思っていた事はやれたし、出来る事は全部やった」という状態に近いのかもしれません。

今かきながら、どうして自分がそう感じるのかが、段々と見えてきました。

理由は、これまでの内容とは違って、今日の内容は「途轍もなく踏み込んだ内容だったから」という事なんだなと合点がいきました。

自分自身でも、セミナーを作りながら「本当にこの内容をやるのか?」何度も何度も自問自答しました。

その度に、「これをやらないと自分達が真摯さを実践しない事になる」と自分の中で回答が出てきます。

だからこそ、実際のセミナーでもそのままやりましたし、それに対して、真摯なリアクションをもらう事ができたと実感しています。

もちろん、やる前もやってる最中も、そこに対して怖さはずっと付きまといました。だけど、一歩だって退くわけにはいきませんし、何か疚しい事があるわけでもありませんし、おかしなことをやっているわけでもありません。必要な事、やるべき事を真っすぐにやっているだけです。

でも、本音を言えば、やらずに済ませられて叶えたい目的を叶える方法があるなら、僕だってそうしたかったのは間違いありません。そういう意味で、逡巡させられる何かがあったわけです。

そんな、葛藤の中での真剣勝負が終わって、そこに対してこれまで取り組んできたものを発揮できたことに対しての充足感が、今感じている疲労感なのかもしれません。

「できるかどうかじゃなく、やるかやらないか」

僕が常々考えていることでもあり、まさに、今日のセミナーでも伝えた事でもあり、受け取って欲しかったことでもあります。

それを「やった」事によって、今のこの疲労感や終わった感を感じているのかもしれません。

ここから先は、託すしかありません。

だけど、それは「後は知りません」という事ではありません。

何か手伝えることがあればサポートはいつでもしますが、僕が代わりに最後までやってあげる事はできないから、最後の行動は「やってください」と願いながら託すしかありません。そう考えているという事です。

僕達が手掛ける組織開発は「他者へ変容を求める」という取り組みです。

もちろん、変容しようとする人に対してのサポートは全力で行いますが、変容しようとしない人に対しても出来る限りのサポートはします。出来得る限りの時間を使って、出来得る限りの範囲でのサポートにはなりますが、それでも「変容するかもしれない可能性」があるのであれば、関われる範囲の中で「最後まで諦めない」という事だけは決めています。

だけど、最後の最後は、託すしかありません。祈りながら。

どうか、「やる」と決断して「やる」という行動を起こしてくれるように。

そんな事を、考えられる限りのロジックとシカケとレトリックを使って、持てる限りの真摯さを乗っけて、出せる限りのハイカロリーな情熱で燃やして、伝えるという行動をやった。

その結果の、疲労感なんじゃないかと、今は思っています。

今日のところは、やり切った己に「お疲れ様でした」と労ってあげたい気持ちです。

また明日からの怒濤の日々に備えて、早く帰って寝るとします。



あかね

株式会社プロタゴワークス

https://www.protagoworks.com/

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