(株)プロフェッショナルネットワーク

横浜に事務所を構え、人事コンサルティングや人材紹介業を営んでおります。 こちらでは、主…

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横浜に事務所を構え、人事コンサルティングや人材紹介業を営んでおります。 こちらでは、主に弊社会長のブログ等を公開してゆきます。 弊社HP:https://www.pronet-jp.com/

最近の記事

⑮転職エージェント

転職エージェントの活用 悔いのない転職には、転職エージェントを上手く使うことが大切です。 どのような転職コンサルタントと付き合うのかは、転職の成否を決める重要なことです。事前に、可能な限りそのコンサルタントの出自・経歴をきちんと調べる必要があります。自分が志望している業界の企業と太いパイプをもっている転職エージェントを探せれば、うまくいくことが多くなります。 その会社と10年・20年とつきあっている人ならばともかく、多くの転職エージェントのコンサルタントは表面的なことしか知り

    • ⑭キャリアアップしてこそ、転職の意味

      何のために転職するのか、もっとも大事な点を忘れて、自分の意思を持たずに何となく転職をすると、自分の実力より低いポジションの仕事に就くことになってしまうことがあります。キャリアアップではなく、むしろキャリアダウンとなってしまいます。 いったんそのような選択をすると、その職歴は消すことができず、キャリアの傷として残ってしまいます。そうすると、次の転職の際「あの会社であのような仕事をしていたのか」と評価され、その後のキャリア形成が難しくなる可能性があります。その後、さらに職務内容や

      • ⑬会社の辞め方

        いまいる会社の辞め方 現在の会社をいつ辞めるのがよいのか、考えてみましょう。 職場の上司との何らかのトラブルがあり、事のはずみで、衝動的に、会社を辞めるというのは最悪です。社会人としてあまりにも大人気がなく、その後の人生にも不安が付きまといます。 また、転職活動に専念するために現在勤務している会社を辞めるという人が稀にいますが、正直言ってあまり賢いやり方ではありません。転職先がすぐに決まればよいのですが、決まるまでは無職となり、そのような状態が長く続くようでしたらご本人に

        • ⑫転職活動本番

          転職の時期 転職活動はいつ行なえばよいのでしょうか。本人が今の会社を辞める時期と、転職先へのおおよその出社時期を決めて、そこから転職活動期間を逆算すればよいのですが、転職受け入れ先企業側の都合も考慮しておかなければなりません。 まず、転職先会社の会計年度との関係が考えられます。1月あるいは4月といった、その会社の新年度の始期に合わせて、人員体制も整えたいと考えます。そこで、新しい人には期初の前後に入社してもらいたいと考える会社が多くあります。 そんなことから、毎年4月1日

          ⑪資格は武器になるのか

          いずれ転職の際に役立つのではないかと思い、現在の仕事と関係のない、さまざまな資格の取得に励んでいる人がいます。しかし、こと転職という観点から考えてみると、あまり推奨できるものではありません。 転職の場では、資格よりも実務経験の方が重視されます。仮に多くの資格を有していて、その資格名が職務経歴書にたくさん記載されていたとしても、ほとんど評価されません。 むしろ、この人は「ずいぶん暇だったのだな」とか「これまで真剣に仕事に取り組んできたのであろうか」といったマイナス評価される可能

          ⑩転職

          大手企業出身者の転職 有利な点 一般的に、どちらかというと、入社時点では優秀と目される 社内教育体制も整備しているので、基礎能力はあると思われる 不利な点 大きな組織ののなかの細分化された仕事しか担当していない 大手企業のもつブランド、宣伝効果、販売組織等による仕事、本人の貢献度が見えない 他の組織に行って、同様の成果を出せるかどうかはわからない 転職先候補の条件 転職を考えるときに、検討する条件には以下のようなものがあります。 それぞれについて、自分として望むもの、

          ⑨求人情報等、転職に関する情報の入手について

          ・ハローワーク  全国のハローワークで求人情報が掲載されている。企業側では、一切の経費が不要のため、他の求人メディアで公募していない中小企業からも求人情報が出されている。 ハローワークインターネットサービス(https://www.hellowork.mhlw.go.jp)で、求人情報を閲覧できます。 ・新聞広告、折込みチラシ   ・求人誌  地域ごとの求人情報をまとめた小冊子が駅やコンビニで無料配布されています。 ・人材求人サイト(ネット) ・転職エージェント(

          ⑨求人情報等、転職に関する情報の入手について

          番外:近未来の仕事事情調査

          現在、自分がやっている仕事が、10年後、20年後にどうなっているのか、考えたことはありますか。 AIによって、私たちの仕事がどのように変わっていくのでしょうか。 コンピュータによって、膨大なデータの処理が瞬時に行なえるようなり、さらに、AIにより、それらの最適な組み合わせを含む的確な判断ができるような時代となりました。 経理の仕事であれば、日本の第2次世界大戦後の高度経済成長期あたりまでは、そろばんで数字を計算して、決算につなげていたのが、電卓が、電子計算機、パソコンに置きか

          ⑧転職のキモは職務経歴書

          書類選考時には、職務経歴書の記載内容がキモになります。応募先の人事担当者は、応募者の職務経歴書を見て、入社試験を受けてもらうか、否かを判断します。 その応募者が、即戦力の人財として、求人該当ポジションの仕事をこなせるだけの職務遂行能力をもっているか、どうか、という視点で、審査をします。 書類選考を見る、採用担当者が「会ってみたい」と思えるような、書類を作成できるか、どうかが重要なポイントです。 職務経歴書は、以下の内容から構成されます。 記述分量は、在職期間にもよりますが

          ⑦転職活動の流れ

          転職情報サイトを見て、ちょっと気に入った仕事があったので、応募してみた、という安易な転職活動では、決して企業の方からは門戸を開いてくれません。 行き当たりばったりのやみくもなやり方では、転職成功にはおぼつきません。 〇自己分析 自分自身のことを客観的に分析して、自分としての転職についての基本的な考え方を決める必要があります。なぜ何のために転職するのか、どのような仕事に就くのか、候補となる会社名、自分として譲れないこと、ものは何か、等を整理して、書き出しておきます。 〇

          ⑥企業の持つ転職者への期待

          20歳代 基礎養成期 今後のビジネス人生を送っていく上で、その基礎を養成する時期です。転職するにしても、学校卒業後まだ日も浅いので第2新卒、と言われる時期。一人前と見られていない、まだ「ひよっこ」と目される。企業側からすると、潜在能力が高そうならば雇ってみようか、という程度で、さほどの期待はしていないのが正直なところです。新卒採用で入社した会社を1年で辞めて他社に転職しても、経歴上は全く問題にはなりません。 新卒で入社した会社にたいして、決定的な欠陥を感じたら、その会社をでき

          ⑤新卒と中途採用

          新規学卒者が学校を卒業するのと、多くの日本の会社の決算年度変わりの時期にあわせて、採用活動を行なっています。一般的に年一度、4月1日付けの入社となります。 そこには、もう1つ理由があります。日本の教育制度ののなかでは、多くの新規学卒者は学校時代に社会人となって、すぐに使える知識・技能をほとんど身に付けておりません。学校教育では、そのような教育訓練はほとんど受けておりませんので、会社で1から教えていかなければなりません。会社側からすると、ある特定の会社特有の変なクセも付いていな

          ④転職の目的 きみは何のために、転職をするの?

          あなたは、何のために、どのような目的で、転職をするのでしょうか? いろいろなことを考えた結果、転職をしようということになったのでしょう。 あなたが転職を思い立ったきっかけは何ですか? ・ 今の職場の上司とは相性が悪く、こんな人と今後もずっと顔を合わせていくのは嫌だ ・ 現在の給与ではギリギリの生活しかできないので、せめてもう○○万円くらい給料の多いところに行きたい。 ・ 今の会社では、会社の将来性、安定性が不安である ・ 企業規模が小さいので、もう少し大きな

          ④転職の目的 きみは何のために、転職をするの?

          ③【40歳以上の方へ】あなたは、65歳の時、どこで何をしていますか

          では、40歳以降の人は、どのように考えるのでしょうか。この年齢まで生きてきたひとですし、人の生き方はいろいろでしょうから、どのように考えてもよいのでしょう。 この年代になると、その時点からみて、その後の職業生活がどのようになっていくのかは、おおよその見当かつきます。現在の勤務先では、既に本流から外れたので、もうしばらくすると、関連会社に出向になるのではないか、同部門の大先輩の例からすると、55歳くらいで、地方の支店長に就き、60歳で役付定年となり、本社の閑職かとか、何となく、

          ③【40歳以上の方へ】あなたは、65歳の時、どこで何をしていますか

          ②【40歳未満の人へ】きみは48歳の時、どこで何をしていますか

          きみは何になりたいのか、何をしたいのか、この一度きりの人生でどう考えるのか、をはっきりさせることが、たいへん大切です。 私は、転職の相談に来た、若手から中堅クラス20代、30代の人には、必ず次のようなことを聞くようにしています。 あなたの〇年後、48歳になった自分の姿を想像できますか。どこで何をしていますか。または、どのような姿になっていたいと思いますか? 48歳という年齢は、多くの場合、ほぼその人の完成形の姿でしょう。この年齢での状態から、その後の10年、20年の様子を

          ②【40歳未満の人へ】きみは48歳の時、どこで何をしていますか

          ①プロを目指す転職の仕方

          ― これからの時代を生き抜く、賢い転職の仕方 ― はじめに 私ども、株式会社プロフェッショナルネットワークは、1996年に設立、本年創業25年を迎えることができました。当初は、経営コンサルティングと社員教育支援を生業にしておりましたが、お客さま企業の多くより有能人財の要請があったことから、1999年に、有料職業紹介事業の労働大臣許可を得て、人材紹介事業部をつくり、これまで20年余、多くの有為な人財を企業に紹介してまいりました。 2000年以降、経済面でもさまざまな出来事が