![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/145224284/rectangle_large_type_2_63a71249550b336925a26ea925f5f320.png?width=800)
資産管理をしよう!:2024年が半分終わりました
2024年も半分が経過しようとしています。ポートフォリオやアセットアロケーションの比率の見直しのため、半年ごとには、ご自身の資産配分を確認されることを薦めします。
市場との比較
市場のYTDとMy資産のYTDを比較してみましょう。
YTDが年初来のことです。Year To Dayの略です。
2024年6月26日の主なYTDは下記の通り。
全世界 10.6%
全米 14.1%
SP500 15.3%
日経225 18.0%
為替 13.2%
それに対して、我が家のMy資産は9.8%でした。
市場との単純な勝負だと、市場の伸びに対しては、伸び負けたことになります。みなさまの資産運用ではいかがであったでしょうか?
銘柄株比率の高い方は、市場を上回っているでしょう。また、インデックスで株式投資信託中心や日本株中心の方も、市場連動なので、同じくらいの伸びだったことでしょう。
一方、日本円比率のが高い方は、市場を上回ることはないでしょう。それは、日本円で持っているということは、運用率ゼロですからね。ちゃんと、日本円も計算式に入れてくださいね。
我が家のMy資産は、債券が大きく占めていて現金比率と合わせると50%以上になる守りのポートフォリオです。市場連動できなくて当然と判断しています。とはいうものの、債券利金はそれなりにありますし、すべて外貨運用のため、為替変動の恩恵を大きくプラスに受けたため、市場伸び率に近い成績だと解釈しています。
過去のMy資産と市場との比較は、15年分の運用成績比較を下記まこさんnote記事に書いてあります。ご参考に。
参照リンク→成功する投資家の共通点:経済指標活用術
計算方法
YTDの計算方法は、
(2024年6月末の金融資産額ー2023年年末の金融資産額)➗2024年6月末の金融資産額×100=年初来資産アップ率(単位:%)
例えば、
2024年6月末の金融資産額=1,000万円
2023年年末の金融資産額=900万円
の場合、
(1,000 万円ー900万円)➗1,000万円×100=10%
YTDは10%と計算することができます。
金融資産には、すべての金融機関に預けているお金を足してください。決して投資している金額だけではありません。
証券会社にあるお金はもちろんのこと、銀行に預けてある生活防衛資金、教育用に分けてあるお金、定期預金、自宅にある冠婚葬祭用のための現金、タンス預金などもカウントします。
各家庭で無目的に置いてあるキャッシュも洗いざらい金融資産額にカウントしてください。
キャッシュポジションの確認もとても重要です。キャッシュポジションとは手元流動性試算のことです。
キャッシュ比率を理解する上でもぜひ資産管理をしてください。
参考サイト
市場の年初来Up率を見るためには、私は、TradingView(https://jp.tradingview.com)を利用します。
Google Finance(https://www.google.com/finance/)も手軽に使いやすいサイトです。
また、SBI証券や楽天証券のサイトもどんどん拡充しているので、情報収集に見て回るのも良いと思います。
資産管理の重要性
資産管理は、すべての人ができるはずです。
資産運用はとても難しいことです。
資産形成はさらに難しいことです。
だれもができることではありません。
しかし、資産管理は、誰でもできます。
家計管理のことを家計簿と言います。節約ブームで生活見直しや家計簿管理に着目されてますね。私個人的には家計簿つけるくらいなら、資産管理簿をつけて欲しいです。始める順番は1番が資産管理→2番目に家計簿をお勧めします。
手で書かなくてもいいんですよ。MoneyFoward Meなのでデジタルツールを活用しましょう。
資産形成をする上での資産運用の基礎は資産管理です。
世の中にHow Toやツールが出揃っています。「資産管理するスキルがありません」と言い訳する人は、スキルがないのではなく、やる気がないのではないですか?
冷たく突き放すと、行動しない人は、しなくていいですよ。そのかわり、資産形成も諦めてくださいね。
自分の資産を管理できない人には、資産形成はかなりに困難だと私は思っています。
関連記事↓
フィリピン、セブ島のNPO法人DaredemoHeroへ寄付します。 私の人生に大きな転機となった団体で、里親支援を続けています。 子どもたちの大学卒業までの学費支援等、教育資金に活用させていただきます。 ホームページ→ https://daredemohero.com