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noteはセルフコーチングの手段である

所属しているワークショップグループでは、自分の夢を達成しようと前向きなメンバーが集まっています。

コーチングスキルを身に付けることによって、他の誰かの成功を支援したいと崇高な目的を持って自己トレーニングに取り組みに、スキルアップを心がけているメンバー達です。

活気があって、前向きで居心地の良い空間です。

コーチングスキルを持っていることで、他者をコーチすることができます。他者をコーチできるのですから、自らをコーチすることもできます。これをセルフコーチングと呼びます。

個人的には、セルフコーチングこそが、コーチングスキルを身に付ける1番の効用ような気がしてなりません。

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会社員のときに、社内にメンタリングシステムがありました。メンター登録をした社員に対して、メンティーがメンターを指名することでマッチングが完成するシステムです。

メンターは、日常の上司部下の関係とか、プロジェクトを共にしているメンバー以外のメンティーを担当することで、大きな気づきを得ることができます。メンティーも同様です。

メンターとして必要な必須スキルは傾聴力です。メンターはコーチではないので、経験値からの助言やアドバイスをするだけで役目は達成します。とはいうものの、コーチングスキルがあるのであれば、持ち合わせていたほうがベターです。

私も多くのメンティーと話すことによって、コンサルティングやメンタリングは比較的容易にこなすことができました。メンティーをさらに次の一方に導くときには、コーチングスキルが必要であることをとても強く認識しました。

会社員の時に多数の部下を持つ機会に恵まれました。組織をマネジメントしていくためのリーダーシップには、いくつものタイプがあります。

管理職になりたての頃の私はどちらかと言うと、”背中を見てついてこい”、”俺の真似をしろ” と言う弾圧的リーダーシップとマネジメントでした。自分ができることは人もできるはず。いわゆる、ティーチング型でした。

しかし、部下を持つ人数が増えることに、このやり方では、無理があることに気づき始めました。そこで学んだスキルがコーチングです。

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1on1の時間を特に重視しました。直属の部下との1on1はもちろんのこと、ニ階級下の社員や、直属でない社員との1on1の時間にも業務の多くを割くようにしました。

直属の部下は、どうしてもストレートにアドバイスを出してしまいがちです。部下の部下(ニ階級下の社員)は、私の組織の一員ではありますが、直属の部下の顔を立てることを優先するので、ストレートにアドバイスはしないものです。

ここでコーチングスキルが活きます。

直属の上司部下の関係とは違い、少し距離がある分、冷静に話を聞くことができるんです。目の前の業務遂行に関する話題よりは、鳥瞰的なキャリアプラン達成の話題をすることが可能となるんです。

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コーチングができると言う事は、相手の話をしっかり聞くスキルを有し、かつ、相手自身が相手自身の言葉で、考えていることを言語化できることを意味します。

コーチが相手の言葉を繰り返すことで、その言葉をコーチから聞いて確認すること、これがコーチングの大きなポイントになります。

この作業を自分自身ですることがセルフコーチングです。他者へのコーチングができるということは、セルフコーチングもできて当然です。

現在、私はnoteをセルフコーチングを進める上で活用しています。自分自身の思考を言語化する事は書くことがとても適しています。

会話で話した内容と言うのは、時間とともに記憶から薄れていきますが、テキストにしたものは読み返すことができます。

noteは、不特定の人が見る媒体です。素直になれるかどうかが大きなポイントです。

割り切りだとは思うのですが、私の記事は、とても少数の人しか読んでいないことを幸いと捉えて、自分中心に書くことができています。あくまでも自分のために書いています。

noteを書く効用は、セルフコーチングとして、現在の自分の状況を明確に書いて、将来の進むべき方向を自ら回答を出し、そして実行ができるツールだと感じています。

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フィリピン、セブ島のNPO法人DaredemoHeroへ寄付します。 私の人生に大きな転機となった団体で、里親支援を続けています。 子どもたちの大学卒業までの学費支援等、教育資金に活用させていただきます。 ホームページ→ https://daredemohero.com