医療接遇-「聞く力」≒聴く力
医療接遇スタッフの聞き方と聴き方
🔲上手な聞き方・聴き方(医療接遇)
「話し上手は聞き上手」と言われるように
医療や介護の現場においても、聞き上手は大切です。
基本意識は出来る限り患者さんの気持ちに
成りきるように心掛けながら聞くor聴くようにする。
その為には、其の場その時の状況により、
対応・対処の「聞く」と応対の「聴く」を
上手く使い別けなければなりません。
温かい肉親のようなお世話の気持ちと思い遣り、
ホスピタリティの心でお世話すること、
患者さんの一挙一投足(態度)や言葉から
何を言いたいのか、何を訴えたいのかを
聞いて差し上げるように常々心がけます。
同時に年配の方とはゆっくり目に会話したり、
耳元で聞こえるように確り会話したりすることです。
拝聴と傾聴に心掛けることも患者さんとの
コミュニケーションには欠かせません。
👂上手な聞き方のメリット(抜粋)
〇患者さんの痛みや状態がよく解ります。
治療上は勿論りこと、接遇にも役に立つことが吸収できます。
〇相手のプライドを高めます。
「拝聴」と言うように、患者さんの心(意志)を尊重し、
話しに熱心に耳を傾ける敬い聞く姿勢です。
相手のプライドを高め、当院、当施設への信頼を得られます
〇本気さ、真剣さ、熱心さは評価され、親しみを与えます。
誰でも、自分の話しをよく聞いて(聴いて)くれる人には
好ましい評価をします。
👂上手な聞き方のポイント(抜粋)
▶喜んでいる人には共に喜び、悲しみ苦しんでいる人には
辛い心を一緒に共感・共有しながら聞きます。
▶適時適切な相槌とアイコンタクトを交えながら
「はい」「そうですか」「それはお辛いでしょう」
などの心の篭った共感する「ひと言」は、
真剣に治療に取り組んでくれているんだなぁなどと言う
安心感・安堵感や色々な期待感を与えます。
▶自分が納得出来るまで訊ね聞くことも思い遣り。
曖昧な点、解らない点を残すと後で
後悔したり、迷惑をかけたりします。
後々悔いりないような訊ね方、会話、
聞き方を意識することも大切です。
いつも意識しよう支えて下さる五つの柱
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