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Webライターの私がディレクターにキャリアアップするためにやった事

Webライターがディレクターを目指す際に求められる事はあまり情報が公開されていないと思います。

そこで元専業Webライターの私がディレクターになるために実践した5つのアクションをまとめてみました。

①ディレクターに求められるスキルと経験を把握する
②記事の構成案を自分で作れるようになる
③ブログの企画・立ち上げ・運用を自分で行う
④外注を雇ってみてマネジメントを体験する
⑤納品された成果物を修正・フィードバックをする

今取り上げた5つの詳細を解説する前に今回の内容が特に役に立つ方々の属性をまとめてみました。

・コンテンツディレクターに憧れている人
・記事作成以外の仕事もしたいwebライター
・Webライターを辞めたい現役ライター
・ディレクターになる方法を知りたい方

それでは本題に移ります。

①ディレクターに求められるスキルと経験を把握する

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コンテンツディレクターを目指すためにも私はディレクターに求められるスキル並びに知識と経験を調べました。

その結果として専業のWebライター時代の私が考えたものは以下の通りでした。

<ディレクターに求められるスキル並びに知識一覧>
・Webライターとのコミュニケーションスキル
・ライターが納品した記事の修正並びに編集スキル
・最低限のSEOに関する知見
・基本的な WordPress の操作スキル
・提携ライターに共有するマニュアル作成スキル
・デザイナーやエンジニアと業務上の会話が可能な知識
・Webメディアの運営に必要な組織
・ライターに作成を依頼する記事の構成案の作成スキル
・コンテンツマーケティングに対する基本的な理解


<経験>
・外注ライターとのコミュニケーション経験
・ブログの運営経験
・WordPressの操作経験
・デザイナーやエンジニアと仕事した経験
・コンテンツの作成経験
・記事構成案の作成経験


今取り上げたスキル並びに知識と経験の全てまたは大半があれば、コンテンツディレクターになれると当時の私は考えました。

現に私自身は上記のスキル並びに知識と経験を得たところ、ディレクターとしての職務経験が無くてもディレクターになれました。

先ほど一覧にしたディレクターに求められる知識並びにスキルと経験を得るために私がWebライター時代に行った事についてはこれからご紹介します。


②記事の構成案を自分で作れるようになる

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最初にやったことは、記事作成だけではなく記事の構成案の作成も任せてもらう事でした。

構成案作成のチャンスをもらうために、Web記事の構成の作り方をまとめている書籍を買い、その内容をほぼ丸暗記しました。

丸暗記をして自分でできるようになった時点で、既存のお客さんに「記事の構成から任せて欲しい」と依頼をしてチャンスをもらいました。

チャンスを無駄にしないために真面目に記事構成案の作成と記事作成に取り組んだところ、狙ったキーワードで検索1位を取れました。

その結果お客さんの信頼を勝ち取り、以降は毎回記事の構成案の作成も任されるようになりました。半年ほど記事の構成案の作成に取り組む中で構成案作成に関してはセミプロのレベルにまで至りました。

③ブログの企画・立ち上げ・運用を自分で行う

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Web メディアの運営術とWordPressの操作方法を学ぶために自分でブログサイトを開設しました。

その結果として、

独自ドメインの取得方法
レンタルサーバーの契約方法
WordPressサイトの立ち上げ方法
新規で立ち上げるメディアの企画方法

を学ぶ事が出来ました。

加えてブログサイトに掲載が必要なコンテンツリストを作ったり、サイトのサイドバーの変更なども行いました。

その結果としてディレクターを目指す際に欠かせないWordPressサイトの操作方法やメディアの運営術が自然と身につきました。

④外注を雇ってみてマネジメントを体験する

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外部のWebライターやデザイナーとのやり取りについては自分が発注者の立場になり、経験をしました。

というのも、自分が運営しているサイトに掲載する記事の作成や画像の作成依頼を行うと自ずとやり取りをする事になるためです。

まずライターとのコミュニケーションについてはクラウドワークスで行いました。

同サイトでライター募集を行い、自分のお金を払うことで自身が運営するメディアに掲載する記事を書いてもらいました。

デザイナーやエンジニアとのやりとりは、自身のサイトのカスタマイズやトップ画像の作成をココナラ経由でお願いすることを通して経験しました。

特に前者のWebライターとのやり取りについては学びが多かったです。

なぜなら、大量の記事を依頼したこともあり、自ずと納期チェックや進捗確認も適宜行う事になったためです。結果としてディレクターに求められる他人の仕事の進捗を管理する経験も積めました。

⑤納品された成果物を修正・フィードバックをする

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ライターやデザイナーへのフィードバック経験も自分の身銭を切って発注者になれば積めます。

なぜなら、納品物の改善点を依頼したり、「次回はこうして下さい。」、「ここはこうしたほうが良いですよ」と伝える機会に恵まれるためです。

現に私自身、外注メンバーが納品した成果物の修正ポイントがあれば適宜修正を本人にお願いしておりました。

それに複数のWebライターに記事作成の依頼をすればディレクターに求められる品質管理スキルを養う機会も得られます。

例えば私の場合、各外注ライターに共有するコンテンツ納品ルールを作成しました。

マニュアルを守らないライターに対しては修正を依頼したところ、各ライターが書いた記事の品質には差が出なくなりました。

つまり、自分の身銭を切って発注者に立てばコミュニケーション経験も得られるのです。


まとめ

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ここまでご紹介しましたようにコンテンツディレクターとしの勤務経験がなくてもディレクターになる事は可能です。

現に私自身、今回ご紹介した5つを上から順番に行うことでディレクター経験が実質ゼロの状態からコンテンツディレクターになれました。

念のために今回ご紹介した私が実践した5つのアクションについては改めて一覧にしてみました。

①ディレクターに求められるスキルと経験を把握する
②記事の構成案を自分で作れるようになる
③ブログの企画・立ち上げ・運用を自分で行う
④外注を雇ってみてマネジメントを体験する
⑤納品された成果物を修正・フィードバックをする


上記の全てを行えばコンテンツディレクターと名乗っても問題ないですし、1つに取り組むだけでもディレクターの仕事に応募する事は可能です。

そこでWebライターからディレクターになりたい方やコンテンツディレクターという仕事に憧れている方は今回の内容を参考に行動してみることをおすすめします。

長文の記事を最後までお読み頂きましてありがとうございました。

あなたが無事にコンテンツディレクターとして働くチャンスを得られることを願っております。

最後にWebライターのキャリアアップに役立つ他の記事をご紹介しますのでぜひご覧ください。


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