マガジンのカバー画像

大学受験について

3
AO入試の志望動機書や、面接、などについての考え方を示していきたいと思います。(もちろんあくまで私見です。)
運営しているクリエイター

記事一覧

AO入試の志望動機書の書き方・#3:「一本のライン」

今回は志望動機書の大きな設計図、のような点についてです。この「設計図」において一番大事だと思う点は、一本の「ライン」を描くこと、だと思います。どういうことかというと、過去⇒今⇒大学⇒学部⇒キャリア⇒将来のラインが(もちろん現在以降の未来には別に確定してなくても仮定でもいいので)描くように気をつける、ということです。

その一本のライン・線は図にするとこんな感じになります↓

まずこの図を見てもらえ

もっとみる
AO入試の志望動機書の書き方・#2: 確定と不確定(誇張)事項の割合

AO入試の志望動機書の書き方・#2: 確定と不確定(誇張)事項の割合

この点も前に書いた点と重なるのですが、どうも写実派?の絵画のように、全てを確実に書き上げる、ことを目指す受験生が多いです。(志望動機書はあなたという商品のコマーシャルである、という考え方に関連して)この写実的な描写の割合は8割くらい、という感じです。残りの2割は不確定事項、そして言い方を変えれば誇張・大風呂敷。国内の大学への志望動機書、なので、この誇張はそこまでは大きくなくてもいいと思います。
(

もっとみる
AO入試の志望動機書の書き方・#1: コマーシャルと商品

AO入試の志望動機書の書き方・#1: コマーシャルと商品

高校でもかなりの頻度で教鞭をとらせてもらっていたり、大学の入試のエッセイ、面接・・・をもう(教員としての年数が増えるほど、数千人ではないにせよ)数百人以上見てきているので、ある意味両方(高校の受験者の視点と大学の審査する側として)の経験を少しずつですが積み重ねております。以下、私見となりますがAO入試におけるパーソナルステートメント・志望動機書を書く上で大切だと個人的に感じていることを書き記してい

もっとみる