キミノ教授

日本で大学教員をしています。帰国子女でもなく、地元のローカル高校卒業後、アメリカの大学…

キミノ教授

日本で大学教員をしています。帰国子女でもなく、地元のローカル高校卒業後、アメリカの大学・大学院を経て計15年間海外で教育、仕事を経験してきました。日本の大学で博士号取得。関わってきた仕事は国際開発。

マガジン

  • 大学受験について

    AO入試の志望動機書や、面接、などについての考え方を示していきたいと思います。(もちろんあくまで私見です。)

  • 就活・キャリア

    就活のノウハウ、というよりかは人生・キャリアを含めた考え方に関してです。

  • 大学生・大学生活

  • 卒業する高校生の皆さんへ

    日本で子育て(と大学教員を)しながら高校でも縁があり過去5年間週1で教えさせてもらってきました。ここは彼ら・彼女らに伝えていたことを書き直したものです。

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このnoteの趣旨

初めまして。日本の大学で教員をしている者です。地元の高校を出るまでは海外となんの関係もなかったのですが、高校卒業後、7年の海外での教育、そして8年の海外での仕事を経て、15年ぶりに日本に戻って大学で教員を始めてきている者です。 帰国後は大学は元より、いろんな高校で教鞭を取らせてもらってきております。もう教員になって10年近くになります。元々日本に帰国したのも子育てのため、だったのでこういうブログのような発信は全くしておりませんでした。が、少しずつ子供も大きくなってきまして、

    • AO入試の志望動機書の書き方・#3:「一本のライン」

      今回は志望動機書の大きな設計図、のような点についてです。この「設計図」において一番大事だと思う点は、一本の「ライン」を描くこと、だと思います。どういうことかというと、過去⇒今⇒大学⇒学部⇒キャリア⇒将来のラインが(もちろん現在以降の未来には別に確定してなくても仮定でもいいので)描くように気をつける、ということです。 その一本のライン・線は図にするとこんな感じになります↓ まずこの図を見てもらえればわかると思うのですが、ここで重要な部分は、「何を書くのか」ということよりかは

      • AO入試の志望動機書の書き方・#2: 確定と不確定(誇張)事項の割合

        この点も前に書いた点と重なるのですが、どうも写実派?の絵画のように、全てを確実に書き上げる、ことを目指す受験生が多いです。(志望動機書はあなたという商品のコマーシャルである、という考え方に関連して)この写実的な描写の割合は8割くらい、という感じです。残りの2割は不確定事項、そして言い方を変えれば誇張・大風呂敷。国内の大学への志望動機書、なので、この誇張はそこまでは大きくなくてもいいと思います。 (* ですが海外大学へ、となると、その他の受験生全員が5、6割盛って来るので、自分

        • AO入試の志望動機書の書き方・#1: コマーシャルと商品

          高校でもかなりの頻度で教鞭をとらせてもらっていたり、大学の入試のエッセイ、面接・・・をもう(教員としての年数が増えるほど、数千人ではないにせよ)数百人以上見てきているので、ある意味両方(高校の受験者の視点と大学の審査する側として)の経験を少しずつですが積み重ねております。以下、私見となりますがAO入試におけるパーソナルステートメント・志望動機書を書く上で大切だと個人的に感じていることを書き記していきたいと思います。 まずよく受験生が勘違いしている点の、多分1番大きな点だと思

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        記事

          それぞれの時の「ピラミッド」について

          このトピックについて最終的に言いたいことは、どの年齢になっても将来の「正しい答え」なんてわかる時なんて絶対に来ない、と言うことです。 言いたい結論はそれとして、ではこれをどういうエピソードを通して説明してるかと言うと以下のようになります。 例えば私の小学校の低学年の息子が保育園に行っていたときには、彼の夢は戦隊のヒーロー、ジュウレンジャーとかのヒーローになりたい!と真剣に考え、仮面ライダーの50年間の歴史が詰まった百科事典みたいな本とかを買い、(親的にはそれぞれの顔にどう

          それぞれの時の「ピラミッド」について

          「ネットワーク」について

          「ネットワーク」、人脈について。これはね、自分の人生を考える上で切ってもきれないほど大事な(そして怖い)概念、となります。「ネットワーク」「人脈」が大事、と信じている人は本当に多いし、若い君たちの肌感覚では尚更かもしれないし、大人でもそういう人は本当にたくさんいます。…しかし。 これ僕も結構悩んだ時期があって。Networking、人脈作りに常に勤しんでる奴がまーそれはそれはちゃんと昇進するわけです。でも以下の気づいた点があって、その(“ネットワーク”の)世界には興味が見事

          「ネットワーク」について

          2つの自信

          これも僕が共鳴した有名な本田圭祐語録の一つ。 「自信には二種類ある。一つは根拠のある自信。そして二つ目は根拠のない自信」というあれ。 本当に、特に後者を大事に思ってください。「どうにかなるやろ」といっている人の人生、どーにかなってます(笑)。 短期的には心配性、ネガティブでも、長期的にはポジティブに。 幸福論を書いたこれも有名なアランの言葉。 「悲観主義は気分によるものであり、楽観主義は意志によるものである。」

          Is it who I am?

          これは今でも私が結構使っている「自問」のやり方となります。このある種の呪文(!)みたいなものだけども、これを使うときは何かの決断を迫られた時(大きな決断と言うわけでもなく、小さな決断でも大丈夫)、少しの迷いを感じている時などに、その行動するかしないかの時に自分にぱっと問いかけてみるものです。行動を起こす、起こそうかと考えている、悩んでいる時に、 Is it who I am? と自分に問いかけてみてください。 自分とある種共鳴していないような行動は、この質問を自分にした

          Fear-based decisionを避けること

          これは、「Xというのを失いたくないからYという行動をする」という考え、インテンション(意図)です。わかりやすい例では、「彼氏と別れたくないから、留学とかをあきらめて一緒に(遠距離恋愛はさけて)いる」とかの例。 これは、これこれを失うことが怖いから(Fear-based)、こういう意思決定をする(Decision)、という流れです。Fear-based decisionを経たアクション(行動)は絶対に、うまくいきません。焦って何かをして事がうまくいったためしはありませんし、心

          Fear-based decisionを避けること

          「リスク」のないところに、「リターン」はない

          日本社会が大好きな、「リスクの最小化」をすれば、リターンも最小化、つまり最高で獲得ポイントがゼロ点の人生、となります。リターンゼロ。 どういうリターンを私は取りに行きたいのか、ということをまず最初に考えてから、それを実現するにはどういうリスクを取らなくてはいけないのか、というリターン→リスク、という順番で考えてください。決して逆、もしくはリスクのみ、ではありません。計算されたリスクを取って、リターンを取りに行ってください。 人生、年を取ると見事に、取れるリスクが少なくなっ

          「リスク」のないところに、「リターン」はない

          「現実」は「過去」ということ

          自分の周りにある「現実」というのは「過去」である、ということを忘れないでください。自分の思考、感情、そしてなにより想像の「結果」として、目の前に「現実」が広がっています。ちょっと試しに考えてみてください。自分の周りにある、そして世界にある全ての中で「人間の想像からできていないもの」は一体何があると思いますか…? …… 正解は「人間」と「自然」のみ、となります。 宗教じみたことを言いたいわけではなくて、ここで何が言いたいかと言うと、自分たち人間と自然以外のすべて(机、じゅ

          「現実」は「過去」ということ

          プランドハプンスタンス理論

          僕がすきな人生のキャリアに関する理論、本で、「その幸運は偶然じゃないんです」というのがあります。いわゆるこれは「プランドハプンスタンス」(計画された、幸運・偶然、みたいな意味)の考え方が書かれた本です。 ここでは、(大人になった時の)自分の今のキャリアが18歳の時に描いていたものと同じである人の割合は、なんと2%という調査結果が示されています。この理論・考え方は、要は想定外の出来事が起き、それに影響されるのは、まったく普通のこと、ということを言っています。また自分自身の行動

          プランドハプンスタンス理論

          PassionとAction、ConfidenceとAction

          よくこれも学生から聞くことです。 「自信がないから、行動が起こせない。情熱なんてないから全然動けない。」 すべて方向が逆です。 行動を通してしか自信は生まれず、行動を通してしか情熱なんて生まれてきません。

          PassionとAction、ConfidenceとAction

          人生の意味とは?

          ちょっと哲学的、となります。私のバージョンの回答は: 人生とは、自分が何を成し遂げたか、ではなく、何を成し遂げようとしたのかで測られます。 「人生の意味」とは人生に「意味」を与えること。 「人生の目的」とは人生に「目的」を与えること。

          人生の意味とは?

          ワクワクの追求

          想像の源泉である、ワクワクを、ともかくも、年齢に関係なく、状況に関係なく追及していってください。ワクワクが自分のなかのエンジン、そして「星」に向かうための文字通りの原動力です。 星は複数あってもいいし、明日には見る星が変わってもいいです。大事なのは、時々その星を眺め、しっかりと足元をみて、暗い森の中でも、根っこや池にはまらないように、転ばないように気を付けながら歩き続ける事。「星」と「足元」を両方とも確かめながら歩き続けるということ。つまり木を見ながら森を歩く、ということ。

          ワクワクの追求

          自分以外の人間になる必要はない

          他人のいいなと言う服を着て、他人がいいなと言う大学に行き、他人がいいなと言う会社で働いて、他人がいいなと言う生活をおくって、他人がいいなということをいいと思い、他人がすごいということをすごいと思い、他人の言っていることをそのまま言う、他人が嫌だなと文句を言っていることに不満を覚え…と、これら全て、「自分以外」になってるということ、と一緒、ですよね? 「他人」と違うことを考えたり、したりすることへの怖さ、プレッシャーや焦り、というのがあると思います。でも要は自分って自分以外に

          自分以外の人間になる必要はない