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リスキリング

リスキリング、今迄と異なる職務に就くために必要なスキルを習得することをいいます。
けしてDXについて学ぶことではないのです。


日本の企業の考え方


日本の企業はDXに紐づかないリスキリングは必要ないと考える所が多いようです。
また、そんな学習をしている社員は暇なのかと思ったり、例えDXについて勉強するとしても就業時間外扱いとしている企業が多いです。

せっかく費用を企業が出すとしても、その知識を外の企業で使われる、つまり知識を習得した社員が転職すると考える企業が多いのも特徴的です。

リスキリングは会社にプラス

何で、日本の企業は社員の勉強をマイナスに考えるのでしょうか。
そもそも日本の企業は勉強は自費でやるものと思っているフシがあります。
ところが社員は、費用を出して研修を受けさせてくれ、その知識を発揮できる業務を準備してくれれば、むしろ、「会社へ貢献したい」と考え、社員定着率が上がるとの結果が出ています。

外資系企業は、社員の学習コストにはしっかり投資して、企業にも社員にもプラスになるようにしています。
自分の持っているスキル、不足していると思うスキルを上司と共有し、達成するとインセンティブ支給。これにより社員は、自発的に学ぶようになるそうです。

ANAではシニアにもリスキリングを推奨し、キャリアコンサルティングと伴走させ、会社での業務改善や、やる気アップにつなげているそうです。

リスキリングで会社を成長

実際、面接で色々な方と話しますが、研修はどういったものがあるのか、どうしたら受けられるのかと質問される方が増えました。
研修制度をしっかり確立し、こういった方が入社していただければ、きっと会社に貢献してくれると思います。

結果として、人に投資できる企業がこれから残ると感じます。

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