「税は財源ではない」・・・だから何?
政府の主な財源は租税と借入(債務証券の発行)だが、これは誤りで通貨発行だとする経済カルトがある。
カルトの信者はこの二つの形式から重大な差異が生じると主張するがそうではないい。租税が財源であろうがなかろうが、政府が民間から徴税することに変わりはなく、徴税額が減るわけでもない。税目と徴税額が同じなら納税者と民間経済への影響は同じである。また、歳出の原資が租税でも通貨発行でも民間が受け取る"カネ"に違いはないので影響は同じである。どちらの形式でも民間と統合政府のカネのやり取りは