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コロナ禍の時期別による当時の状況について

 本日は、現在5類に移行したコロナの当時の状況を振り返りながらご報告させて頂きます。


【コロナ確認直後の状況】

 クルーズ船での国内コロナウイルス確認後、数ヶ月で全国的に発症が広がった際は、まずマスクやフェイスシールドなど今までストックの足りていた医療物資の確保が難しくなりました。また、始めに病院や施設に持ち込まない様に精神的にも気を使う場面が多くなりとにかく、感染対策マニュアルなどの見直しなどが行われスタッフ全員で共有する必要性がありました。

【緊急事態宣言時の状況】

 緊急事態宣言下では、病院ごとにはなりますが、家族以外との食事やマスクなしでの会話等、厳密に職員行動規範が設定され、少しでも微熱や症状があれば朝から検査を受ける必要性があり抗原検査を多々受ける日々が続きました。
 また、今まではリハビリで患者へマスクを強要することはありませんでしたが、全スタッフ・患者・家族に不織布マスクの依頼がありました。

【感染ピーク時の状況】

 感染ピーク時にはコロナを対応する急性期病院以外の地域総合病院でも職員からのクラスターが発生し、看護師を主体に二重マスク(N95+サージカルマスク)・帽子・フェイスシールド・ガウン・二重手袋での対応を行う機会が増えた印象があります。また、1つの病棟で患者が5人同時期に発生するなどとにかく、感染が広がっている事を実感した時期でした。

【5類移行後の状況】

 5類移行後は職員行動規範も少しずつ緩和し少人数やマスクありでの会話であれば外食等も許可される様になりました。一方で法人全体や課内での忘年会などは今でも中止が継続されており見通しはまったく立っておりません。
 また、発熱外来では1日に必ず1人以上は感染者が報告されるなどまだ完全には収まっていないことが感じられます。
 

【おわりに】

 本日は、地域一般総合病院でのコロナ状況についてお伝えさせて頂きました。
 第一線で救急対応を任されていた地域の医療センターなどの医療スタッフは本当に疲弊していたのでは改めて実感しています。
 夏の炎天下で先ほどお伝えした防護服などを着用して汗だくになりながら検査対応などをしていた看護師をはじめとする医療スタッフがいたことに国民全体で感謝出来たら良いなと感じました。
 最後まで閲覧頂きありがとうございました。日頃よりフォローやスキのご協力感謝致します。


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