晴一さんの歌詞が大好きで、晴一さんの紡ぐ言葉たちにずっと魅了され続けている。初めてはっとなったのは、ベストアルバム(PORNO GRAFFITTI BEST BLUE'S)に収録されている『ラビューラビュー』を聴いたときだった。
大袈裟かもしれないけれど初見で聴いたとき、こんな曲があるんだ、と思った。16歳の夏休みのことだ。フォーカスされているカップルの姿が鮮やかに頭の中に浮かんだ。ショートフィルムを観ているような気分だった。短編集の1編、最後のページにそっと添えられた短い
岡野昭仁さん、というひとの、全然知らない角度から撮った写真を見せてもらったみたいなアルバムだ。
確かに知っているのに、全然知らない昭仁さんがそこにいる。
Walkn' with a song、昭仁さんのソロアルバムを最初に聞いたときに思ったことだ。
ポルノグラフィティのときとは違う昭仁さんがそこにいて、でもそれは他の誰でもない昭仁さんそのものだった。
アルバムを取り憑かれたようにもう何回も何回も繰り返して聞いて思うことは、昭仁さん、とても信頼されているんだな、ということ