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pray for

怒っている。わたしの大好きな人達と、その作品が蔑ろにされて、侮辱されたからだ。
ポルノグラフィティが好きだ。
『アビが鳴く』という曲が2023年の5月31日に配信リリースされた。
広島サミットのテーマソングとして、タイアップもされた。
初めて聞いたとき、昭仁さんの歌声と晴一さんの歌詞に胸が締め付けられた。切ない、とは違う、やるせなさとか切実さ(に近い)ものを感じた。「忘れないで」と言われている気がした。この曲に関する記事やFC会報での2人の曲に対する思いを読んだりするたびに、ROCK IN JAPAN FESTIVALでの昭仁さんのスピーチを(CDの特典として円盤化してくれてうれしい…)聞くたびに、とても大事な、大切なものになった。

武器の輸出にまつわるニュースや、共同親権に関するニュースを知る度に苦しくなるし、悲しさと同時にはやく食い止めなくては、という焦燥感に襲われる。
どうして、と思う。
どうして、こんな真似ができるんだろう。
蔑ろにされたと思う。
踏みにじられたと思う。
晴一さんが歌詞に込めたことや、精一杯の祈りが込められた昭仁さんの歌声や、この曲を好きだ、と思うわたしの気持ちが。
たったひとつの曲で、政治や、世界情勢を変えられるなんて思わないけれど、そんなに簡単なことではない、と分かっているつもりだけれど、せめて、ちゃんと曲を聴いてほしい。そしてもうすこし耳を傾けてくれても良いのではないか。
わたしひとりにできることは限られているけれど、できることはひとつずつでも良いからやっていきいたい。
まずは、おかしい、と思った気持ちを自分ひとりでやりすごしてしまわないように、なかったことにしてしまわないように、自分のためにここに残しておく。


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