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大槻ケンヂ「サブカルで食う」を読んでみた
どうもトシです。今回は
大槻ケンヂ「サブカルで食う」
を読んだので、
この本のユルい感想話を書きたいと思います。
この本は「サブカルで食う」~
(就職せず、好きな事だけやって生きていく方法)
と上記のような サブタイトルではありますが、
実際には大槻ケンヂのバンド活動を始める前の学生時代からバンドマンとして 急に売れて、その後のほとんど売れない時代など~現在まで、
大槻ケンヂの活動内容を書いている自伝のような内容
になっております。
大槻ケンヂが、 運動や 勉強がダメダメだった少年時代 いじめられていて、
でも心も弱くて 教師や同級生を殴ってグレることもできなかった大槻ケンジ少年 がサブカルな趣味にハマっていき、
透明な下敷きに自分の好きな雑誌の切り抜きなどを入れて、 誰かに気づいてもらうのをひたすら待ったり、
机にマイナーなアメコミの落書きをしている、同じような同級生を見つけ友達になっていく
など結構暗い少年時代や、 高校時代バンドを始めたばかりで、
特に楽器も歌も大して出来なかった大槻少年が、
ライブで顔を真っ白に塗り、その上からうどん粉を塗りたくって、さらにポリ袋をかぶり白衣を着て、
「 うぎゃあああ!!!」
と叫びなから客席に突っ込み、女性のお客さんが「キャー!!」と叫んで逃げまくるのを見て
「あぁッ、女の子にキャー!!って言われたぜ俺!」
…なんて、ワケのわからない事をしてて
何かを表現したくても何を表現したらいいのかわからなかった少年時代や、
何故かいきなり売れッ子になってしまい、ぜんぜん知らない人に「俺は、 お前のことが大嫌いだ!!!」
などと言われてしまうような 悲しいエピソードが多いのですが、
大槻ケンヂの語り口調や文章が面白いので、 結構読める本だと思います。
印象的だったのは、
好きな何かの表現活動を仕事にして生きていくために必要な条件は
才能と運と継続。
この三つが本当に中心になる。
三つのうち才能と運に関しては自分ではどうしようもないことだけど、
継続することだけは誰にでもできる
才能や運がなかったとしても、ずっとずっと継続さえしていれば、 どんなジャンルでも 中の下ぐらいにはなれるんじゃないか。
(中の下だって大したものですよ)とのフォローも入ってましたw
あとは、情熱と人前で赤っ恥をかく覚悟を持つ事。
(そして実家と月15万の稼ぎがあれば 生活と精神が安定する)とも書いてましたw
[結論]
好きなことをやっていくにも、 努力は絶対必要で、
継続的な努力・ 情熱 ・人前で赤っ恥をかく覚悟。
そして (生活が安定する程度の収入) が必要である。 というようなことが書いてある本でした。
僕は楽しく読める本でしたw
あと大槻ケンヂ世代の(「80年代のバンドマンの裏事情」のような話)が好きな人にはささるのかもしれませんね☆
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