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大阿闍梨(千日回峰行)の話

どうもトシです。


今回は、大阿闍梨というお坊さんの位の中では とても高い位になるための修行、

千日回峰行について。


伊集院光の深夜の馬鹿力 を聞いていてこの話があったのですが、 この修行は 10年間行う修行で、

1年間の中で100日間連続、片道 約24 km、 往復約48 km のけわしい山道をワラジ履きで 、お祈りしながら歩いて戻ってくる。×10年間。


という荒行。

メインの荒行が

毎日約 48キロ 登山× 100日 ×10年

という修行。キツすぎでしょw
(もちろん 10年間この100日以外も 毎日修行がある)

この修行はとても辛い修行で、 過去1300年間で51人達成。

この修行を2回達成(二千日回峰行者)は3人しか達成者がいないらしいです。
(途中で辞めたくなったり、気が狂いそうになったら切腹自殺するための短刀を最初に渡されるという超荒行。)

そして伊集院がこの達成者の塩沼亮潤さんに、

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(出展:WEDGE infinity[塩沼亮潤・大阿闍梨])

何故こういう修行をやろうと思ったのか?

何故こういう苦行に立ち向かおうと思ったのか?
そのきっかけみたいなものが聞きたかったのだが 、

聞いてみたら 塩沼亮潤さんという人は、別にお寺に生まれたわけでもないけど、

小学校5年生の頃に、テレビでこの千日回峰行というものを見て、子供の頃から 、この修行を自分がやりたくて、やりたくて たまらないという欲求に駆られて、仏門の道に入って、

満を持して この修行に挑み

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(出展: 千日回峰)

この苦しい修行を達成したそうです。

「この修行が嫌にならないんですか?」と聞いたらむしろ嬉しくてたまらないらしいですw

(荒行100日の行を終えて、次の100日荒行の 1日目が 始まる時は 「嫌だなーっ」ていう感情があるわけではなく、 ワクワクしてたまらなかったそうです)

僕は小学校5年生ぐらいと言ったら、 カブトムシ捕まえるのが楽しいとか、 テレビゲーム楽しいとか、コロコロコミックって楽しいwという年頃の俗物でした。まったく接点が全然ないw

100日の荒行のあと9日間の飲まず食わずの断食修行もセット。

そして

この1000日回峰行(10年間)の荒行が終わった後に塩沼亮潤さんが悟った事は

 「人間って優しい」という事。

だそうです???

(正直、ここまでの荒行を達成した人が悟る「人の優しさ」は、世界が違いすぎてわからない)

ここまでスゴい人が、 

一体いつぐらいから、(凡人から悟りを開いた人へ)と転換していくのか、 

という転換期のことを聞きたかったそうですが、

この塩沼亮潤さんという人は 、(子供の頃から 他人を妬む恨むと言った 妬み嫉みの感情はなかった)そうです。

もはやここまで最初から違ったら、凡人とはまったく違う。 凡人とは全然接点がない。
同じところを探そうとするわけではなく、この人はただひたすらスゲェ人だ。

子供の頃から120 km のボールを投げていたプロ野球選手のように、ただひたすらスゴい。

徐々に徐々に悟っていき、ある日、凡人とは違う悟った人になるというその途中過程があるわけではなく 、最初から違う

それはもう[選ばれた人]だから、
「自分と何か接点を探そう」とするわけではなくなる。
接点を探そうというワケではなく、ただただスゴい。

そんな、凡人とは違うスゴい人がいる。


だから過去1300年間に2人しか達成者がいないんだろうけどww


という「スゲェ人がいる」というラジオ放送を聞いた話でしたww


(ちなみに一般人が千日回峰行を体験した話はコチラ↓)


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