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Summer Sonic 2023に2日間参戦リアルレポ&サマソニ驚きの裏話も!!!

こんにちは。

サマソニは、ご存知のように、ある程度エアコンの効いたメッセ内のステージと日中は激アツ、夕方から風が気持ち良くなるマリンスタジアムの2箇所(移動はシャトルバスで5分ほど)で行われている都市型フェスです。

今回はそんなサマソニへの参戦記録と裏話をしたいと思います。

1. サマソニ参戦記録(DAY 1)
連日30度後半の日が続く中、そんなSummer Sonic 2023に2日間とも参戦してきました。いやあ、最高の天気でしたw

まず参戦記録から
1日目は以下の順番でまわりました。
SEKAI NO OWARI(マリン)
Fall Out Boy (マリン)
Blur (マリン)
Yoasobi (メッセ マウンテン)

1日目の自分としての目玉はFall Out Boy です。
2001年からやっていて、デビューから20年経ってもいまだにノリの良いロックを聴かせてくれるブレないバンドです。
そして、今年3月に通算8作目のニューアルバムをリリースしたのですが、これが非常にレベルの高いアルバムで、その意味でも期待していました。

ライブセットリストはこの最新作と従来の名曲を織り交ぜたもので夕暮れのマリンを見事に演奏しきってくれました。やはり抜群のノリですね。

それ以外もそれぞれ見応えのあるステージで、SEKAI NO OWARIは久しぶりに観ましたが、サポートドラムとベースがいるバンド編成なんですね。やはりビートの効いた曲には、バンド編成だとビシッときて良かったと思います。バラエティの富んだセットリストもさすがですね。

マリンのヘッドライナーBlurはさすがのステージでした。演奏に自信があり、安定した中でのポップでラウドなロックを堪能できました。55歳のデーモンが今でも客席に降りていって、客にかつがれながら歌うというシーンもあり、元気をもらえましたw

そして、遅れて入ったメッセ内最大のマウンテン・ステージのヘッドライナー、Yoasobiの会場は大変なことになっていました。やはり室内では狭すぎて、人が溢れかえって、入場規制になっていました。私はプラチナだったのですが、それでも他の人混みをかき分けながら、なんとかプラチナエリアを見つけて入ると、周りは人、人でものすごい状況でした。最後の「アイドル」の盛り上がりは半端なかったですね。

2. サマソニ参戦記録(DAY 2)
さて、2日目にいきましょう。2日目は以下の順番で回りました。
Original Love(ビーチ)
My First Story(メッセ、マウンテン)
Evanescense(メッセ、マウンテン)
Kendric Lamar(マリン)

今年初めて行ったビーチステージは海風が心地よく、その横にあるステージは若干日差しが強いものの、夏のステージという感じでした。

Original Loveは我々ジェネレーションには懐かしい往年の日本人のR&B、JAZZ的なJ-POPを聞かせてくれます。田島貴男さんは相変わらずやばいノリをしていましたが、演奏の完成度は高かったですね。

そこからメッセに移動して、休憩後に観たのがMy First Storyです。ワンオクTakaの弟、Hiro君のバンドです。結構前から楽曲が好きだったんですが、このステージでは最近のダンサブルな曲中心で観客をのせていました。ラストの曲は2014年の大ヒット曲「不可逆リプレイス」で締めてくれて嬉しかったですね。

そして、今回のサマソニで一番期待していたEvanescense!! ヴォーカルのエイミー・リー率いるラウド系のバンドですが、エイミー・リーの創る楽曲がどれも素晴らしい。ピアノと美しいメロディーとラウドな演奏というのが、このバンドを唯一無二にしていると思います。

前回、日本でEvanescenseを観たのが2015年のオズフェスでしたから、なんと8年ぶりの日本公演。そして、その間にアルバムを2枚出しており、最新作の「The Bitter Truth」は往年のEvanescenseを彷彿させる、完全復活のアルバムだったため、期待が高まっていました。

エモーショナルな雰囲気で始まったショーは最新作からの曲から始まり、その後、新旧織り交ぜたセットリストが続き、最後は往年の名曲「My Immortal」と最大のヒット曲「Bring Me to Life」をやってくれ、ボルテージは最高潮に達しました。

エイミー・リーがデビューから20年経っても全然変わらない、いや、多分歌は上手くなっているし、よりパワフルになっている、バックの演奏もものすごくまとまって、ほぼ完璧の出来だと思いました。

さて、その後マリンに移動して、アメリカ最高のラッパーのひとりであるKendric Lamarのステージを観にいきました。ステージ上にはケンドリックひとり、いや、バックに何やら寸劇をやっているバックダンサーが4、5人います。

変化の激しい照明とその中でラップ曲を展開しているたったひとりのケンドリック・ラマー。多分その曲の世界をライブ劇で伝えるダンサーという「いままで見たことのないステージ世界」でした。昨年のポスト・マローンが近いですが、ケンドリックの方が、よりメッセージ色とラップ色が半端なく強いです。

そして、何より、スタンドまで埋め尽くした約3万人の満員の観衆がケンドリックの難しいラップ曲に合わせて歌ったり合わせているのに驚きました。日本でもヒップホップ、ラップが好きな人ってここまでいるんだ、と思うと感動しました。

3. サマソニ裏話
さて、そんな2日間の余韻が冷めやらない月曜日の朝、J-waveを聴いていると、たまたまサマソニ運営の責任者、クリエイティブマンの清水社長がサマソニ運営側の裏話をしていました。せっかくなので、そちらもみなさんにサマソニウンチクとしてお伝えしたいと思います。

1. 韓国の5人組ガールズグループ「New Jeans」はサマソニ史上初めて昼12時にマリンスタジアムを満員にする、そして熱中症の人続出
サマソニ1日目の猛暑、昼の12時から太陽が照りつけるマリンスタジアムで、今や全米でもヒットチャートトップとなる韓国の5人組ガールズグループ「New Jeans」のライブが行われました。
まず、サマソニの長い歴史のなかで、この昼の時間帯で3万人収容できるマリンスタジアムが満員となり、入場規制がかかったのは初めてだそうです。
しかも、この日は35度超えの猛暑の中、ステージ上のメンバーも終わると全員、顔が真っ赤でやばかったよう。さらには観客も熱中症で倒れる人が続出して、運営が用意した救護室で100人近くが手当てを受けたようです。

運営側も「New Jeans」のような、もはや世界的に人気のあるグループは満員になることが予測できていれば、夕方以降の時間帯にした方がよかったかもしれないですね。

2. ケンドリック・ラマーがサマソニ数日前にパスポートを紛失、あわや日本に入れない事態になりそうだった
ご存知、2日目のヘッドライナーでもあり、今回、サマソニにヒップホップファンを呼び込んだ大物ラッパーのケンドリック・ラマーが来日できなかった可能性があったとのことです。
本番数日前にケンドリック陣営から運営に本人がパスポートを失くしたとの連絡が入り、さあ大変。日米のスタッフがあらゆる手を尽くして、なんとかサマソニ前にパスポートを再発行させたらしいです。普通パスポートなんて一般人であれば、何週間もかかるものですが、どんなルートを使ったのか、数日で交付とはサマソニ関係者恐るべしですね。

それより、パスポートを失くしてしまうケンドリックも大丈夫かと思いますけどね。ヘッドライナーが来れなくなったら、これも前代未聞と思うので、そうならなくて良かったですよね。

3. サマソニ前夜祭ソニックマニアにイーロン・マスクがで来ていた
サマソニ2日間の前夜にサマソニ恒例の前夜祭、ソニックマリアというナイトフェスがあります。
今年はそのフェスにイーロン・マスクの元パートナー、グライムスが出演していました。今回イーロンの来日はグライムスのステージを観ることでした。
ところが興奮したイーロンがステージに上がってしまい、グライムスをスマホでライブ撮影してXに流す、というハプニングが。
運営側もイーロンの出迎えから始まり、会場へのエスコートなど、大変だったようですよ。

今年の夏フェスもこれで終わりましたね。

それでは。

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