悔しさもプラスに変換できたら、未来の自分に活かしていける。
「なんで私はここで出展していないのだろう??」と、東京都現代美術館を目の前にして思った。年に一度開催されるアートブックフェアの会場であり、もちろん私はエントリーをしたが応募者多数によって落選。いつもいつもこうした形で「お見送りさせて頂きました」というメールが届くたびに、悔しさが募って募って仕方がない。今日も実際そうで、美術館に着くまでは少し不機嫌モードだった。でも、私は落選したフェア会場へ向かうことにした。「起きた事実は変わらないけれど、何か学び得るものがあるのではないか?」と感じたし、来年度に向けて吸収できるものは全部吸収して、活かしていきたいと思ったから。今回のフェアは想像する以上に盛況のようで、事前予約制のチケットは、入場前の10時30分の時点で完売になっていたほどだった。でも、この会場に足を運んで本当に良かったと思ってる。それぞれ、出展されている作家さんや企業さんのディスプレイの魅せ方には個性が光っていたので、"もし私だったら、こういう感じにしたいかな。"、"これは是非真似させていただきたいな。"と具体的な展開イメージを掴むことができたから。それに加えて、「どのくらいの冊数を展開していて、価格設定にしているのか。」と細かい部分も一つ一つチェックすることができて良かった。
これまで、アートブックフェアには参加したことがなく、お客さんとして行くのも初の試みだった。ブースを見て回りながら貪欲に勉強していく中で、「もしかしたらこの状況は、"今後に向けて勉強しなさいよ"というメッセージなのでは。。。!?」と、ふと感じた。はじめは本当に悔しさオンリーでしかなかったけど、そう捉えてみたら次第に前向きな状態へ。起こった出来事に対しては、意味や価値を後から自分の好きなように付けていくことができるよね。それなら私は、今すぐにはできなかったとしても、最終的にはプラスのパワーへ転換していきたい。だって、一度しかない人生だし、より良くしていきたいもんね。どんな出来事があったとしても、「それがあったから、今の私がいる」と未来の自分自身が胸を張って言えるような。どうしても感情は浮き沈みがあるけれど、凹むときは思いっきり凹んで大丈夫。凹みきったら、また自然に前を向いていける。それで再びコツコツ歩んでいけば、次なるチャンスも訪れてくれるからね。
実際、帰り際にフラッと立ち寄った初めてのお店でスタッフさんと意気投合し、来年に東京で個展を開催させていただけるという、嬉しすぎるチャンスとご縁をいただくことができた。今朝にあれほど感じていた悔しさも、より良い未来に繋がる学びとパワーに変換完了。だから、たとえ沈むことがあったとしても、その分、浮上していける良いことが必ずやってくるよ。
悔しくて涙することも、
頑張っているのに空回りすることも、
挫けそうになることも沢山あるけれど、
雨はいつか止んで晴れていくように、
ずっと悲しいことや苦しいことは続かないから大丈夫。
プリちゃん
「今日も最後まで読んでくださってありがとうございます。何か響くものがありましたら、コメントとっても嬉しいです! 明日も書きますね。どんな毎日も、宝物になる日記。」
【祝出版】優しい時間を味わうアートブック『心に灯す光と色彩のパレット』発売中
◇10/30 お取り扱い店舗様◇
(大阪)
梅田 蔦屋書店
(東京)
銀座 蔦屋書店
胡桃堂喫茶店
渋谷〇〇書店
(北海道)
江別 蔦屋書店
「読み終わりには、優しくて幸せな気持ちで満たされて欲しい。明けない夜はないように、病めるときも健やかなる時も寄り添う、友人のような存在になりますように。」
東京を拠点に活動するアーティスト Prius Shota (プリちゃん)、
2021年9月21日(火) 国際平和デーに、初の著書『心に灯す光と色彩のパレット』を出版。
300人以上がクラウドファンディングで応援しあって出版が実現した、
【写真のアートと言葉で、心癒されるアートブック】。
淡い光と豊かな色彩が無限に美しく拡がる、『絵のような写真のアート』85点と、ほんのり前向きになれる言葉たちが掲載。巻末には著者Prius Shotaについてや、作品と個展の裏話つき。
好きな音楽をかけたお部屋で、温かい紅茶やコーヒーを飲みながら読書にふける。スマホやパソコンといったデジタルデバイスから一旦離れて、「穏やかな気持ちになれる、贅沢な時間」を味わってみてくださいね。
2022年の卓上カレンダーもできました。。!
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