「これが正しい」と決め付けない
えーと
相変わらず毎日のように
パスタを主に
イタリアンに取り組んでおります。
はる氏です🐹
食文化のことを
ふと考えたとき
和食でもそうですが
元々は家庭料理
というケースは
少なくないと思います。
イタリアンも同様で
ある程度レシピは
固定的ですが
「こうでないといけない」
という
型は決まっていません。
それは
元々が家庭料理で
地元の人たちが
当たり前のように食べていた
例えばパスタも同様で
つまり、それを昇華していった人がいて
お洒落とか高級とかいう
イメージを持たれるまでに
至ったんだと思っています。
というところから
じゃあ実際のイタリア人は
どういう風に
パスタを作っているのか?
それを知って
体感してみたいと思い
YouTubeで見つけた
イタリア人のシェフの動画を
観てみると
日本人のシェフが作るパスタを作る方法と
大きな差は無いんですが
ああ
そこはそうするのか
という程度の
小さな発見が
幾つもありました。
その小さな方法の違いが
大きな味の違いに繋がるのかも
しれません。
例えば
日本人シェフたちは
というよりも
一般的に日本人が作るパスタは
麺を茹でる工程と
具材を炒める工程を分けて
麺は最後に具材に絡ませて
出来上がりという
ものだと思います。
しかし
ぼくが観たイタリア人シェフは
まず麺の茹で時間が
表記時間の半分
そして
大量の茹で汁を
具材を炒めたフライパンに入れて
まだ硬いままの麺を入れ
麺と具材を
茹でながら炒めるような
方法をとっていました。
それが
イタリア人にとって
ポピュラーな方法なのかは
知りませんが
工程としては
しっかり区別していない分
雑に感じますが
慣れてしまえば
その方が手早く作れるのかなと
思いました。
あとは
使うチーズの量が
半端じゃなく多いです。
これも
イタリア人にとっては
自然なことなのかなと
思います。
1番、参考にしているシェフが居て
その通りに作れば
かなり美味しくはできます。
しかし
それが全てではないので
知らなかったことを知ったら
試してみるべきだと思い
試してみました。
ちなみに
そのイタリア人シェフは
ペペロンチーノでも
ニンニクを
スライスではなく
みじん切りにします。
で
感想はというと
しょっぱ!!
(・Д・)
ものすごく
塩辛かったです。
しかし
一度作っただけでは
原因が何なのかは
わかりません。
麺はDe Cecaoを使いましたが
アルデンテには仕上がりました。
とにかくしょっぱい。
いくら国によって味覚に違いが
あるとはいえ
さすがにコレは失敗です。
・茹で汁の塩が多かったか
(1.5%)
・使ったパセリソースがよくなかったか
(塩を多めに入れてるので)
・茹でながら炒めると塩分濃度が高く
なるのか
などなど
あとは
ニンニクの香りが弱かったです。
原因を突き止めないと
気が済まないぼくは
もう一度
条件を変えて作ってみました。
今度は
塩分を1%にして
パセリは生のものをみじん切りした
やつを使用
麺はDe Ceccoを使いきったので
Garofaloを使用
あとは同じ条件で
作ってみました。
それかこちら
今度の結果は
美味くもないし不味くもない
(・Д・)
塩分が薄く感じました。
更には
Garofaloだからか
アルデンテを通り越して
要は
麺が伸びたような食感
あと
最大のミスは
オイルが全然、絡んでいない。
今までの作り方の方が
断然、美味いペペロンチーノに
仕上がります。
でも
別にペペロンチーノのニンニクは
スライスでなければならない
とか
そんな決まりはありません。
ただ
自分の口に合うかというと
全く合いませんでした
しかし
こういう作り方が有るんだ
ということを知り
どう作ればどうなるのか
体感することは
とても重要なのです。
なので
嫌悪感はありません
そのイタリア人シェフは
その作り方に慣れてるから
そうするのが一番美味しくできる
いつも参考にしている
シェフの方々も同様です。
ただ
危険なのは
だからといって
いつも参考にしているシェフしか
参考にならない
と
「決め付ける」ことです
この作り方で上手くできないのは
自分の未熟さゆえです。
とはいえ
今のところ
麺と具材は別々で仕上げて
最後にソースもろとも
絡ませる方法が
理にかなっている
気はします。
もう何品か作ってみて
まずは
ちゃんと仕上げれるように
なってから
最終的な結論を
出したいと思ってます。
とにかくは
この人が絶対だと
決め付けることは
とても危険な感覚だし
視野も狭くなり
向上も望みづらくなるので
最終的に
自分の中で定まるまで
色んな情報を
柔軟にキャッチするアンテナを
張りつつ
まずは
キャッチしてトライする
それが流動的でいて
かつ
自分を確立するために
一番いい方法だと
そう思えれば
失敗が楽しくなってくる。
そんなお話でした
🐹。
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