LGBTsの住宅購入と、いざというときに助けになる「任意後見人」制度
「パートナーシップ合意契約書」や「相続」についてこれまでお話ししてきましたが、もう一つ、同性パートナーが家を買うタイミングでまだ締結していないのであれば、是非考えておきたいものがあります。それが「任意後見人契約」です。
任意後見契約とは任意後見契約とは、万一病気や認知症などで、判断能力を失ったときに、代わりに判断をしてくれる人を決めるための契約です。たとえば認知症になってしまったら、財産の管理(不動産や、貯金などをどうするのか)を自分で行うことはむずかしくなります。それを、