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住宅購入の具体的なプロセス

今年プリンセススクゥエアーでは、たくさんの「住宅購入の基礎知識」について紹介記事を書いてきました。とはいえ、一つ一つの知識がとてもボリュームがあるため、全部に目を通していただきながら、全体の流れを把握するのはとても大変かと思います。

そこで過去の記事を振り返りながら、具体的な住宅購入のプロセスについて、おさらいしてみたいと思います。


住宅購入プロセス①不動産会社への問い合わせ

家を買いたい!と思った時にまず気になるのは、「押し売りされないかな…」「LGBTsであることで差別的な対応をされないかな…」というところかと思います。また、「まだ本気で購入することを決めたわけじゃないけど、不動産会社に行ってから、どんな風にプロセスが進んでいくのか知りたい」という方もいらっしゃるかもしれません。

そんなみなさんのために、例えばプリンセススクゥエアーに問い合わせをしたら、その後どんな風にお話が進んでいくのか、ということを記事にしています。問い合わせから、内見までの流れがわかりますので、是非ご覧になってみてください!


住宅購入プロセス②住宅ローンと団信

上記記事で紹介した住みたい家の具体化、内見などが終わり、具体的に購入するぞ!となった時に発生するのが、「ローンの本審査」と「団信への加入」です。

そもそも、住宅ローンの基本的な考え方として、お一人で購入するのか、お二人でペアローンを組んで購入するのか、という二つの選択肢があります。

同性カップルの場合は、ペアローンを組むのもハードルが高いのでは、と思われる方も少なくないでしょう。具体的にどんな金融機関で、どんな書類で関係を証明したら借りられるのか、ということを以下の記事でまとめています。

また、住宅購入プロセスで意外と知られていないのが「団体信用生命保険」です。亡くなったり大きな病気になったりという局面で、住宅ローンを払わなくてよくなるための保険「団体信用生命保険」は住宅ローンを組む際に加入が必須のこともあります。住宅ローンの本審査の際に、団信に加入ができるかどうかの審査も必要となります。是非こちらの記事も一度目を通してみてください。


住宅購入プロセス③契約、ローンの実行

ローンの本審査、団信への加入が終わったら、いよいよ「契約」に移ります。

売主さん、買主さんの間に立って、不動産会社が「不動産売買契約書」を準備します。同時に「登記」といって、その不動産の持ち主が誰なのかを証明する書類を行政書士さんに依頼して作成をします。ここも不動産会社主導で行うことがほとんどですので、手続きが終わるのを待ちます。

※この部分の委託費用を節約したいという方は、自分で行政書士を探して書類を作ってもらうということもできます。

また、住宅ローンの契約も済ませると「住宅ローンの実行」という手続きが発生します。実際に住宅ローンを借りる金融機関に出かけて行って、手続きをしなければなりません。金融機関は平日昼間しかこういった手続きを行っていないため、お仕事をされている方は有給休暇や時間給をとる必要があります。お忙しい方はこの時期に向けて仕事の調整などを事前に行えるといいですね。


住宅購入プロセス④物件の引き渡し

契約や住宅ローンの実行が終わると、いよいよ物件の引き渡しになります。現在売主さんがその物件に住んでいる場合は、退去をされてからの引き渡しになります。このあたりのスケジュールは、売主さんともよく相談をして決めましょう。

契約と同時並行で引き渡しのスケジュールも決めることになりますが、「契約に、ローンの実行に、引越し……そんなにたくさん仕事の休みを取れないよ」という方は、先に鍵だけもらっておいて、実際の引越しスケジュールは少し後にしてもいいかもしれませんね。

いかがでしたでしょうか?

意外と考えることや準備することが多いと思われたかもしれません。でも、実際は「この家に絶対住みたい!」と思うような家に出会えた時には馬力が出てしまうものです。もちろん私たちもできるだけのサポートをします!
まずは理想の家に出会うため、お気軽に相談をしにきてくださいね。



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