「強み」って使い古したボロボロのバッグと同じなのかも
強み!てなんでしょう。
就活、転職、新しく何かを始める時…副業、起業?
そんな時、必ず言われるのが「あなたの強みって何?」です。
やはり強みがあなたの価値となり、あなたがやりたいこととやれること、そして求められていることを繋げていくための元になります。
だからこそ自分の強みが何か?を考えていくことが大事です。
強みがなかなかわからないと言われますが、それでも自分の中であれこれ考え抜いて出してきたものはもちろんあなたの強みに間違いないです。
でも、もっともっと近い所に本質的な強みってあるんだと思います。
「私の強みは〇〇ですって言ってる部分」以外でも、数十年の経歴の中で何気にあなたがずっと使い続けているもの。
ボロボロになった名刺入れだったり、いつまでもなぜか使ってしまう古いバッグと同じようにです。
特別意識しなくても朝出かける時すっとそのまま持って出たり、確認しなくてもいつもバックの中に入って持ち歩いているもの。
そんな感じで強みが存在しているのです。
使い心地がよくてもボロボロになったものは「こんなの人前には出せない」と思ったりするのと同じなのかもしれません。
だからこそ、そういう本質的な強みを自分ではみつけることが難しいのかなと思います。
でも、キャリアシートを見ながら、あなたの年表に沿ってこれまでしてきたことを聴いていると、そのキャリアの中に共通点が現われてくるのです。
「いつもこんな素敵な道具を使ってキャリアを積み重ねてきたんですね。」
と気づかせてもらえるのです。
それは使い古したボロボロなものではなく、あなたの価値としてあなた色の輝きを放っています。
キャリアコンサルタントとしてあなた色の価値にあなた自身が気づけた瞬間を見守ることができるのがとても嬉しい時間です。
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