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「本を読みすぎない」読書術のススメ

「本を読んで、どうするの?」

数え切れないほど「読書術本」を読み漁り、飽きるくらいに実用書を読んできました。最近思うのは、

読んだことを活かさないと意味がない

ということ。

前からアウトプットの重要性などわかっているつもりでした。ですが「大量にインプットしてこそ、にじみ出るような実力がつく」とも考えていました。

そう、読む以上のことをするのは「面倒くさかった」のです。

確かに本を読んでいたおかげで理解力やイメージ力がついたと思いますし、仕事や勉強の効率は上がったと自負しています。

ですが真剣にアウトプットをするようになり、新しいブレイクスルーが見えてきています。「読んでどう活かすか」までセットで考えるよう慣れたらこっちのもんです。

このような積極的な読書を「アクションリーディング」と言います。参考にしたのは「ゼロ秒思考」で有名な赤羽氏の本です。

受け身の読書と攻めの読書

「まえがき」で著者は、「攻めの読書」をしようと述べています。

あまり考えずにベストセラー本を買ってきたり、読んで「へぇ」と思って終わる人。

日本の読書人口を考えたら、これだけでも立派なものですが著者は「受け身の読書」と一刀両断します。

そう、赤羽さんはストイックです。「勉強も読書してるけど、、」という中級者以上の人に刺さる本が多いと思います。

話を戻します。「攻め」の読書をしている人こそが「できる人」。言い換えると「行動するための読書」をしている人といいます。

このような人々は、すごく忙しいのに欠かさずに読書をしています。ではどうやって習慣を作るのでしょうか?

読書時間の捻出術

他の本にもありますが、難しいことを達成するには最初に「時間のコントロール」を絶対に身につける必要があります。

平日の夜、休日、通勤時間、昼休み…。必ずどこかで本を読める時間はあると著者は断言。「それでもどうしても読めないなら相談してください」とメールアドレスを載せる徹底っぷりです。

そして一日の中に、「読書時間」を予め組み込むこと。

「読書をすることで実績を得る」ということの優先度を上げることから始めるのです。「7つの習慣」で有名な時間管理のマトリクスの第1領域に、「読書」を入れましょう。

本を読むことを、生活の中で「すぐにやるべき最優先事項」のひとつにするのです。

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それくらいに今の時代では読書が「必需品」だということです。この認識でいること自体が「攻め」の読書につながります。

でも、本を読みすぎてはいけない

この主張は珍しいですよね。著者はこう述べています。

30代までに300冊くらい読む、それ以降は週1冊程度におさえる。すでに読書の費用対効果は限界にきているので、人に会ったり現場に足を運ぶことに時間を使うべきだ。

本をたくさん読むのはいいことのように思えます。しかし、本だけに限らず情報収集の効率は上がっているのが現代です。

「本を読んでいればいい」は受け身です。

「本を読み、何をどう変えるか」この意識を常に持ち、「攻めの読書」をするのが大切。

本を読んだら、自分の行動をひとつでも変えるところから始めてみましょう。

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