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PRIMEのMISSIONと目指していること

こんにちは、PRIME代表の阿部伸弘です。
PRIMEはライバーマネジメント事業を軸としたITスタートアップです。
学生時代に起業してから10年、SNS領域でスマホアプリを作り続けてきました。2017年以降は、ライブ配信者を生み出し育成するライバーマネジメントに特化しています。

ライブ配信についてよく知らない方に向けて、業界の情報発信をしています。そもそもライブ配信とはという方は第1回をご覧ください。

前回は「ライバーマネジメントってどんな会社がやってるの?」について書きました。

本日は、ライブ配信を新たな職業として確立させることを目指す、PRIMEのことを知っていただくため「PRIMEのMISSIONと目指していること」について書いていきます!

急成長中のライブ配信マーケット

ライブ配信は、今最も成長しているマーケットの1つです。
インターネットコンテンツとは、常に“速くて便利”な方向にシフトします。ガラケーがスマートフォンへ、SNSがテキストから写真・動画へシフトしたように、あらゆるインターネットコンテンツが“速くて便利”なライブへ置き換わることが予測されます。これまで主流だったSNSといえば「YouTube」などのアーカイブコンテンツでしたが、今後はリアルタイムを発信する「ライブ配信」が主流になる時代がくるでしょう。
 
ちなみに中国では、ライブ配信ユーザー数がインターネット利用者人口の6割以上を占めているという状況。2021年の市場規模はライブ配信だけでも約2兆円と予測されています。日本は中国に3~4年遅れて追随する形で市場が拡大するといわれ、2024年にはライブ配信人口約700万人、市場規模2,000億円超に到達するといわれています。市場規模の拡大に伴い、ライブアプリ数が増え続けていることから、ライブ配信は急成長中のマーケットとなっています。

さらに、2020年はコロナウイルスの影響で生活様式や働き方が変化。YouTuber等で個が活躍する新しい生き方も珍しくなくなり、在宅ワークも一般化し、副業としてライブ配信を選択する人も増えました。家での過ごし方が多様化し、想定よりも早くオンライン上のコミュニケーションは当たり前になりました。

PRIMEのMISSIONとは

PRIMEは2010年に設立し、2017年からライバーマネジメント事業を開始。それまでは独自SNSなどのアプリ開発事業に力を注いでいました。私は、次世代のSNSはリアルタイムを配信する「ライブ配信」だと確信しましたが、マーケットはまだまだ不完全だと感じていました。数多くのライバーの意見を調査すると、コミュニケーション課題によって、「ライブ配信」を活用しきれていないことが判明。"速くて便利"なリアルタイムのSNSマーケットをサポートして、更に盛り上げていくプロダクトを作りたいという想いから、ライバーマネジメント事業を開始しました。

MISSION「世界中の人々の自己実現をテクノロジーで叶える」
 
インターネットコンテンツのライブ化はスマホ化と同様、莫大なマーケットトレンド。
ライブ配信を通してコミュニケーション課題を解決し、成功体験や自己実現を提供していきます。

第7回の記事で、ライブ配信が必要とされる理由は「ライバーが自分を認知して日常的に気軽にコミュニケーションが取れる体験により、孤独が解消されている」と書きました。ライバーが提供しているものは「コミュニティ」であり、配信側と視聴者側双方で、オンライン上での「新しい居場所」を作っています。そのためライブ配信では、ファンとのコミュ二ケーションが不可欠です。

そこでPRIMEは、ライバーとリスナーとのコミュニケーション課題をテクノロジーを使って解決し、ライバーに成功体験や自己実現を提供することをMISSION(使命)としています。ライブ配信に関する知識がゼロの初心者を育成し、早期立ち上がりと継続的な活躍を実現します。

また、PRIMEがこだわっているのは、データとテクノロジーを駆使してライバーを育成することです。デジタルマネジメントすることで、正確で、客観的に、納得感のあるアドバイスをすることができます。勉強でも進捗を数字でみせることでモチベーション管理しやすくなりますよね。ライブ配信の複雑で多くの指標の中から、ライバー向けにシンプルな情報にして伝えています。5000人規模のデータを使いこなすのは苦労しました(苦笑)
再現性のあるデータマネジメントを強みとしたITスタートアップとして、コミュニケーションを科学していきます。

ああああ

PRIMEが解決したい社会の課題

日本の労働市場には、仕事がつらい、年収があがらない、仕事の選択肢がない、といった課題があり、数多くの人が経済面で不安を抱えています。年収があがる見込みがない、子育てと両立したいけど在宅ワークの仕事が見つからない、地方で仕事の選択肢が少ないなど、それぞれが不安を抱え、自分らしく働いて、生きていくことを諦めています。

▼解決したい課題
・仕事がつらい(人間関係の悩みなど感情面の理由で、約70%が仕事のつらさを実感)
・年収が上がらない(学歴や性別による雇用格差)
・仕事の選択肢がない(女性が子育てとの両立困難、地方での在宅ワークの少なさ)

さらに、新型コロナ(COVID-19)の流行で、接客業や飲食業、その他リアルの仕事がなくなったりと労働課題が増え、不安を抱えていくなか、「在宅ワーク」「副業」への需要が加速しています。

ライブ配信を職業とする「ライバー」とは、頑張っている姿が評価される唯一の職業です。
学歴、性別、年齢、肩書で制限されず、住む場所や就労時間もそれぞれの生き方に合わせて自分らしく働ける。最近はキャリアで出世意欲が高くても、上層部が固定化されていて会社組織内では出世できないという事情で辞職して、ライブ配信を本業にする人が増えてきました。ライブ配信は、いろんな働き方ができて、それぞれの理想に近づけた働き方ができる唯一のマーケットと言っても過言ではありません。

PRIMEは、ライバーという職業によって新しい働き方を実現させたいと思っています。

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PRIMEが目指していること

PRIMEは「ライバーという新しい職業により、人生の選択肢・居場所をより多くのひとに提供する」ことを目指しています。
ライブ配信はこれまでの人生で習得したコミュニケーション能力を活かした仕事であり、経歴や時間、住む場所に捉われない新しい働き方を実現しました。昨年からは新型コロナ(COVID-19)で仕事を失ってしまった方の新しい働き口になっています。業界全体が盛り上がっていくことで、ライブ配信での成功体験によって精神的にも経済的にも自立する体感を得ることができる人は増えていくはずです。 
また、日常的に気軽にコミュニケーションが取れることで、オンライン上での「新しい居場所」を作り出していきます。
社会人になると家庭や仕事に時間を使うようになることを理由に、新しくコミュニティを作るのが難しくなったと感じる人が多いのではないでしょうか。そんな中、共通の趣味からコミュニティができることが多いように、ライバーを共通の話題としてファンコミュニティが形成されています。ライバーという趣味は、匿名、在宅で誰でも気楽に楽しめることで趣味として広がりやすいのも、ライブ配信上でファンコミュニティができていく要因の一つだと考えます。
インターネットコンテンツの多くはライブ化していくでしょうし、技術革新でライブでのコミュニケーションの質が高まっていくはずです。PRIMEは、ライバーとリスナーが良い関係性になれるようなコミュニケーション設計を考えていきます。


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次回は、「動画配信とライブ配信の違い」について書きたいと思います!

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