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文系エンジニアが企業から求められる理由

エンジニアというと理系でないとなれないというイメージがありますが、最近では文系のエンジニアが企業で求められるようになっています。

なぜかというと、先行きが不透明なVUCA時代においては、経営視点とIT視点の両方が求められるからです。

近年のテクノロジーの発展は目覚ましく、世界では次々と新しい技術が生み出されています。

ついこの間まで最先端だったものが、あっという間に廃れてしまうということも珍しくありません。

数年先のことでさえ正確に見通すことは、非常に難しい時代になりました。

そこで注目されているのが、DXを推進する人材です。

DXとはデジタルトランスフォーメーションの略で、進化したI技術を浸透させ人々の生活をより豊かなものに使用というものになります。

必ずしもITのスペシャリストである必要はなく、顧客や社会のニーズを読み解き事業を発展させられる人材が必要とされています。

文系エンジニアは、そういった組織内でDXの推進役になる可能性があります。
優れたテクノロジーや技術があっても、それを上手く生かすことができないのであれば宝の持ち腐れになってしまいます。

自分たちの持つ技術がどういった場面で活用できるのかを見出し、そのための課題を解決していく能力が必要です。

DXの推進役になるためには、柔軟な対応力や何が問題なのかを見極める観察力や判断力が必要になります。

真価が問われるのは、上手く行かない時や失敗した時です。自分一人で問題を解決できることは少なく、周りの人を巻き込んで課題に取り組む必要があります。

文系出身者はコミュニケーション能力に長けていることも多く、チームとしてのパフォーマンスをアップさせることにつながります。

また、クライアントがIT技術やテクノロジーに詳しくない場合、クライアントの視点に立って交渉することも必要になります。

誰にでも分かりやすい言葉で説明したり、クライアントのニーズを的確に読み取る能力です。
文系エンジニアはそういった交渉にも最適でしょう。



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